ウッドデッキの再塗装の費用相場はいくら? 実施時期と依頼先の選び方を紹介

ウッドデッキがあると、天気の良い日はアウトドアリビングとしてゆったり過ごす場所が生まれますよね。愛犬の遊び場やガーデニングスペースにしたり、休日にはバーベキューをしたりと、幅広い楽しみ方もあります。 そんなウッドデッキを長く活用するためには、定期的なメンテナンスが必要です。今回はメンテナンスのひとつ、ウッドデッキの塗装について費用相場や依頼先の選び方について紹介します。


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【比較】ウッドデッキの塗装費用

ウッドデッキの塗装というと、「手軽そうだし、安く済むから」とDIYを検討する方も多いのではないでしょうか。確かに塗料を購入し、DIYで行ったほうが塗装費用は安く済みます。

一方で、DIYはウッドデッキの補修や交換の判断を自分で下さ なくてはなりません。補修や交換の有無の判断が難しい場合は、業者に相談したほうが安心です。

ここでは比較の参考に、ウッドデッキの塗装をDIYで行った場合と業者に依頼した場合の費用感を解説します。

DIYで再塗装を行った場合は1万から4万で済むことも

DIYでウッドデッキの塗装を行う場合は、業者のように工賃や諸経費を支払わない分、安く抑えられます。DIYでかかる費用は、ホームセンターなどで購入する道具と塗料の代金のみです。

ウッドデッキの塗装に必要な道具を一から揃えるのであれば、塗装作業のためのハケやローラーに加えて、表面の汚れや古い塗料を落とすサンドペーパーを用意します。周囲に塗料がつかないようにする養生テープも、購入しておくと便利です。

これらの道具に塗料を含めると、DIYの費用相場は1万から4万円程度です。

塗料はウッドデッキの状態や性質によっては、下塗りを含めて3回ほど塗装する必要があります。そのため費用も上記のとおり幅ができます。

またDIYは、1日で終わるというイメージがある方も多いのではないでしょうか。実際は清掃時に染み込んだ水分を乾燥させてから作業するため、清掃から塗装完了まで3日から4日かかるのが一般的です。

業者に依頼した場合は、数万円~最大30万円かかることも

業者に依頼した場合は、塗料や養生テープなど消耗品代に加えて、工賃や諸経費がかかります。工賃や諸経費は業者によって異なるため、相場の幅も広くなります。

工賃に含まれるのは、人件費や手間賃などです。たとえば1坪程度の小さなスペースを作業と比べると、広いウッドデッキを塗装したり、補修が必要だったりする場合のほうが、人件費も作業時間も当然多くなります。

業者ごとの料金設定の違いだけではなく、ウッドデッキの状態や作業内容によって、数万円あるいは最大30万円程度かかることも見込まれます。

高額になる可能性がありますが、業者に依頼すれば、補修や部分交換など塗装以外のメンテナンスが必要だった場合、予算とあわせて傷んでいる場所や程度を教えてもらえます。予算やスケジュールが合うなら、同時にメンテナンスもセットで依頼できることも業者依頼のメリットです。

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ウッドデッキの塗装費用を節約するポイント

ウッドデッキを長く愛用したいなら、業者に定期的なメンテナンスを依頼することが大切です。剥がれた塗料を再塗装するタイミングで、補修や部分交換の必要性もチェックしてもらえば、異常を見逃すことなく早めに対処できます。

しかし、前述の費用相場を見ると、「業者に頼むのは高くつきそうで不安」という方も多いのではないでしょうか。

そこでここでは、ウッドデッキの塗装費用を少しでも安く抑えるために注意しておきたい、いくつかのポイントを紹介します。

塗装費用を決める要素

業者がウッドデッキの塗装費用を決めるときは、主に以下の部分をチェックしています。

・ウッドデッキの大きさ
・ウッドデッキの素材
・使用する塗料
・補修作業の有無
・仮設足場の必要性
・その他(下地調整費、養生費)

ウッドデッキと一口に言っても、面積や素材、塗料の種類は多種多様です。面積が広ければ、その分だけ塗料が必要なのはもちろん、水分を吸収しやすい素材で造られているウッドデッキは重ね塗り用に塗料を多く用意しなくてはなりません。

使用する塗料が多ければ、作業にかかる人件費と塗料代も高くなります。少ない量で済む場合も、対候性に優れたものや希少な色など、特別な塗料を使用すれば相応の費用が必要です。

他にも補修作業の有無や、仮設足場の必要性も塗装費用を左右します。2階部分やカーポートの上などにウッドデッキを設置している場合、柵の外側などは仮設足場を組み立てて作業するため、組み立てや解体にかかる費用が追加されます。

節約するポイント

ウッドデッキの塗装を節約するには、費用が発生する要素を可能な範囲で取り除いていくことです。ただし、表面的な安さだけを見ると、かえって高くつく場合もある点に注意しましょう。

ウッドデッキは外壁と比べて、メンテナンスサイクルが3~5年と短いものです。ウッドデッキの状態によっては補修作業が必要なケースもあり、適切な判断や対処ができなければ耐久年数に影響を与えるおそれもあります。

「安いほうが良いから」と塗装費用を抑えることだけを優先しすぎず、中長期的な節約を目指すことがお得です。安く済ませて短期間に何度も再塗装や補修が発生するよりも、一度に相応のお金をかけて大々的にメンテナンスしたほうが、総合的に見ると安くなるものです。

豊富な知識と確かな技術で、丁寧に作業してくれるプロに依頼するほうが、結果的に節約につながることも少なくありません。

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ウッドデッキの塗装を依頼する業者の選定方法とは

ウッドデッキの塗装を業者に依頼するときは、料金設定や作業内容や仕上がりも含めて、信頼できる業者を選ぶことが大切です。

業者に依頼するなら、以下のような点に考慮して依頼先を決めましょう。

ウッドデッキの業者を選ぶコツ

ウッドデッキの業者を選ぶときのコツは、次にあげる3つの基準で複数の候補を比較することです。

ポイント1.専門の会社かどうか

ウッドデッキの塗装・再塗装の知識や技術があることが第一条件です。正しい知識や技術がなければ補修の必要性を判断したり、適切な施工を提案したりできません。

中には現状をきちんと確認しないまま、ウッドデッキ自体の買い替えを提案する業者もいます。専門的な知識と技術にもとづいた提案や、施工ができるところを選びましょう。

ポイント2.地元密着の会社かどうか

遠方よりも、地域密着の会社を選ぶと余計な費用を抑えやすくなります。一般的なリノベーションや補修工事に比べると、ウッドデッキの塗装は安い部類に入るため、遠方の業者からは敬遠されやすい依頼です。

地域密着の会社なら移動時間が短く済むこともあり、気軽に引き受けてくれます。地域との関係性を重視している会社なら、評判が広まりやすい分、仕事も丁寧です。

ポイント3.経験豊富な会社かどうか

すべてのリフォーム会社がウッドデッキに詳しいとは限りません。塗装についての施工例が豊富なところや、専門部署があるところなど、実績と整った体制のある会社を選びましょう。

知識があっても実際に経験がなければ、長持ちするような施工は難しいものです。過去の施工実績について、できる限り確認しておくことをおすすめします。

お家のお困りごとの解決なら「おうちの御用聞き家工房」

お家によってウッドデッキの素材や形状、状態は異なります。まずは現状を見てもらってから適切な提案をうけることが最優先です。

ウッドデッキについてのご相談は、「おうちの御用聞き家工房」にお任せください。おうちの御用聞き家工房なら、実績が豊富で安心してご依頼いただけます。

電話1本で、最短即日対応が可能です。「ウッドデッキが劣化してきたけど、塗装すべきか分からない」「施工費を節約するにはどうしたら良い?」なども、お気軽にご相談ください。

公式サイトでは、多数の施工実績を写真にて紹介しています。ぜひ一度ご覧のうえ、おうちの御用聞き家工房にお電話ください。

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まとめ

塗装が剥がれた古いウッドデッキは、見た目だけではなく、耐久性にも問題を生じさせることがあります。木でできているため、適切な処理を行わなくては腐って崩れてしまい、非常に危険です。

ウッドデッキを長く保つためにも、定期的な塗装や補修などのメンテナンスを行いましょう。おうちの御用聞き家工房なら、「うちのウッドデッキは、そろそろメンテナンスすべき?」というご相談にも対応しています。些細な疑問も、まずはぜひ、一度ご相談ください。