【目的別】階段リフォームの費用相場と損や失敗せずに楽しむ方法

「自宅の階段が古くなってきた」「階段の勾配がきつい」「手すりをつけたい」など、年を重ねる度に、階段への悩みも増えやすいです。転落などのリスクを防ぐために、階段のリフォームを検討している方もいるのではないでしょうか。 今回は、階段リフォームの種類や費用相場、リフォーム費用を抑えるための補助金などについて紹介します。


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【階段】目的に合わせたリフォームにする

安全性やデザイン性など、階段のリフォームは目的によって工事内容が異なります。まずは、目的別でどのような工事が必要なのか、工事事例とその理由を解説します。

1 安全性を高める

高齢者や小さなお子さまの転落防止のための、安全性を高めるリフォーム例を紹介します。

手すりの設置

安全性を高めるためには、手すりの設置が有効です。階段でつまずきそうになったり、滑りそうになったりしたとき、手すりがあれば転倒事故を防げる可能性が高まります。また、歩行のサポートになるので、階段の上り下りもしやすくなるでしょう。

手すりを設置するだけなので、大規模な工事は必要ありません。多くの場合、階段の壁側に設置し、階段自体になにか工事を施すことがないため、コストは抑えやすいです。しかし、手すりの取り付け作業時に強度が保てないと、補強が必要になる可能性があります。

古い階段を新しくする

階段の踏み板の劣化やきしみが気になるときは、板のみ新しく交換することが可能です。階段の勾配や位置を変更する必要がないため、費用を抑えることができます。板の材質によって費用が異なるため、事前に業者へ確認しておきましょう。

急勾配の階段を緩やかにする

転落防止のために、急勾配の階段のリフォームを検討している方もいるでしょう。急勾配の階段は、高齢者や小さなお子さまの踏み外しの原因になり兼ねません。

急勾配の階段を緩やかにするためには、家の構造から手を加える必要があります。また、安全性を高めるために、勾配変更の工事と手すりの設置を同時に進めるケースも多いです。

大規模な工事になるため費用は高めですが、階段の構造を変えることになるので、階段の問題解決だけでなく、階段下に収納スペースを作ることもできます。

階段に滑り止めシートやマットを張る

安全対策のひとつとして、滑り止めシートやマットを活用するケースもあります。階段に滑り止めシートやマットを張るだけで、簡単に設置可能です。

既存の階段に自分で取り付けられるので、工事費用が抑えられます。業者に依頼した場合でも、シートやマットの設置の工事のみであれば、費用や工事日数が抑えられます。

自分で取り付ける際は、量販店や通販で用途にあった材料を用意しましょう。

フットライトの設置

夜間は視界が悪く、階段の踏み外しによる転落リスクが高まります。転落を防ぐためには、足元を照らすフットライトを設置し、安全面を確保する方法が有効です。

照明をつける前に、フットライトで階段が照らされれば夜間も安心です。フットライトは、階段の上と下の2箇所、もしくは各段の蹴上部分に取り付けると良いでしょう。

2 デザイン性を高める

デザイン性を高めるために、天窓や飾り棚などの設置やスケルトン階段に架け替える事例があります。スケルトン階段は、蹴上部分の板がないため圧迫感がありません。部屋の見通しが良くなり開放感のある空間が保てます。

また、手すりやフレームをアルミ製にしたり、スチール製にしたりすることで、スタイリッシュでおしゃれなデザインへのリフォームも可能です。

3 家の構造を変更する

階段のある場所に薪ストーブを設置したいなどの理由で、家の構造自体の変更が必要になるケースもあるでしょう。階段の位置を変更するには、大規模なリフォームが必要です。

構造上の問題点の確認や確認申請が必要なことに加えて、床や壁などの補修工事をする場合もあるため、費用が高くなりやすいです。

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【目的別】階段リフォームの費用相場

次に、目的別に階段リフォームの費用相場を解説します。

【安全性】階段の手すり設置や勾配改善のリフォーム

手すりを設置するリフォームの費用は、その長さや素材によって異なるものの、10万円未満~20万円程度です。手すりの設置と同時に壁紙の雰囲気を変えたり、滑り防止のためのシートを施工したりするケースもあります。

急勾配の階段のリフォーム費用は、20万~50万ほどです。階段の数を増やす場合は、20万円台半ば~50万円ほどかかります。また、階段を撤去し、緩やかな勾配の階段を再構築するための工事費用は、100万円~150万円ほどかかることになります。

階段が古くなって新しく架け替えリフォームをする場合の費用は、60万円~100万円ほどです。滑り止めシートやマットの貼り付けの工事は約1万円~2万円、フットライト(2ヶ所)の設置費用は、電気工事込みで約4万円~5万円かかります。

【インテリア性】階段のデザイン・内装のリフォーム

階段回りのデザインの改善リフォームなら、20万円台後半~110万円ほど必要になるでしょう。床材の変更なら、30万円~50万円ほど必要です。階段のカーペットの張り替えなら4万円~8万円で対応でき、防ダニ仕様のカーペットも選択可能です。階段の床材を上貼りするなら、15万円~30万円かかります。

階段のみをリフォームすると、階段のみが明るく見え、周辺がくすんで見えてしまうことがあります。そのため、階段のリフォームの際は、周辺のデザインとマッチするよう、クロスも一緒に張り替えることがあります。リフォームする範囲に余裕をもち、家全体のデザインを考慮しながらリフォームするようにしましょう。

デザインや内装のこだわりが多いと、変更する部分が増えるため費用がかさみます。そのため、予算や優先順位を確認しながら進めるようにしましょう。

【利便性】階段の位置変更や収納の設置リフォーム

階段の場所の変更なら、150万円~300万円程度必要です。階段の場所を変えるには、間取りの変更が必要になることもあるでしょう。建て直しに近い工事になる可能性があるため、費用がかさみます。

階段に収納を増やすリフォームなら、5万円~30万円ほどかかります。既存の階段下の設備撤去や移転、新たな階段下に棚や建具を設置する場合で費用が変わる可能性があると考えておきましょう。

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【損しない】階段リフォームのポイント

階段のリフォームを行う場合の注意点や、損しないためのポイントを解説します。

制度や補助金を活用する

高齢者などが安全に暮らすために必要な工事を実施した際、一定の要件を満たすと減税制度が受けられます。リフォーム工事が必要な際は、階段リフォームを含むバリアフリー減税が適用されるか確認しましょう。

階段リフォームの場合の控除額は、所得税が最大62万5,000円(バリアフリー工事は60万円)です。また、固定資産税が減額されるため、適応されるか調べてみると良いかもしれません。

介護保険制度によるリフォーム費用の助成も受けられるか確認しましょう。この補助金(住宅改修費)の適応対象は、手すりの取り付けや段差の解消など、特定の工事に限定されます。

65歳以上で要介護・要支援の認定を受けている方の住まいに、手すりを設置する場合は、18万円までリフォーム費用が助成されます。

耐震性を損なわないよう

階段下収納を設けたり、階段を新しくしたりする場合、家の構造を考慮して耐震性を損なわないように注意することも大切です。構造への影響がないよう、無料で見積りができる業者と相談しながら決めましょう。

工事中は階段が使えない

2階以上にリビングやキッチンなどがある場合は、工事がはじまると階段を使って移動することができません。工事期間を事前に確認して、階段を使えない間は1階で生活ができるように準備しておきましょう。

仮に、長期間の工事が必要なときは、別の場所で一時的に生活することも家族間で検討しておくと安心です。

規模によっては建築確認申請が必要

「階段の位置変更」「位置はそのままに架け替え」といった大規模なリフォームの場合は、事前に市役所や民間の審査期間にて「建築確認申請」が必要です。

リフォーム前に建築確認を行い、建物の設計や計画が法律に適合しているかなど細かくチェックするため、安心してリフォームが進められます。

審査に7日~数週間程度かかる場合があるので、余裕をもって申請しましょう。建築確認申請は、床面積によって手数料が異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

おうちの御用聞き家工房なら、階段の小規模~大規模までのご相談と見積もりを無料で承ります。最短即日で訪問し、どんな些細な悩みでも、経験豊富なスタッフがサポートいたします。階段のリフォームを検討したい方は、ぜひおうちの御用聞き家工房までお気軽にご相談ください。

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まとめ

階段のリフォームは、階段の老朽化対策や安全性を高める、デザイン性を上げるために行われます。手すりの設置や急勾配のリフォーム、フットライトの設置など予算や状況に合わせて選択しましょう。

階段のリフォーム費用を抑えたい方は、制度や補助金の利用を検討してみるのも良いかもしれません。おうちの御用聞き家工房では、無料で工事のご相談やお見積りを承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。