水回りコーティングは本当に必要?メリットとデメリットをご紹介

新築の戸建てやマンションを購入したり、水回りをリフォームしたりしたときに、水回りコーティングを業者にすすめられることがあります。 しかし、お金をかけてまで水回りコーティングは必要か、悩む人もいるでしょう。 そこで今回は、水回りコーティングのメリット、デメリットについてくわしく解説します。水回りコーティングを行うか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。


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水回りコーティングのメリット

新築であってもリフォームであっても、有料オプションであることが多い水回りコーティングですが、どのような効果があるのか、まずはメリットから見ていきましょう。

水回りの汚れやカビ、水垢をつきにくくする

水回りコーティングの大きなメリットは、水回りの汚れやカビ、水垢をつきにくくすることです。

浴槽やキッチンのシンク、トイレなどの表面には、目に見えない凸凹があります。普段生活をしているだけで、凸凹に汚れやカビが溜まっていきます。

水回りコーティングを行うと、目に見えない凸凹が埋まり平らになるため、汚れやカビなどがつきにくくなるのです。

そのうえ、コーティング後は、簡単な掃除できれいな状態を維持できるというメリットもあります。

コーティングの種類

水回りコーティングにはいくつか種類があり、コーティングの種類によって効果や持続期間、費用などが異なります。

フッ素コーティング 手頃な費用で施工できるのがメリット。ただし持続期間は半年~2年程度と短い
シリコンコーティング 防汚効果に加え、防カビ効果もあるのがメリット。持続期間は3年程度とやや長い。コーティングしているのが見た目に分かりやすい
ガラスコーティング 熱に強いのでコーティングの場所を選ばないのがメリット。さらに時速期間も5年と長いが費用は高額になりやすい

どこでも使えて長持ちということを考えると、ガラスコーティングにしたいところですが、ガラスコーティングは費用が高いため、予算をオーバーする可能性があります。予算と相談しつつ、コーティングの種類や場所を決めると良いでしょう。

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水回りコーティングのデメリット

水回りのきれいを保ち、掃除を楽にする水回りコーティングですが、デメリットもあります。お金をかけてコーティングしたあとに後悔しないように、水回りコーティングのデメリットも理解しておきましょう。

費用が高い

水回りコーティングのデメリットは、費用が高いことです。水回りコーティングの費用は業者やコーティングの種類によって異なりますが、キッチン、洗面所、浴室の3ヶ所セットで5~20万円かかるのが一般的です。

DIYで水回りコーティングを行えば、コーティング剤の費用だけで済みます。コーティング剤の価格は2,000~6,000円程度です。

効果が短い

水回りコーティングにはそれなりの費用がかかるので、「半永久的に効果が持続するのでは?」と考える人もいるようです。

しかし、前項で解説したとおり、水回りコーティングは半年~5年程度しか効果が持続しません水回りの使い方によっては、目安の期間よりも短くなることもあります。

コーティングの効果が落ちてくると、再コーティングする必要があるため、半年~5年ごとにコーティング費用がかかります。

掃除は必要

水回りコーティングをすると「掃除をしなくても良い」と思いがちですが、水回りコーティングはあくまでも汚れやカビ、水垢などをつきにくくするものです。

汚れやカビが一切つかないようにするものではないので、掃除が不要になるわけではありません。

掃除をしないまま放置し続ければ、コーティングしていても汚れやカビなどが溜まっていき、どんどん落としづらくなっていきます。

さらに、蓄積した汚れを落とすためにゴシゴシこするとコーティングが剥がれてしまうため、水回りコーティングをしても定期的に掃除することが大切です。

なお、掃除の際にメラミンスポンジや研磨剤、スチールたわしなどを使うとコーティングが剥がれるので、やわらかいスポンジなどで掃除するようにしましょう。

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水回りコーティングは業者に頼む?自分でする?

水回りコーティングには費用が高い、持続期間が短いなどのデメリットがありますが、新築やリフォーム後のきれいを保ちたいのであれば、やはりコーティングをしておくのがおすすめです。

水回りコーティングをすると決めたら、次に悩むことは自分で行うか、もしくは業者に依頼するかの選択です。

以下では、水回りコーティングを自分で行うメリットやデメリットと、費用がかかっても業者に依頼するメリットについて解説します。

自分でするメリット・デメリット

水回りコーティングを自分で行うメリットは、費用が安く済むことです。市販のコーティング剤を購入するだけで良いので、費用が数千円で済みます。

一方で、自分で水回りコーティングをするのは、非常に手間がかかるというデメリットがあります。自分で水回りコーティングをするときの手順を見てみましょう。

1. 水回りを清掃する
2. 水分をふき取ってしっかり乾燥させる
3. 水回りにコーティング剤をまんべんなく塗る
4. コーティング剤を乾燥させる

こうして見ると、それほど手間がかからないように感じるかもしれません。しかし、汚れやカビまでコーティングしてしまわないように、事前にしっかり掃除する必要があり、コーティング剤が完全に乾くまでには数時間かかります。

また、コーティング剤を均等に見栄え良く塗るのは意外にむずかしく、ムラになってしまって思ったような仕上がりにならないこともあるでしょう。

業者に依頼するメリット

水回りコーティングを業者に依頼すると、それなりの費用がかかります。しかし、面倒な作業をすべてお任せできるため、手間をかけずに水回りをコーティングすることが可能です。

また、業者が水回りコーティングをする際には、コーティング剤を塗る前に下地処理を行うため、自分でコーティングするよりもきれいに仕上がります。

コーティングに関する知識が豊富で、取り扱っているコーティング剤の種類も多いため、施工箇所に合うコーティング剤を提案してもらったり、防汚や防カビなど目的に応じたコーティング剤を選べたりするのもメリットです。

さらに、施工箇所に合ったコーティング剤で丁寧に施行するため、コーティングの耐久性が高く、効果が長持ちするというメリットもあります。

せっかく新築やリフォーム後のきれいを長持ちさせるために水回りコーティングをするのであれば、業者に依頼したほうが仕上がりに満足できるでしょう。

水回りコーティングをどの業者に依頼するか悩んだときは、ぜひおうちの御用聞き家工房にご相談ください。

おうちの御用聞き家工房は、おうちのなかで起こるさまざまな困りごとを解決する業者です。清掃からコーティングまで、水回りのクリーニングにも対応しています。

水回りコーティングの費用が気になるのであれば、清掃のみご依頼いただき、清掃後に自分で水回りコーティングをするのもおすすめです。

プロならではの技術で水回りを徹底的にきれいにするため、コーティングの仕上がりも変わってくるでしょう。電話1本で最短即日お伺いしますので、お気軽にお問い合わせください。

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まとめ

水回りコーティングを行うと、それなりの費用がかかります。また、コーティングをしても掃除は必要です。

しかし、コーティングしておくと汚れやカビ、水垢などがつきにくくなり、日頃のお手入れがぐっと楽になるので、できればコーティングしておくことをおすすめします。

市販のコーティング剤を使って、自分で水回りコーティングを行うこともできますが、ムラなく塗れなかったなどで仕上がりに満足できないことがあります。仕上がりの美しさを重視するのであれば、業者に依頼すると良いでしょう。