失敗しない草刈り業者の選び方!おすすめの業者の特徴とは

庭付き一戸建ての利点は、庭木や芝生などを植えて豊かな緑を楽しめることです。しかし、木や草は成長するもの。とくに雑草は定期的に手入れをしないと、伸び放題になって庭全体が雑然とした印象になってしまいます。 とはいえ、草刈りは体力仕事です。年齢を重ねれば重ねるほど、その作業は体に堪えることでしょう。 今回は庭の草刈りを業者に依頼する方法や流れを解説します。 おすすめの時季や良い業者の選び方、依頼時に確認すべきポイントをまとめました。


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草刈りのおすすめの時季・タイミング


草刈りは、年に3回行うことをおすすめします。では、いつ行うと良いのでしょうか。草刈りに適した気候と時季について解説していきます。

晴れの日

草刈りにおすすめなのは、晴れが続いていて前後に雨の予報がない日です。

そもそも、雨の中で作業を行うのは大変です。草の成長の面から見ても、雨との相性は良くありません。雨のあとに晴れの日が続くと、草の成長を促す水と日光の要素がそろうことになり、成長のスピードが上がってしまうためです。

また、雨が降る直前に刈るのも良くありません。せっかく刈った草にまた栄養が行き渡り、予想より早く成長してしまうためです。

よって、天気の良い晴れの日を狙って、草刈りを行ってください。

6~7月

狙い目は、梅雨が明けて晴れが続いているタイミングです。

梅雨から初夏は、草が最も成長しやすい時季です。梅雨には雨が降りやすく、晴れの日には強い日差しが降り注ぎます。草にとっては良い環境が整っているため、草刈りには不向きです。

そのため、草が成長しきった梅雨明けの晴れが続くタイミングで草刈りをします。しばらくは成長を抑えられるでしょう。

ただし、真夏に入ると熱中症の心配なども出てくるため、暑さがピークを迎える前に庭の手入れを済ませておくのがおすすめです。

9~10月

この時季は草に大きなダメージを与えられるので、草刈りにおすすめといえます。秋が近づいてくると真夏と比べて日差しが弱くなり、草の成長が落ち着くためです。草刈りで雑草の成長を阻害できるでしょう。

とはいえ、まだまだ残暑が厳しい時季ではあるので、作業を行う場合は水分補給をしっかり行うことを忘れないでください。

11~12月

次の春にまた青々とした草花の芽吹きを楽しむためにも、この1年のお礼を込めて大掃除がてら、この時季に草刈りをすることをおすすめします。

寒くなると、多くの草木は枯れていきます。鮮やかな緑色は見られなくなり、庭全体が寂しく、くたびれたような雰囲気になってしまうことでしょう。冬の間、ずっとそんな景観を眺めているのは耐え難いものです。

草刈りで枯れた雑草を取り除き、新しい年をキレイな庭で迎えられるように準備しましょう。

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草刈りって業者に依頼すべき?

草刈りは、ご家庭でもできるハウスメンテナンスのひとつです。「業者に依頼するとお金もかかるし、自分ですれば良いのでは?」と思う方もいるのではないでしょうか。

ここでは、草刈りを業者に依頼することで得られるメリットを4つの項目にわけて解説します。

所要時間

庭の広さによるものの、30坪程度の敷地の草刈りを1人で行うと、半日程度の時間がかかるでしょう。鎌や剪定鋏を使う作業は重労働といえます。

中腰で作業するため足腰に負担がかかるでしょう。また、暑い季節の屋外作業では、虫刺されや熱中症などへの対策も必要です。

そこで業者に依頼すれば1~3時間程度の作業で済みます。必要に応じて人員をそろえ、芝刈り機やブロワーをはじめとする業務用の器材を使って作業にあたるため、非常にスピーディーです。

依頼人が作業を監督する必要はなく、最初に仕上がりのイメージを伝えれば、あとは家のなかで待つだけで済みます。

草刈りの仕上がり

草刈り後の仕上がりを比較すると、圧倒的にクオリティが高くなるのは業者による作業でしょう。

ご家庭で草刈りをすると、道具の扱いに慣れておらず、細かい部分まではなかなかキレイにしにくいものです。また、作業の疲れから刈込みが甘くなり、仕上がりにムラが生じてしまいます。

これに対して業者は、ハウスメンテナンスのプロです。芝刈り機などの道具で均一に草を刈り取り、敷地や庭石との境目のように細かい部分もしっかりお手入れしてくれます。

1回の施工による仕上がりがキレイだと、庭の美観が長続きします。業者に依頼すれば草刈りの回数を減らせるため、その分全体的な負担の軽減につながります。

掛かる費用

ご家庭で草刈りをする場合は、人件費や工賃が一切かかりません。鎌をはじめとする道具やゴミ袋といった作業に必要な物品を用意するのに費用がかかります。しかし、すでにご家庭に備えてある場合は、コストの負担なく庭を整えられるでしょう。

ただし、刈り取った草を処分するのに手間がかかることに注意が必要です。刈り取った草は自治体の処分方法にしたがって捨てる必要があるうえ、量が多いと数回に分けてゴミを出す必要もあるでしょう。

また、刈り取った草を放置すると、異臭や害虫が発生する可能性もあり、近隣に迷惑をかけてしまいかねません。場合によっては、費用をかけて処分業者に引き取ってもらう必要があります。

草刈りを業者に依頼するときは、30坪で30,000~50,000円前後の費用がかかるのが相場です。費用の算出方法や金額は業者によって異なるので、複数の業者から相見積もりをとって確認してください。

刈り取った草を引き取って処分までしてくれる業者を選べば、ハウスメンテナンスの手間を大きく省けるでしょう。ただし、業者によっては引き取りを行っていない場合や、草刈り作業と草の処分料を別会計にしている場合もあるので、総額の費用で検討する必要があります。

草刈りのほかに色々したい

ご家庭で草刈りをすると、それだけで1日が終わってしまうのが実情ではないでしょうか。業者に草刈りを依頼すれば、草刈り以外のお庭のお手入れもまとめてお願いできます。

たとえば、草刈りの頻度を減らしたいときは、除草シートを敷設するか砂利敷きにリフォームするといった解決方法があります。お庭のリフォームを家庭で行うのは困難であるものの、業者なら丸ごと依頼ができ、快適な庭のある生活を楽しむのに役立ちます。

草刈りと一緒に、庭木の剪定も業者に依頼するのも選択肢のひとつです。庭木の剪定を依頼すれば樹形が美しく整うだけでなく、落ち葉や害虫も防げて一石二鳥です。しかも、選定した枝葉を分別する、細かく切ってゴミ出しするなどの手間もかかりません。

ある程度の費用がかかるものの、草刈りを業者に依頼すれば、庭のお手入れをする作業負担の大幅な削減を見込めます。とはいえ、庭の面積や構造によってはご家庭でも十分対応できるため、メリットとデメリットを比較して依頼するか判断することが大切です。

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草刈り業者のおすすめの選び方

「草刈りはしたいけれど、自分でするとなると難しい事情がある…」という場合は、業者に依頼すると良いでしょう。

草刈りを業者に依頼するとなると、質の高いサービスを提供してくれる業者を選びたいところです。ここでは良い草刈り業者の選び方をまとめました。

料金明瞭な業者

作業後に見積もり金額より高い料金を請求されないよう、見積もりの段階でかかる料金の総額を提示してくれる業者や、料金の内訳を細かく説明してくれる業者を選ぶようにしましょう。草刈りにかかる金額設定は、業者によりさまざまだからです。

多くの業者は庭の面積で料金を設定していますが、なかには作業時間や、実際に刈り取った草の量によって料金を決定する業者もあります。

また、悪質な業者はホームページに最低料金を掲載し、現場に到着してからオプション追加などで料金を上乗せすることもあるため、要注意です。

ホームページに力を入れている業者

ホームページは、業者の情報を得たいときに役立ちます。サービス詳細や料金を丁寧に説明していたり、施工事例を多く掲載していたりする業者なら、どんなサービスを提供しているかが分かりやすいでしょう。

ホームページがない、または情報が不十分であるという場合は、依頼前に業者について詳しく知ることができません。相手の情報があいまいなまま依頼すると思わぬトラブルが発生することもあるため、まずはネットで業者について調べるようにしましょう。

現地で見積もりをしてくれる業者

草刈りを業者に依頼する場合は、現地見積もりをしてくれるかどうかも確認すべき項目です。

近頃はホームページで情報を入力すれば、画面に見積もり額を提示してくれる業者は多くあります。しかし、草刈りとなれば、あなたの自宅の庭を見ないと正確な費用は出せないものです。庭の広さ・接地物の有無・最適な草刈りの方法など、目で見て初めて分かる情報がたくさんあります。そのため、現地見積りをしてもらうことが大切です。

ただし、業者によっては見積もりの出張料がかかることもあるため、事前にしっかりチェックしておきましょう。

地域密着型の業者なら、あなたの自宅に近い店舗からスタッフを派遣できるため、現地見積もりをしてくれることがあります。業者探しをするときは、近隣の業者を探すこともおすすめです。

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【注意点】業者に依頼する前に確認すべき3つのこと

草刈りを業者に依頼することになったら、事前に確認すべきことが3つあります。最後にそれぞれのポイントについて解説していきましょう。

ホームページでの情報収集

前述したとおり、草刈りを業者に依頼する場合はホームページに力を入れている業者を選ぶことをおすすめします。ホームページでは、以下の点を確認していきましょう。

まずは料金がきちんと掲載されているかどうか。坪単価や料金の計算方法などが明記されていれば、依頼前にだいたいどれくらいの費用がかかるか予想できます。

続いては実績や、口コミ・レビューが掲載されているか。実績が多ければ、多くのお客さまに依頼されているという信頼感につながります。口コミやレビューは実際に依頼したお客さまの生の声なので、事前にチェックしておくべきです。

草刈りの工程も確認しておきましょう。とくに、刈り取ったあとの草の処分は業者なのか依頼主なのかは、よく見落としてしまう部分です。

サービス詳細がだいたい分かったら、会社情報(運営者情報)にも目を通しておきましょう。経営者名や所在地などの情報がきちんと記載されているかどうかで、業者としてきちんとしているかを判断できるでしょう。

処分費かかかることも

刈り取った草の処分を業者へ依頼すると、処分費がかかる場合があります。どれくらいの量で、どの程度の費用がかかるか事前に確認しておきましょう。

処分費の負担が大きいと感じる場合は、あなたが処理するという選択肢もあります。予算などを考慮して方法を検討してください。

業者比較

初めて草刈りを業者に依頼する場合は、複数の業者を比較することをおすすめします。1社に絞って依頼すると、適正価格が分からないまま依頼することになってしまうためです。

まずは相見積もりを取り、料金と質を比較して良いと思う業者を絞りましょう。問い合わせたときのスタッフの対応なども、良い業者なのかを見わける判断基準のひとつです。

相見積もりを取るときは、ぜひ「おうちの御用聞き家工房」にお問い合わせください。モットーは地域密着。「庭の雑草を何とかしたい」とのお問い合わせにも、最短即日でお伺い可能です。また、ホームページでは、多くのお住まいの草刈りをお手伝いしてきた事例を掲載しています。わたしたちの仕事ぶりを、ぜひご確認ください。

「ささいな困りごとなんだけど…」「こんなこと相談して大丈夫?」といった、「トラブルなのか分からないけど、ちょっと見てくれないかな?」という相談もお気軽にご相談ください。弊社スタッフがすぐに駆けつけます。

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まとめ

草刈りを定期的に行うことで、庭をキレイに保てます。とはいえ、あなたや家族でするとなると、大変なこともあるでしょう。

草刈りを業者に依頼する場合は、事前に情報を集めることが重要と言えます。とくに信頼性の高さは安心材料です。自宅の敷地内に業者を入れるため、ホームページや問い合わせなどを通じて、信頼できる業者かどうかじっくり考えた上で依頼しましょう。

料金や作業内容など、サービスでわからないことがあれば担当者に確認して、「信頼できる」と思える業者を選んでください。