庭木の切り株を除去する6つの方法を解説

庭木が大きくなりすぎたり落ち葉掃除が大変だったりが理由で、伐採した樹木の切り株が庭に放置されている方もいるのではないでしょうか。切り株はそのまま放置しておくと、庭や家にとって良くありません。今回は、切り株を除去する方法を解説します。


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切り株を放置すべきではない理由

樹木を伐採したあとの切り株は、そのままにしておくと見た目が悪いだけでなく害虫などの実害も出てきます。

成長をはじめ、新しい芽が出る

樹木は伐採しても、根は生きています。切り株や根からひこばえと呼ばれる新しい芽が生えて、どんどん成長していくのです。出てきたひこばえを除去せずにそのままにしておけば、また立派な木になってしまいます。

ひこばえを切断しながら切り株をほうっておけばそのうち根も腐ると思うかもしれませんが、伐採から数十年経ってもひこばえが次から次へと生えてくることもめずらしくありません。

切り株は害虫の巣になりやすい

切り株は、虫の住処にうってつけです。切り株には時間が経つにつれて、空洞ができてきます。オオスズメバチは、この空洞部分によく巣をつくるのです。

シロアリは生きている木よりも柔らかい切り株や木材などを好みます。庭の切り株にシロアリが住み着くと、自宅の木材までエサにしてしまう可能性があり危険です。

害虫の発生は、自分たち家族が困るだけでなく近所の人に迷惑をかけてしまうかもしれません。切り株を残しておくメリットはないので早めに除去しましょう。

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庭木の切り株を除去する方法

切り株を自分で除去する方法はいくつかあります。それぞれ必要となる道具や技術が異なるので、メリット・デメリットを見きわめて、状況にあった方法を選びましょう。ここからは自分でできる5つの方法をご紹介します。

薬剤処理

薬剤を使って、切り株を枯らすことができます。根まで枯らしてしまえば新しい芽は出てきませんし、楽に掘り起こせます。

電動ドリルで切り株の表面に穴をあけ、除草剤や害虫駆除剤を原液のまま注入します。根の先まで薬剤が行きわたり枯らすまでには時間が必要です。1週間程度、様子を見ましょう。寒い季節は薬剤が全体に回るまでに、さらに時間がかかります。

ペットや野良猫、鳥などの動物たちが、誤って注入した薬剤を口に入れてしまわないように、開けた穴はガムテープなどでふさいでおくと安心です。切り株が枯れたら、掘り起こして伐根します。

掘り起こす

切り株の掘り起こしは、最もシンプルで手っ取り早い除去方法です。

まずは、スコップやつるはしで切り株近くの土を掘り起こしていきます。ある程度、根が見えるようになったら、さらに範囲を広げて掘り進めます。小さな根っこは、そのつどスコップの先端やノコギリで切っていきましょう。

根の全体が見えて切り株に力をかけるとグラグラ揺れるようになったら、スコップやバールなどで切り株を引っこ抜きます。

ただし、切り株をそのまま掘り起こすのは体力が必要です。掘りはじめてみたら予想以上に広範囲に根が張っていることもあります。切り株が大きかったり根が張っていたりする場合は、重機が必要になります。

切り株を枯らしてから自分で掘り起こす方法もありますが、難しいと感じたのなら無理をせずに業者に頼みましょう。

切り株を腐りやすくする

簡単ですが時間がかかる方法として、光合成を防ぎ切り株を腐りやすくする方法があります。

黒など色の濃い厚手のゴミ袋やビニールシートを切り株にかぶせて、光合成に必要な日光や酸素を与えないようにし、切り株を枯らします。しっかりと根元まで隠れるように覆いましょう。

そのまま数カ月から半年経つと、切り株は徐々に腐ってバラバラになります。ときどき様子を見て、切り株に隙間ができたら薬剤を注入して腐りやすくするのも良いでしょう。電動ドリルのない人でも薬剤を使って枯らすことができます。

切り株が完全に枯れて腐ってしまえば新しい芽は生えてきませんが、それまで待っている間は根から新芽が生えてきます。出てきた芽は切り落としておきましょう。

チェーンソーで細かく切断

切り株を細かく砕いて取り除く手法です。切り株砕木機や切株グラインダーと呼ばれる専門の機械を使用します。

最初に、チェーンソーなどでできるだけ地面に近い部分から切り株を切断します。このとき、土とチェーンソーの相性は悪く、負荷がかかるので気を付けましょう。次に切り株の上に砕木機をセッティングし、少しずつ動かしながら、回転する歯で残った切り株部分を削り取っていきます。

根が残っているとそこから若木が生えてくるので、土の奥の根まで完全に砕き切るようにしましょう。どうしても残ってしまった根は、掘り出します。

削り取った部分は小さな木片やおがくずとなって飛び散ります。安全のために保護ブーツやゴーグルなどを着用しましょう。

ただし、切り株を粉砕する方法は、専用重機の入手が難しく危険をともないます。慣れていない人にとって、簡単な方法ではないことは覚えておきましょう。

着火剤などを使い燃やす

切り株を燃やしてしまうという方法もあります。酸素や灯油がいきわたって切り株がよく燃えるように、切り株表面にドリルで穴をたくさんあけます。深く穴をあけると根の先端まで燃やすことが可能です。

穴に灯油を入れて、切り株の上に着火剤を乗せ、火をつけます。着火剤から切り株に火が移り、切り株を燃やすことができます。

灯油を使わずに切り株の上に炭を乗せて、切り株を燃やしていくことも可能です。

燃やしている間は火のそばを離れずに、完全に灰になるのを見届けましょう。切り株の大きさや湿気などによっては、数時間かかることもあります。

燃やしきったら、根の部分の灰も取り出して処分します。

注意点として、庭で火を燃やすことが認められていない地域もあります。切り株を燃やしたい場合は、地元の警察や市役所に相談してみましょう。

また違反ではなくても、住宅街では煙や匂いが近所の人の迷惑になる可能性もあります。燃やす方法を選択する場合は、近隣への迷惑や危険性を十分に考慮することが大切です。

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切り株を除去は業者への依頼がおすすめ

ここまで自分で切り株を除去する5つの方法をご紹介しましたが、業者に依頼するという手もあります。

自身で除去するには非常に時間がかかる

切り株の除去は自分でもできますが、危険がともない労力も相当なものです。土を掘ったり根を引っこ抜いたりする道具も必要になります。

自分で取り出した根は、ゴミとして処分します。多くの自治体では燃えるゴミとして出せますが、大きな切り株は粗大ゴミとして処分したり、ゴミ袋に入るように細かく切ったりする手間がかかります。

切り株の除去を請け負っている業者は、道具や重機がそろっており経験も豊富です。庭木を切った後の切り株の除去は、業者に頼むのが最短でしょう。

紹介した方法が難しいと感じたら

「おうちの御用聞き工房」では、切り株の除去のご依頼をお受けしています。1本でもおうかがいしますので、お気軽にご相談ください。庭木の伐採も含めた庭のお手入れ全般に柔軟に対応しています。

ほかにも水道・配管のメンテナンスから庭づくり、エクステリアの洗浄・補修まで、おうちに関するトラブルでしたら、小さなことから大きなことまでおまかせください。

最短即日でお伺いしますので、庭の切り株にお困りでしたらお気軽にご相談ください。

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まとめ

切り株はそのままにしておくと、新しい芽が出たり害虫が住み着いたりと問題が発生します。自分でできる根の除去法には、掘り起こす、粉砕する、燃やすなどの方法があります。薬剤の使用やシートで覆うことで、枯らして掘り起こしやすくすることも可能です。

けれども、切り株の除去には体力が必要で時間もかかります。切り株を除去してくれる業者もいますので、難しそうであれば無理せず依頼しましょう。