簡単!シャワーヘッドの交換方法と確認すべきこと

毎日使うけれど、普段はあまり気にも止めないシャワーですがシャワーも年々進化をしています。美容に効果のあるシャワーヘッドも発売されていて交換を検討している人もいるのではないでしょうか。水の出方がおかしくなってシャワーヘッドの交換を余儀なくされている人もいるでしょう。シャワーヘッドの交換は意外と簡単です。ここでは交換の仕方やポイントについて解説します。


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シャワ ーヘッドの交換方法!交換する前に確認すべきこと

シャワーの交換は想像しているよりも簡単でDIY初心者でも扱いやすいです。シャワーヘッドだけを交換する方法を紹介します。

シャワーヘッドを交換する前に確認すべきこと

シャワーヘッドには、ヘッドとホースが別々になったホース分解型と両方がつながっているホース一体型の2種類があります。

ホース分解型はシャワーヘッドのみの交換ができます。一方でホース一体型はシャワーヘッドだけを取り外せないため、ホースも一緒に交換しなくてはなりません。そのため交換したいシャワーヘッドが、どちらのタイプであるかを事前に確認しておくことが大切です。

また、シャワーヘッドの種類の確認とあわせてメーカーのチェックも重要なポイントです。水栓・ホース・シャワーは基本同じメーカーの商品で揃えますが、各部品のメーカーが異なる際はアダプターを使用します。ただし、部品によってはアダプターが合わない場合もあるため、できる限り同じメーカーの商品で揃えることが得策です。

メーカーはヘッドとホースの接続部分辺りに書かれているのが一般的です。使用年数が経過しているなどの理由で、メーカーがはっきり確認できない場合は写真を撮って業者に問い合わせましょう。

シャワーヘッドの交換

シャワーヘッドの交換方法は以下のステップで行うとスムーズに作業が行えます。

1.ホース側の金具を右方向に回して、シャワーヘッドを取り外します。このとき、シャワーヘッドが固くて回らない場合は、ゴム手袋を着用して回すと力が入りやすく外れやすいです。

2.新しいシャワーヘッドをホース側の金具を回しながら取り付けます。新しいシャワーヘッドを購入するときは、金具に対応しているか確認してから購入しましょう。取り付け時はシャワーヘッド側を回して取り付けると、ネジに傷がついて破損する恐れがあるので必ずホース側を回してください。

3.取り付けが完了したら、実際に吐水させて出方に不具合がないか確認します。

片手で水の出し止めができるストップシャワーヘッドや浄水機能がある浄水シャワーヘッドなど、目的に合わせたシャワーヘッドを選んで交換しましょう。

どんなシャワーヘッドを選ぶか

シャワーはどれも同じではなく、近年さまざまな種類のシャワーが発売されています。たとえば、節水効果が高いシャワーヘッドや手元で切り替えが自由にできるストップボタン付きのシャワーヘッド、肌当たりの優しさにこだわったシャワーヘッドなど、目的に応じたシャワーヘッドが選べます。

色や材質もさまざまな物が販売されているので、シャワーヘッドに合わせて交換するのもおすすめです。

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シャワーホースの交換方法!交換する前に確認すべきこと

シャワーホースの汚れや劣化が目立ってきたら新しいホースへの交換が必要です。交換する前に、シャワーヘッド同様、確認すべき点を押さえておきましょう。

シャワーホースを交換する前に確認すべきこと

シャワーホースを交換するには交換前のホースと同じ長さのホースを購入します。ホースが短いとフックに届かなかったり、逆に長すぎるとホースが床についてしまったりなど、長さが違うホースは使い勝手が悪くなるおそれが考えられます。

標準的なシャワーホースの長さは、1~2mですが、中には3mのホースを使用している場合もあります。現在使っているシャワーホースがどの長さなのか、事前に測ることが大切です。

また、シャワーホースと水栓の間にアダプターが使われているかどうかチェックしてみてください。混合栓の種類によってはアダプターが必要になる場合もあります。

シャワーホースの交換

シャワーのホースだけを交換したい場合も簡単な3ステップで完了できます。

1.混合栓とホースの間にある金具を回して、ホースを取り外します。メーカーによってはそのまま回せず、プライヤーなどの工具が必要となるものもあるので、事前に必用な工具を確認して準備しておきましょう。

2.新しいホースの両端についている金具を確認し、正しい向きで取り付けを行います。金具の長さが短いほうが混合栓側、長い方がシャワーヘッド側です。ホースを購入するときは金具が対応しているかを確認して購入しましょう。

3.取り付けが完了したら、実際に吐水させて出方に不具合がないか確認します。

シャワーホースにも色や材質の違いや防カビ性能などさまざまな種類が存在します。目的に合ったものを選びましょう。

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【シャワーヘッド】よくあるトラブル

シャワーヘッドの使用年数が長くなり劣化が始まってくると、以下のようなトラブルが多く見受けられます。良くあるトラブルをそれぞれ詳しく紹介します。

シャワーヘッドから水が止まらない

シャワーの水を止めてもシャワーヘッドから水が流れ出てくることがあります。

ヘッドを上向きにして水が出てこなければ、シャワーヘッドに残った残留水なので問題ありません。しかし、ヘッドを上向きにしても水が止まらない場合は、シャワーのバルブもしくは本体そのものが劣化・故障している可能性があります。これらのケースの多くはバルブの交換によって直ります。

シャワーヘッドとホースの間から水漏れ

シャワーヘッドとホースの間からの水漏れはつなぎ目にあるパッキンの劣化が原因です。パッキンは水漏れを防ぐための部品ですが、長年の使用により劣化が生じると水漏れを防ぐ機能の維持が難しくなります。

パッキンがひび割れていたり触ったとき手が黒くなったりしたら、パッキンの劣化が疑われます。この場合、パッキンの交換によって水漏れが止まるケースが多いです。

シャワーヘッドのパッキンを変えるには?

難しいイメージをもたれるパッキンの交換作業ですが、実際は初心者でも比較的簡単に交換できます。

シャワーヘッドのパッキン交換作業は以下の流れで行います。

1.作業中に水が出ないようマイナスドライバーで止水栓を閉めます。
2.シャワーヘッドとホースの接続部分を反時計回りに回し、ホースからヘッドを外します。
3.ヘッド側についているOリングを外し、新しいOリングと交換します。
4.ホース側についているUパッキンを外し、新しいUパッキンと交換します。
5.シャワーヘッドを元どおりに取り付けます。
6.マイナスドライバーで止水栓を再度開きます。

古いパッキンが外れにくい場合は、つまようじもしくはマイナスドライバーを使用すると外れやすくなります。

シャワーの部品を交換する最適なタイミングって?

毎日使うシャワーは、いつのタイミングで交換するのがベストなのかわからないという人も多いです。交換を一度もしたことがない人もいるでしょう。

ここからはシャワーの部品を交換する時期について解説します。

耐用年数は5年程度といわれている

一般的にシャワーの耐用年数は約5年といわれています。しかし、5年経ったからといって必ず交換が必要かといわれれば、そうでないことも多いです。

交換の目安としてはシャワーからの水の出方に違和感があったときや途中で水漏れが発生したとき、ホース部分に破れやひび割れが見られたときは、すぐに交換をしたほうが良いでしょう。

また、ホース部分に取れないカビや水垢が付着しているときも浴室に広がってしまうので早めに交換するのがおすすめです。

耐用年数である5年が経過していなくても、使用状況によっては劣化が早まり交換を迫られることもあります。

また、耐用年数や劣化具合にはこだわらず、欲しい機能が付いたシャワーが発売されたタイミングで交換しても良いのです。

定期的な掃除で交換の頻度は減らせる

毎日のお風呂掃除と一緒にシャワーも掃除しておくと劣化で交換する頻度は格段に減らせます。第一に、シャワーに水垢やカビが繁殖しないように水気を取ることを心掛けましょう。

小まめに水気を取っていても水垢は発生してしまいます。シャワーヘッドに水垢が付着したまま放置していると、頑固な取れにくい汚れとなって吐水がスムーズに行われなくなることも多いのです。

月1回程度はシャワーヘッドの吐水口が目詰まりしないように、浴室用洗剤を使って歯ブラシで擦るように掃除すると良いでしょう。

歯ブラシのほかにも虫ピンでも代用できます。また、シャワーの吐水口を掃除する専用のブラシも販売されているので試してみてください。

さらに細かい部分の掃除もできます。プラスドライバーなどで分解しないといけませんが、シャワー板を分解すれば内部の隅々まで掃除できるので、いつでも衛生的に使うことができ長持ちします。

分解できないタイプのシャワーヘッドの場合は、シャワーごとつけ置きする方法で内部も洗浄できますよ。

水垢や石鹸カスを除去してくれるつけ置き用の洗浄剤が販売されているので試してみてください。

シャワーヘッドの交換を自分でするのは難しいと感じる人や、万が一失敗したらどうしようと不安な人は、おうちの御用聞き家工房にお任せください。

おうちの御用聞き家工房では、お家に関する困りごとを素早く解決できます。シャワーヘッドの交換以外にもシャワーフックの交換や水栓交換など、ありとあらゆる困りごとに柔軟に対応できます。

電話1本いただければ、最短即日にお伺いし困りごとを解決しますので、なんなりとご相談ください。家工房のスタッフが丁寧に交換いたします。

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まとめ

シャワーは毎日使用している人も多く、不具合が出てからでは生活に不便が生じることになります。耐用年数である5年を目安に一度交換を検討してみてください。

また自分で交換が難しいと判断したときは、プロに依頼することも検討しましょう。素早くきれいに交換してくれますよ。