浴室の鏡を交換する費用相場
浴室の鏡を交換する費用相場を、DIYと業者に分けて説明します。DIYで行うには道具が必要なので、その分を費用相場に加えています。
DIYの費用相場
自分で浴室の鏡を交換するには以下のような道具が必要です。これから新たに用意するときの費用相場も記載します。鏡の交換に必要なものをすべて揃えると、合わせて5.000円程度になります。これに新しく設置する鏡の費用を加えた金額が、DIYで交換する際の費用相場です。
【DIYに必要なもの】
・カッターナイフ:100~500円程度
・ヘラ:200~1000円程度
・ピアノ線:500円程度
・PPバンド:300円~
・ミラーマット:1,000円程度
・クリーナー:1,000円程度
・軍手:300円程度
【必要に応じて揃えるもの】
・速乾ボンド:1,000~3,000円程度
・変成シリコン:500~1,000円程度
【新しい鏡の費用】
数千円~5万円程度
浴室の鏡は大きいほど購入価格は高くなるなど、選ぶ鏡によって価格に開きが出ます。DIYの経験があり、必要なものがすでにある場合は鏡の費用だけです。ただし、大きな鏡を取り付けるには壁とのすき間を埋めるためにシリコンなどが必要になることもあります。大きな鏡を落として割ってしまうリスクもあるので、DIYでの作業は十分注意して行いましょう。
業者の費用相場
浴室の鏡を業者に依頼して交換するときの費用相場には、鏡の撤去費用や取り付け費用が含まれます。施工費の合計は1~3万円がおおよその費用相場です。これに出張費や新しい鏡の費用が加算されるので、居住地や鏡の大きさによって業者に依頼するときの費用総額は変わります。
【既存の鏡の撤去費用】
4,000円〜6,000円程度
【新しい鏡の取り付け費用】
8,000円〜1万円程度
【出張費】
エリアによって異なる
【新しい鏡の費用】
数千円~5万円程度
材料費を含む施工費用は業者によって料金体系が異なるため、事前に確認することが必要です。材料費などの細かい費目についても確認しておくと良いでしょう。
業者に依頼するとDIYで交換するよりも費用はかかりますが、短時間の作業で完了します。自分でやると鏡の撤去や取り付けに時間がかかり、新しい鏡を落として破損するようなアクシデントがあれば費用はさらに増えてしまいます。費用だけを見るとDIYのほうが少ないのですが、安全面などのリスクを踏まえた上で検討するのがおすすめです。
浴室の鏡を交換するタイミングは?
浴室の鏡は、次のような状態になったら新しい鏡に交換するのがおすすめです。
・掃除では落ちない汚れや黒いシミがある:鏡の裏側にカビが発生しているため掃除では落ちない
・鏡の隅が変色している:サビによるものであれば落とせない
・ひび割れがある:なんらかの衝撃が加わりヒビが入ると鏡が割れるリスクがある
カビやサビは、防湿効果のある鏡と交換することで予防効果が期待できます。また、鏡に少しでもヒビが入っているのを見つけたら、割れる危険があるので早めに交換するようにしましょう。
浴室の鏡を交換する方法!DIYと業者の違いを比較
浴室の鏡を交換するときに、自分で行う方法と業者に依頼する方法をそれぞれ解説します。どちらの方法にもメリットやデメリットがあるので比較することが大切です。結論からいえば、浴室の鏡はDIYに慣れていない方が交換するよりもプロに依頼するほうが安全です。
DIYで交換する方法
自分で浴室の鏡を交換する方法を、既存の鏡の撤去から新しい鏡を設置するまでの順で説明します。
1.古い鏡を撤去する:ドライバーなどを使って鏡上部の留め金を持ち上げます。ピアノ線などをノコギリのように動かして鏡裏面のミラーマットを壁から切り離し、既存の鏡を慎重に取り外します。
2.壁に残った接着剤を取り除く:壁に残ったミラーマットや接着剤は、カッターナイフなどを使って剥がします。
3.新しい鏡を固定する:新しい鏡の裏面にミラーマットを貼り、留め金を使って壁に取り付けます。鏡が大きいと、周囲をシリコンで固定する作業が必要になる場合もあります。
DIYで作業するメリットは、コストを抑えられることや自分の好きなタイミングにできることです。
デメリットは失敗することで、既存の鏡を取り外せない、鏡を割ってしまうなどのリスクがあります。また、工具や材料は自分で用意しなければなりません。
業者に依頼する方法
浴室の鏡を業者に依頼するには、予算や状況を検討してから次のように進めます。
1.業者を比べて検討する:適切な相場価格なのか、後からオプションを請求されないかを確認します。
2.見積もりを依頼する:無料で見積もりをしてくれる業者に依頼すれば安心です。
3.施工日を決める:自分と業者のスケジュールを調整して施工日を決定します。
4.工事を実施する:鏡の交換は1~2時間など短時間で完了します。
業者に依頼するメリットは、プロによる作業なのでスムーズに進み失敗がないことです。設置した鏡の保証があれば、長期間使っていても安心できます。
デメリットはDIYよりも鏡の撤去や設置に施工費用がかかる点です。また、信頼できる業者を選ぶには複数の業者を比較検討しなければならないため、依頼するまでの手間が必要になります。
安全性を重視して浴室の鏡を交換したい方は、専門業者に依頼するのがおすすめです。
浴室の鏡を交換するときに知っておきたい注意点
ここでは、DIYで浴室の鏡を交換するときの注意点、賃貸住宅で交換する際に知っておきたい注意事項を解説します。
DIYで交換する場合
タイルなどの浴室の壁は滑りやすく、鏡の取り付け中には落として割ってしまう危険性もあります。また、慣れない作業で取り付けがしっかりされていないと、鏡が落ちてしまうリスクもあるので注意が必要です。
自分で浴室の鏡を交換するには、壁に鏡を固定するためにネジを取り付ける必要があります。壁が木製であればネジを締めるときにスムーズに入るので問題ありません。ただし、浴室の壁がタイルなど硬質の素材であれば、一般的なドライバーなどでは穴を空けるのが難しくなります。電動ドリルが必要になることもあるでしょう。
浴室の鏡は5mmが一般的な厚さですが、さまざまな厚さのものがあります。そのため、新たに設置する鏡の厚さに合う取り付け用の金具を用意することも大切です。
賃貸住宅の場合
賃貸住宅の浴室の鏡は、管理会社や大家に無断で交換した場合、退去時に原状回復義務が生じることもあります。トラブルを避けるためにも、事前に管理会社などに相談し、了承を得ておくのが賢明です。
貸主の了解を得てDIYで賃貸住宅の浴室の鏡を交換する場合は、取り付け時に浴室の壁を傷めないようにしましょう。傷や穴を空けてしまったり、接着剤などの跡が残っていたりすると、退去時に原状回復工事を求められることがあります。慣れない作業で浴室の壁に思わぬ傷を付けてしまわないように、細心の注意が必要です。
浴室鏡の交換なら「おうちの御用聞き家工房」がおすすめ
浴室の鏡を交換するために業者を選ぼうとしても、どこに依頼すれば良いのか迷っているうちに時間が経ってしまいます。業者を選ぶ手間をかけないためには、家に関する施工を専門にしている業者に依頼すると良いでしょう。選ぶポイントは豊富な実績や丁寧な対応です。
「おうちの御用聞き家工房」は実績が豊富なので安心してお任せいただけます。浴室の鏡に不具合があれば、早めに現状を見てもらうのが最優先です。おうちの御用聞き家工房では、電話一本で最短即日対応いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
まとめ
浴室の鏡は、DIYに慣れていない方が交換すると、ケガや取り付けミスのリスクが高まります。費用相場はDIYよりも業者のほうが高くなるものの、取り付け後の安全性などを考慮すると、専門業者に依頼するのがおすすめです。





