蛇口のハンドルが固くなっている理由!修理方法を紹介

蛇口のハンドルが固いと使うたびにストレスが溜まりますし、蛇口がしっかり閉まらなくなり、水が出っぱなしになることもあるのでとても困ります。 どうして蛇口のハンドルが固くなってしまうのでしょうか。今回は、蛇口のハンドルが固くなる原因と対処法について紹介します。


この記事は約6分で読み終わります。

蛇口のハンドルが固くなってしまっている原因

「蛇口のハンドルが固い」といっても、その原因はさまざまです。蛇口のハンドルが固くなってしまっているときの、主な原因について見ていきましょう。

部品のグリス切れ

蛇口のハンドルが固い理由のひとつが、「部品のグリス切れ」です。蛇口のハンドルの内部には、水をせき止めるためのパッキンが設置してあるのですが、パッキンには動きをスムーズにするためのグリス(潤滑油)が塗られています。

何度も蛇口を使用していると、パッキンが擦れることで徐々にグリスが減っていくので、ハンドルが固くなってしまうのです。ハンドルの隙間などから侵入した水や洗剤によってグリスが流されてしまい、動きが悪くなることもあります。

サビ付き

ハンドル内の部品の錆びつきも、ハンドルが固くなる原因になります。蛇口は常に水分に晒されるため、素材には錆びにくいステンレスが使用されるのが一般的です。

しかし、あくまで錆びにくいだけであり、絶対に錆びないわけではありません。長く使っていれば部品が劣化し、錆びることもあります。部品が錆びると表面に凸凹ができるので、摩擦が起きてハンドルがスムーズに動かなくなるのです。

蛇口を分解して錆びを落とすことはできますが、完全に落とすのは難しく、一度錆びた箇所はまたすぐに錆びてしまうこともあります。費用や手間を考えると、蛇口を交換してしまったほうが早いでしょう。

なお、蛇口の錆びを落とすときに、適当に選んだ錆び落としの薬品を使うのはおすすめできません。人体に有害な場合があるので、重曹や水栓専用の錆び落としなどを使いましょう。

ミネラルの結晶化

水道水にはカルシウムやマグネシウムといった、微量のミネラルが含まれているのですが、これもハンドルを固くする原因になります。

シンクなどにかかった水道水が蒸発して、白い跡が残っているのを見たことがないでしょうか。これは、水道水に含まれるミネラルが結晶化したものです。

蛇口の内部を見ることはほとんどないので気づかない方も多いのですが、蛇口の内部でも同じように水道水が蒸発して、ミネラルが結晶化することがあります。

定期的に掃除して結晶を取り除けば問題はないのですが、蛇口の内部まで掃除するのは難しいので、放置している方が多いでしょう。するとどんどん結晶が溜まって大きくなっていき、レバーが固くなってしまうのです。

部品の劣化

部品の劣化が原因で、蛇口のハンドルが固くなっていることもあります。前述のとおり、ハンドルの内部にはパッキンが設置されていますが、パッキンは蛇口のハンドルを動かすたびに部品とこすれ合うので、摩擦で劣化してしまうのです。

パッキンが劣化すると、通常より強く蛇口を閉めないと水が止まらなくなるので、固くなったと感じることがあります。

また、蛇口のハンドルに使われているネジが、何度も使っているうちに摩耗して形が変わったり、バルブカートリッジ(水量や水温を調整する部品)が劣化したりすることによって、ハンドルが固くなることもあります。

パッキンやネジが劣化して、水を止めるために強い力で蛇口を閉めるようになると、それが原因でほかの箇所が故障することもあるので、早めに対処することが重要です。

目次へ

蛇口のハンドルが固くなっているのを修理するには

蛇口のハンドルが固いとストレスが溜まりますし、蛇口のほかの箇所の故障につながることもあるので、早めに修理することが大切です。蛇口が固くなったときの修理方法について、原因別に紹介します。

グリスを補充

グリス切れで蛇口のハンドルが固くなっている場合は、グリスを補充することでハンドルがスムーズに動くようになります。補充の手順は以下のとおりです。

1.水道の元栓、もしくは止水栓を閉める
2.ハンドルのキャップを外す
3.キャップを外したところにあるネジをゆるめる
4.ハンドル、カバーナット、バルブカートリッジを外す
5.スパウトを引き抜いて、2個ついているパッキンの両方にグリスを塗る
6.分解したときと逆の順に、水栓を組み立てる
7.元栓・止水栓を開けて水を流してみて、水漏れしないかをチェックする

このように、グリスを補充するには水栓を分解する必要があり、その際にはさまざまな工具が必要です。むずかしいと思った場合は無理をせず、業者に依頼するようにしましょう。

なお、グリスにはいろいろ種類がありますが、なかには人体に有害な工業用グリスも存在します。水栓にグリスを補充するときには、必ず水栓用のグリスを使うようにしましょう。

パッキンの交換

パッキンが劣化・破損して蛇口のハンドルが固くなっている場合は、パッキンの交換が必要です。パッキンの交換は、以下の手順で行いましょう。

1.水道の元栓、もしくは止水栓を閉める
2.ハンドルのキャップを外す
3.キャップを外したところにあるネジをゆるめる
4.ハンドル、カバーナット、バルブカートリッジを外し、スパウトを引き抜く
5.古いパッキンを取り外し、新しいパッキンを取り付ける
6.分解したときと逆の順に、水栓を組み立てる
7.元栓・止水栓を開けて水を流してみて、水漏れしないかをチェックする

水栓を分解する必要があるため、難しいと思った場合は無理をせずに、業者に依頼することが大切です。

バルブカートリッジを交換

バルブカートリッジが劣化している場合は、バルブカートリッジを新しいものに交換しましょう。バルブカートリッジの交換手順は、以下のとおりです。

1.水道の元栓、もしくは止水栓を閉める
2.ハンドルのキャップを外す
3.キャップを外したところにあるネジをゆるめる
4.ハンドルとカバーナットを外す
5.古いバルブカートリッジを取り外し、新しいバルブカートリッジを取り付ける
6.分解したときと逆の順に、水栓を組み立てる
7. 元栓・止水栓を開けて水を流してみて、水漏れしないかをチェックする

バルブカートリッジは、ホームセンターやネットショップなどで手軽に入手できます。ただし、使用している水栓の種類によってバルブカートリッジのメーカーや型番が異なるため、間違えないようによく確認しましょう。

蛇口を交換

蛇口の耐用年数は7~10年程度です。耐用年数を超えて使用している蛇口で不調が出た場合は、部品を交換するよりも、蛇口自体を交換したほうが良いでしょう。

新しい蛇口を購入する際は、レバー式のものを選ぶのがおすすめです。レバー式であれば、蛇口が回らないというトラブルが起こりません。

業者に蛇口の修理を依頼

蛇口のハンドルは、不調の原因に合った方法で修理しなくてはなりません。また、修理の際に水栓を分解する必要があるケースが多いので、それなりの知識が必要になります。無理に自分で修理しようとして壊れると大変なので、修理業者に任せたほうが良いでしょう。

おうちの御用聞き家工房では、蛇口の交換をはじめとしたお家のトラブルを解決いたします。電話一本で依頼ができ、最短即日で対応可能です。

専門知識を持つスタッフが症状に合わせて修理しますので、蛇口のハンドルが固いとお困りの際には、ぜひおうちの御用聞き家工房にご相談ください。

目次へ

まとめ

蛇口のハンドルが固い原因は、部品の劣化や錆び付きなどさまざまです。放置するとほかの箇所の故障につながることもあるので、自分で修理できないというときは、早めに専門の修理業者に相談しましょう。