換気扇掃除の業者はどこまで作業してくれる?
換気扇には、吸い込む空気に含まれている汚れがたまっていきます。特にキッチンでは油汚れが付着しやすく、時間が経つにつれ簡単に取り除くのが難しくなるでしょう。
汚れが付くのは、換気扇のフードカバーやプロペラなど外から見える部分だけではありません。奥の部品にも蓄積していきます。自分では内部の換気扇本体を掃除するのは難しいと感じる人もいるでしょう。
クリーニング業者がしてくれる換気扇掃除には、換気扇の表面だけをきれいにするクリーニングと、分解して取り外せるパーツと内部の本体まで掃除してくれる分解洗浄があります。一般的に、業者による換気扇の掃除といえば分解洗浄によるクリーニングがメインです。
分解洗浄では、本体内部、表面のカバー、プロペラやファン、フィルターなどの掃除をしてくれます。
表面のカバー、プロペラやファン、フィルターなど取り外せるパーツは、専用薬剤を使った浸け置き洗いで、落ちにくい汚れや細かい部分の汚れもしっかり落とすことが可能です。
取り外せない部品の掃除は、洗剤による洗浄や、専門の装置を使って高圧洗浄や高温洗浄を行う場合もあります。
換気扇には、表面からプロペラが見えるプロペラタイプや、システムキッチンで利用されているカバーとファンが一体化したレンジフードファンタイプなど複数の種類があり、タイプによって換気扇掃除にかかる時間は異なるでしょう。
プロペラタイプであれば1時間半から2時間程度、レンジフードファンであれば2時間から3時間程度の作業時間です。
換気扇掃除の気になる費用相場は?
クリーニング業者に換気扇掃除を依頼する場合、どれくらいの費用がかかるか気になるものではないでしょうか。地域や業者によって相場は異なりますが、おおよその目安はあります。
クリーニング費用は、換気扇のタイプによって変動します。プロペラタイプの換気扇はひとつあたり7,000円〜10,000円程度、レンジフードファンタイプは、10,000円〜14,000円程度が相場です。
プロペラタイプはレンジフードタイプと比べて構造が簡単なので掃除がしやすく、一般的に低く料金設定がされています。
どちらのタイプの換気扇も、常識的な汚れの範囲であれば汚れの程度にかかわらず定額設定をしている業者がほとんどです。
業者によっては、オプションメニューとしてクリーニングをした後のつや出しコーティングやフッ素コーティングを用意しています。仕上げに汚れがこびりつきにくくなる加工をしてくれるため、クリーニング後のお手入れが楽になるでしょう。
つや出しコーティングの費用は約10,800円~、フッ素コーティングの費用は約9,800円~とかかります。
換気扇のクリーニングにかかる費用を抑えたいという人は、換気扇掃除とほかのクリーニングをあわせたセットメニューを利用するという手もあります。
キッチン全体のクリーニングやコンロ掃除などを含めたセット料金にしたり、お風呂の換気扇とキッチンの換気扇をセットにしたりすることで、割安サービスを提供する業者もあるので、上手に活用しましょう。
ただし、セットメニューの場合、換気扇掃除は本格的な分解洗浄ではなく表面の汚れを取るだけとなることもあります。作業内容をしっかりと把握してから依頼しましょう。
クリーニング業者は、掃除用の機材や薬剤を積み込んだ車で来ます。敷地内に無料で車を停められる場所がない場合、駐車場代が別途必要となる場合もあるので、見積りの時に確認しておきましょう。
換気扇掃除の業者はどうやって選ぶ?ポイントを紹介
全国チェーンの大手クリーニング業者から個人業者まで、換気扇掃除を依頼できる業者はさまざまです。数ある業者の中から失敗しない選択をするために、気をつけたいポイントを確認しておきましょう。
口コミ・実績
安心して任せられる業者かどうか判断するには、実際に利用した人の感想を聞くことが大切です。残念ながら、中には手抜きをするような業者もいます。口コミには悪い内容もすべて書かれているので、作業や対応の質を確認するうえで重要な判断材料になるでしょう。
また、業者の実績を確認することも大切です。多くの実績があるということは、それだけ多くの人に選ばれていて、問題なく作業ができているということになります。掃除してもらいたい換気扇と同じタイプの実績がどれくらいあるかをチェックしておきましょう。
保証・保険の有無
換気扇掃除のために業者が家に入った際に、誤って家を傷つけてしまったり、換気扇や家にある物を壊したりしてしまうこともあるかもしれません。
万が一トラブルが起きても、業者が損害賠償保険などに入っていれば、保険で保証してもらうことが可能です。業者によっては、保険に入っていなかったり損害賠償保険をつけるために別料金が必要だったりするので、保険加入の有無は事前に確認しておきましょう。
業者の経営スタイル
依頼する業者を大手企業にするか個人経営にするかは、好みによります。それぞれ特徴があるので、自分にあった経営スタイルの業者を選びましょう。
大手のクリーニング業者は、掃除の手順などのマニュアルが充実しており、全国的に同じような手法で作業をします。店舗数が多いため、企業全体としての実績も豊富です。
大手企業はテレビのコマーシャルやチラシなどの広告にも力を入れているので、名前を目にすることも多く親しみがあるかもしれません。ただし料金設定は高めです。
個人経営の場合、企業全体の実績としては大手に劣りますが、手頃な料金でさまざまな要望に応えてくれるというメリットがあります。大手ではメニュー以外のオプションをお願いするのは難しいですが、個人であれば融通がききやすいと考えて良いでしょう。
価格
価格の確認も重要です。大手は高め、個人経営はリーズナブルと紹介しましたが、大手が高いのは、人件費や借りているオフィスの賃料、広告費などがかかるからです。
価格が低いからといって、サービスの質や作業内容に大きな違いはありません。ただし相場よりも著しく低い場合は要注意です。掃除の質が悪い、トラブル時にもめやすい、など後から問題が出てくる可能性もあるので、気をつけましょう。
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まとめ
業者による換気扇掃除には、表面の汚れを取るだけの掃除と、分解して内部まで洗浄してくれる掃除の2種類があります。一般的に、換気扇クリーニングと書かれているのは、分解洗浄のことです。
換気扇掃除を請け負う業者は、大手から個人経営まで数多くあります。口コミなどを参考に、信頼できる自分に合った業者を探しましょう。