トイレを自分で交換するのは難易度高め!事前に確認すべき注意点は?
トイレに限らず、自宅のリフォームを安く済ませやすい方法はDIYです。便座や便器を個人でも購入可能なため、トイレも自分で交換できます。
ただし、いくつかのリスクがあります。そもそも交換作業自体が容易ではないため、慎重に検討しましょう。
まずは、自力でトイレ交換する場合のリスクや注意点を解説します。
失敗のリスクがある
1つ目のリスクは、失敗する可能性があることです。便器をまるごと交換する方法は、実はさまざまな工程があるため難易度が高くなります。
例えば、洋式トイレと一口にいっても、種類や形状はさまざまです。すっきりとした見た目のタンクレストイレや、節水タイプ、自動で便座カバーが開閉するタイプなど複数あげられます。
取り付けるトイレごとにコンセントの位置や必要なパーツ、リモコンの有無なども異なるため、事前に手順をシミュレーションしなくてはなりません。経験の少ない方が自力で工事しようとすると、失敗したり途中で手順がわからなくなったりするリスクがあります。
また、道具の用意も必要です。普段からDIYを趣味としている方でなければ、施工費を節約できたとしても道具の購入費がかかります。
作業が中断したらトイレが使えなくなる
2つ目のリスクは、工事を終えるまで自宅のトイレが使えなくなることです。自宅にトイレが1か所しかない場合、作業中は我慢しなくてはなりません。
前述の通り、素人がトイレ交換を自分で行うことは困難です。プロの施工よりも時間がかかる可能性が高い上に、下手をすれば失敗して作業中断するおそれもあります。結局プロの業者に依頼し直すことになったとき、予約が取れず数日後の施工となるかもしれません。
作業に手間取ったり失敗したりと、しばらくトイレを使用禁止とせざるを得ない状況になれば生活にも影響します。
和式から洋式への交換は簡単ではない
3つ目のリスクは、古いトイレが和式だった場合はさらに難易度が高くなることです。
もっとも簡単な施工方法は、和式トイレの上に被せて使用するのみの簡易便座を取り付ける方法ですが、すべてのトイレに適用できるわけではありません。簡易的な仕組みのため、見た目の問題も生じます。
完全に洋式トイレへ変更する場合は、床を壊す必要があります。トイレの種類によっては配線を変更する必要もあり、素人には困難です。少しでも不安に感じたら、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。
例えば、おうちの御用聞き家工房は、電話1本で最短即日に駆けつけます。和式トイレからの変更はもちろん、「トイレ交換に合わせて広くしたい」「ドアも引き戸にしたい」などのご要望にも対応できます。
リフォームのプロが些細なことでも相談を受け付けておりますので、ぜひお気軽にお電話ください。
それでもDIYしたい!トイレを自分で交換する際に用意するもの
どうしても自分の力でトイレ交換に挑戦してみたいという方は、下記の道具を用意しましょう。
・バケツ
・タオル
・給水ポンプ
・電動ドリル
・ハンマー
・スパナ
・ラチェット
・パイプソーまたはノコギリ
・ガスバーナー
・メジャースケール
・モンキーレンチ
・プラスドライバー
・マイナスドライバー
・セロハンテープ
・汚水塩ビ管用の接着剤
上記に加えて、工事内容に合わせて交換する便器や便座、ソケットなども必要です。ソケットは取り付ける便器ごとにサイズが異なるため、事前に調べておかなくてはなりません。
一部の道具は、100円ショップでも購入できます。DIYを行う機会が少ない方や、費用を少しでも抑えたい方は一度100円ショップを確認しましょう。
【12ステップ】トイレを自分で交換する手順は?
トイレを自分で交換するときの手順を、12のステップで解説します。紹介するのはあくまで一般的な手順にすぎないため、取り付ける便器や便座の種類などに合わせて、詳細な方法は適宜変更してください。
ステップ1|止水栓を閉める
まずは便器を撤去するための事前準備を行います。トイレを工事するときは、止水栓を必ず閉めましょう。止水栓は、水道管からトイレのタンクに流れる水を調節するための設備です。止水栓を閉めずに作業すると、水漏れが発生します。
止水栓は、主に便器のタンク付近の壁側に設置されたハンドルのことです。タイプによっては手でハンドルを回すのみで閉まるほか、ドライバーや開閉金具が必要なものもあります。
ステップ2|トイレタンク内の水を空にする
止水栓がしっかりと閉まったのを確認したら、普段、用を足した後と同じ手順でトイレタンク内に溜まっている水を流します。トイレタンク内の水も、残っていると水漏れにつながります。確実に流して、タンク内を空にした状態でトイレ交換の作業へ移りましょう。
トイレタンク内の水が空になったかどうか、タンクのフタを開けて中を確認してください。一般的なトイレタンクは、陶器でできたフタ部分を持ち上げるだけで開きます。
ステップ3|便器の水を抜く
トイレタンクと同じく、便器内に残った水も抜かなくてはなりません。便器に水が残ったままトイレ交換しようとすると、周囲に漏れ出して床を汚損します。
便器の水を抜くときに役立つのが、あらかじめ用意した給水ポンプです。給水ポンプで便器の水をバケツに吸い出せば、手軽に素早く作業できます。残った水滴も、雑巾で丁寧に拭き取りましょう。
ステップ4|分岐金具と給水 管を取り外す
トイレの床に乾いた雑巾や新聞紙、タオルなどを敷いて水で濡れないように準備します。便器を取り外す前に、ナットやレンチで分岐金具と排水管を取り外します。
分岐金具は、止水栓に取り付けられたT字型の管のことです。タンクとウォシュレットトイレそれぞれに水を流すときに、重要な役割を担っています。ナットやレンチを使用して、分岐金具のボルト部分を反時計回りに動かすと、取り外せます。
給水管のボルトも、同じ要領で取り外しましょう。トイレによっては、給水ホースが取り付けられている場合もあります。
ステップ5|便器のビスを取り外す
便器を運び出す前に、タンクを外します。タンクは便器にボルトで固定されているため、まずはタンク下部分のボルトを外して、便器と分割しなくてはなりません。ボルトを外してタンクを取り除いた後は、いよいよ便器を取り外す番です。
便器を取り外すときは、床に固定しているビスを取り外します。便器の根本付近を見ると、白い突起があるのがわかります。白い突起は、ビスのカバーです。カバーを外してナットなどでビスをすべて取り外すと、便器を取り外せるようになります。
ビスが固着してなかなか回らないときは、浸透油を使用しましょう。
ステップ6|便器を取り外す
ビスをすべて取り外していれば、便器は持ち上げるだけで外せます。便器本体のほとんどは、陶器でできています。重量があるため、取り外すときは落としたりぶつけたりしないように注意しましょう。
トイレの床などに残っている排水管は再利用します。便器を取り外すときは破損しないようにしてください。
ステップ7|排水ソケットを外す
トイレの排水口には、排水ソケットが設置されています。排水ソケットの交換は、トイレ工事の中で難易度の高い工程です。
まずはソケット周囲のネジを取り外し、パイプソーまたはノコギリで床から出ている部分を根本から切り取ります。カットした排水ソケットを外すと、ソケットの一部が残った排水管が見えます。
排水管の周囲に残ったソケットは接着剤で固定されているため、容易には取り外せません。ガスバーナーであぶって温めてから、排水管を破損しないように慎重にソケットの残りを取り除きます。
ステップ8|床の準備と掃除をする
排水管周囲に残った排水ソケットを取り外せたら、一度トイレの床を掃除しましょう。床が濡れている場合は、乾燥させるために時間を置く必要があります。
ステップ9|新しい止水栓を取り付ける
トイレ交換の際は、止水栓も便器の種類に合ったものを使用することが大切です。古いものをそのまま使用するのではなく、付属の新しい止水栓に交換します。
止水栓を交換するときは、事前に水道メーターボックスで家全体の給水を止めてください。給水した状態で止水栓を取り外すと、水があふれてトラブルにつながります。
給水を止めて古い止水栓を取り外した後は、新しい止水栓を取り付けます。水漏れを防止するために、新しい止水栓のネジ部分にはあらかじめシールテープを10周程度巻き付けておきましょう。
止水栓を一度閉めきった状態にしてから、家の給水を再開させます。
ステップ10|持ち出しソケットと排水ソケットをつなぐ
床の排水管に、新しい持ち出しソケットを接着剤でつなぎます。接着剤はトイレ工事で使用される、汚水用のものを使用してください。
持ち出しソケットは、さまざまなサイズがある点に注意しましょう。接着剤が乾いて固定されたら、床から出ている部分を6cm程度になるようにパイプソーまたはノコギリでカットします。
持ち出しソケットには、新しい排水ソケットも接着剤でつなげます。付属している型紙シートを参考に、床へ接着位置や便器の印をつけておくと失敗しません。排水ソケットは、最後にビスで床に固定します。
ステップ11|便器本体を取り付ける
排水ソケットにつながるように、新しい固定具と便器本体を取り付けましょう。便器を購入するときは、自宅のトイレに設置できるかどうか調べておくことが大切です。型紙であらかじめつけておいた床の印を参考に、ビスで固定します。
ステップ12|トイレタンクを取り付ける
便器本体の上に、トイレタンクを取り付けます。先にタンク内部の設備を取り付けてから、便器に設置しましょう。タンクの下部には、便器と接続するための接続棒や水漏れ防止用のパッキンなどがあります。
タンクと便器をボルトで固定して、レバーなどの小物を取り付けた後に、便座を設置します。最後に止水栓を開けたら作業完了です。
まとめ
トイレ交換は自分でもできますが、一部の工程は難易度が高いため、失敗するリスクも考えられます。自力での施工は難しいと感じたら、思い切ってプロの業者へ相談しましょう。
失敗したときの修正や水漏れなどのトラブルを考えると、最初からプロに任せたほうが安く済む可能性もあります。
おうちの御用聞き家工房なら、電話1本で最短即日のうちに伺います。現状やお悩みをヒアリングした上でお客様に適した提案をしますので、「便器ごと交換するか、まだ決めかねている」という方も、お気軽にご相談いただけます。
住宅のトラブル全般に対応しておりますので、トイレ以外のお悩みもぜひお問い合わせください。





