エアコンクリーニングの費用相場!相場が決まる要因とおすすめの業者

暖かくなる時期や涼しくなる時期は、エアコンクリーニングを考える方も多いのではないでしょうか。自力で簡単に掃除したり、エアコン本体の自動クリーニング機能を利用したりしても、久々に使用するエアコンの風はカビ臭さを感じるものです。 自力で落とし切れなかった汚れやカビは、プロのクリーニングサービスを活用することをおすすめします。 ここでは「エアコンの掃除を依頼したいけれど費用が心配」という方へ、業者選びのポイントとなる費用相場や、おすすめのエアコンクリーニング業者をご紹介します。


この記事は約6分で読み終わります。

エアコンクリーニングの費用相場

エアコンクリーニングのサービスを提供している業者は数多く存在します。しかし、選び方を間違えると思わぬトラブルとなるため、慎重に依頼する業者を決めなくてはなりません。

たとえば安さ優先で依頼すると思わぬ追加料金が生じたり、当初とは異なる高額料金を請求されたりするリスクがあります。

安心して依頼するためにも、費用相場を目安に業者を選ぶことが大切です。この項目では、エアコンクリーニングの業者選びでチェックすべき、サービス内容ごとの費用相場についてまとめました。

家庭用壁掛けタイプのエアコン

一般的な家庭用壁掛けタイプのエアコンは自動で掃除してくれる機能がついていないため、時間経過とともにホコリなどの汚れが溜まります。梅雨の季節や結露が生じやすい冬場は、湿気によってカビが生じることもあり、放置し続けることは危険です。

専門業者へエアコンクリーニングを依頼した場合、台数によって以下の料金となります。

クリーニング台数 費用相場
1台 10,000円前後
2台 15,000~16,000円
3台 21,000~22,000円

一度に複数台のクリーニングを依頼すると移動の手間(出張費)が最小限となるため、費用も安く抑えることが可能です。

上記はあくまで相場に過ぎません。業者によっては相場よりも金額が前後することがあります。ただし、あまりにも相場よりも低い料金設定をしている業者は、注意が必要です。

作業がずさんだったりクリーニング部分が限定されたりと、サービスの質が低くなるリスクが高くなるためです。

お掃除機能付きエアコン

近年はお掃除の手間を省いてくれる「お掃除機能付きエアコン」も人気です。フィルターを自動で洗浄してくれるため、ホコリが詰まってエアコンの利きが悪くなる事態を避けることができます。

しかし、あくまでフィルター部分の洗浄に留まります。お掃除ロボットを搭載していても、カビや本体奥の汚れは除去しきれません。通常の壁掛けタイプと同じく業者による定期的なクリーニングがおすすめです。

壁掛けタイプと比較すると、費用相場は以下のとおり若干高額となる傾向が見られます。

クリーニング台数 費用相場
1台あたり 15,000円前後

お掃除機能付きエアコンは構造が複雑になっており、お掃除ユニットを取り外して奥まで洗浄してから組み立てなおす必要があります。そのため料金は高額となりやすいうえ、業者によってはサービス対象外となるタイプです。

抗菌・防カビスプレー

エアコンクリーニング後にオプションとして抗菌・防カビスプレーなどが利用できます。コーティングを行うことで、以下のメリットが得られます。

・エアコンの風が臭くなりにくい
・抗菌作用で細菌が増殖しにくい
・防カビ効果でカビが増殖しにくい

エアコンは使用すればするほどホコリが溜まり、どうしても汚れを避けられないものです。多少のホコリや汚れは自力で掃除することも可能ですが、細菌やカビの発生・増殖は自力で対処することは難しいでしょう。

専門業者にプロのエアコンクリーニングとあわせて抗菌・防カビスプレーを依頼しておくと、クリーニングのみ行う場合と比べて長く使用できるようになります。

抗菌・防カビスプレーの費用相場は無料から2,700円前後と、業者によって大きく異なります。使用する薬剤自体が異なる場合もあるためです。

目次へ

エアコンクリーニングの費用が決まる要因とは

エアコンクリーニング業者について調べると、料金設定に大きな差があることに驚くでしょう。単純に未熟な業者が安い料金を提示している場合もあれば、さまざまな要因で費用相場が変動していることもあります。

仮に同じ業者へエアコンクリーニングを依頼したとしても、時期や依頼内容によって請求額は異なります。

エアコンクリーニングの費用が決まる主な要因は、次にあげる3つです。

エアコンのタイプ

前述のとおり、エアコンはさまざまなタイプが発売しています。昔ながらの壁掛けタイプのほかにお掃除機能付きエアコンを利用している家庭や、一部の高級住宅ではオフィス用を設置しているケースもあります。

エアコンはタイプによって、構造が大きく異なります。お掃除機能付きエアコンのように複雑な構造をしているものは分解・洗浄・組み立てに時間がかかるため、費用相場も必然的に高くなりがちです。

一部の機種やタイプはクリーニング可能な業者も限られることから、さらに高額となる可能性があります。

業者の違い

業者の違いも重要なポイントです。多くの方は大手企業のほうが教育制度もしっかりしていて費用が安く済むというイメージを持っているのではないでしょうか。

しかし実際は大手企業のほうが高額となる傾向があります。その理由は、大手ゆえに多くのコストが料金設定に反映しているためです。

在籍スタッフが多いほど人件費や教育費が生じ、オフィスも広くて賃料の高いところを借りなくてはなりません。また、企業イメージを維持するためにも大々的な広告費をかけている場合もあります。

これらのコストはすべてエアコンクリーニングなど提供サービスの費用に反映されています。結果、大手企業ほど費用が高くなりやすい仕組みです。

個人業者の場合は上記のコストがほとんど生じないため、クリーニング費用も抑えることができます。使用する薬剤やテクニックも大手企業との差はないところが多く、若干安い費用でも安心して任せられます。

時期

エアコンクリーニングにも、繁忙期が存在します。ほかのサービスと同じく、繁忙期以外は依頼を確保するために若干費用を抑えている業者は少なくありません。

繁忙期はエアコンが稼働する時期(夏や冬)で、通常料金の業者が大半です。人気の業者やスタッフ数が少ない業者は予約を取ること自体が困難となります。

費用が低い時期に依頼したい方や、できる限り希望どおりの日程でエアコンクリーニングを依頼したい方は、繁忙期以外を狙ってはいかがでしょうか。

目次へ

エアコンクリーニングのおすすめ業者

費用を抑えつつプロの技術でエアコンをクリーニングしてほしい方は、大手企業よりも地域密着型の業者がおすすめです。

「おうちの御用聞き家工房」では、さまざまな住宅向けサービスのひとつとしてエアコンクリーニングを行っています。地域密着型のため対応がスピーディで、エアコンホースの保護テープ交換など、クリーニング以外のトラブル解決も低価格で依頼可能です。

大手企業の料金設定や費用相場と比較すると若干低い傾向にありますが、公式サイトでは作業のビフォーアフター写真も掲載しており、信頼性が高い業者です。クリーニング担当者の写真も掲載されているため、「知らない人を家にあげるのは不安」という方も安心して依頼することができます。

目次へ

まとめ

エアコンクリーニングは、機種を問わず定期的に行うことをおすすめします。

お掃除機能付きのタイプはクリーニング不要と思う方が少なくありませんが、奥の汚れやカビ・細菌をすべて除去することはできません。プロの技術できちんと分解し、隅々までクリーニングしてもらいましょう。

エアコンクリーニングの費用相場はエアコンのタイプや依頼する時期によっても多少異なるものです。クリーニングの費用を安く抑えたい場合は、こちらで紹介した費用相場を目安にし、様々な業者を比較検討していきましょう。