庭じまいは早めに行うのがおすすめ!庭じまいでやることとは?

近年、老後に庭を管理する負担や家を相続した人の負担を減らすために、終活の一環として庭じまいをする人が増えています。 新聞などで庭じまいの話を目にしたことをきっかけに、「うちの庭も庭じまいしないと」と考えている人もいるのではないでしょうか。 しかし、いざ自宅の庭を庭じまいしようとしても、何をすれば良いのかわからないという人もいるでしょう。そこで、庭じまいで何をやると良いのか、簡単に庭じまいを済ませるにはどうすれば良いのかを解説します。


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庭じまいとは?

そもそも「庭じまい」とは、庭の終活のことを指します。緑いっぱいの庭は心が癒されるものですが、美しい庭を保つためにはお手入れがかかせません。

雑草を取り除いたり、庭木を剪定したりと手間がかかるため、高齢になるとこまめにお手入れするのが難しくなってきます。また、たくさん庭木があると、家を相続した人が庭のお手入れまで引き継ぐことになり、負担をかけてしまうかもしれません。

こうした負担を軽減するために、庭木を減らしたりバリアフリーにリフォームしたりして、現在の生活様式に合った庭、相続した人が困らない庭に造り変えていくのです。

自分が最後を迎えたときの準備をする「終活」が社会現象として広がっていますが、庭じまいも終活の一環として社会現象になりつつあります。

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庭じまいでやること

庭木や置物などは各家庭によって大きく異なりますし、庭をバリアフリーにしたい、雑草が生えないようにしたいなど希望も違うものです。

そのため、庭じまいでやるべきことも各家庭によって変わってくるのですが、何をどうすれば良いのか見当が付かないという人のために、庭じまいでやることが多い作業について紹介します。

木の伐採

庭じまいで多い作業が庭木の伐採です。庭木を根元から切り倒して処分してしまいます。長年庭に合った木を切り倒すのはつらい作業になるかもしれません。

しかし、木は成長するため、こまめにお手入れできなくなると隣家まで伸びてしまったり、落ち葉が散らかったりして迷惑がかかる可能性があります。

台風で倒れるなど思わぬ事故が起こる恐れもあるので、お手入れができなくなる前に伐採するのがおすすめです。

伐採を業者に依頼した場合の費用は、庭木の高さと本数によって異なります。また、庭木の長さによっては処分のために短くカットする必要があり、追加料金が発生することもあるので、事前にしっかり見積もりを取りましょう。

伐根

庭木を伐採したあとの切り株を放置していると、害虫の住処になったり根っこが伸びて庭を荒らしたりすることがあります。

そのため、庭木を伐採したら伐根まで行ったほうが良いでしょう。伐根とは、切り株の周囲を深くまで掘り起こして、根っこまで撤去することです。

業者に伐根を依頼した場合の費用は、切り株の直径によって異なるので、やはり見積もりを取ったほうが良いでしょう。

剪定

庭木の伐採はしたくない、ある程度庭は残したいという場合は、庭木を剪定する方法もあります。剪定とは、庭木の枝を切って長さを調整することです。

普段からお手入れのために庭木を剪定している人もいると思いますが、伸びすぎた枝を切る程度の軽剪定で済ませることが多いのではないでしょうか。

しかし、庭じまいでは高齢になってからでもお手入れしやすいように、太い枝まで切り詰める強剪定で庭木を低くしたり、長さを調整したりすることも検討する必要があります。

庭木の剪定を業者に頼む場合、費用は樹木の種類と高さ、剪定方法から計算されることが多く、剪定する庭木の本数が多い場合は別途ごみ処理費用が発生することがあります。剪定は値段の幅が広いので、事前に見積もりを出してもらうと安心です。

剪定のあとは、消毒や施肥などのメンテナンスを行うと良いでしょう。剪定と同じ日にメンテナンスまで済ませてもらえば、別々の日に依頼するよりも費用が抑えられる可能性があります。

庭石撤去

庭じまいをする人のなかには、庭石を撤去して庭をすっきりさせたいという人も多くいるようです。

庭石を撤去する場合、運べる大きさのものは人力で運びますが、持ち上がらない大きさのものは重機を使って運んだり、運べる大きさになるまで粉砕したりする必要があります。

重機を使ったり粉砕したりすると費用がかなり高額になるので、そのまま置いておくことも考えてみましょう。

庭池を埋める

庭の安全性を重視する場合は、庭じまいの際に庭池を埋めるのもおすすめです。庭池の埋め方や費用は、埋めたあとの用途によって変わります。また、土地の形などによっては埋められないこともあるので、業者に相談したほうが良いでしょう。

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庭じまいを簡単に済ませる方法

終活の一環として行う庭じまいですが、エンディングノートを作ったり荷物を整理したりするのとは違い、庭木の伐採や伐根、庭池の埋め立てなど、個人で対応するのは難しい作業がたくさんあります。庭じまいを簡単に済ませるには、どうしたら良いのでしょうか。

専門業者に依頼

庭じまいを簡単に済ませたいのであれば、やはり業者に依頼するのが良いでしょう。しかし、植木屋や庭師、解体業者など、庭での作業に関係する業者が多いため、どの業者を選べば良いのかわからない人も多いのではないでしょうか。

それぞれ専門が違うので、「庭木の伐採はできるが、庭石の撤去はできない」など対応範囲に限界があり、ひとつの作業ごとに別の業者に依頼しなくてはならないこともあります。

そのため、庭じまいをするのであれば、最近増えてきている庭じまい専門業者に依頼するのがおすすめです。

庭じまい専門業者は、さまざまな要望に応えられるように施工メニューを幅広く取り揃えていることが多いため、伐採や庭池の埋め立てなどをまとめてお願いできるというメリットがあります。

ただし、業者のなかには時間稼ぎをして料金を余分に請求したり、いい加減な施工をしたりする悪質な業者もいるため、信頼できる業者を探すことが大切です。

庭じまいを安心しておまかせできる業者

庭じまいを安心しておまかせできる業者を見つけるには、良い業者を選ぶポイントを知っておく必要があります。

ひとつは施工実績が多いことです。経験豊富な業者であれば、安心して作業を任せられます。作業内容に自信がある業者はホームページに施工事例を掲載していることが多いので、ホームページをチェックしてみましょう。

業者の対応もチェックしておきたいポイントです。良い業者はお客様に不安を与えないように、ていねいな対応を心がけるものです。希望をしっかり聞いてくれるか、質問に親切に答えてくれるかを見ておきましょう。

なかなか良い業者が見つからないときには、おうちの御用聞き家工房にご相談ください。

おうちの御用聞き家工房は、電球交換などの小さな悩みから庭木の剪定や庭のお手入れまで、お家の悩みに幅広く対応している業者です。

施工実績も豊富なので、庭じまいも安心しておまかせいただけます。ホームページにこれまでの施工事例を掲載していますので、施工事例を見てみたいという場合はぜひホームページをご覧ください。

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まとめ

日々の癒しになる庭ですが、高齢になるとお手入れが負担になってきます。家を相続した人に負担をかけることもあるので、終活の一環として庭じまいするのがおすすめです。

簡単な作業であれば自分でもできますが、庭木の伐採や庭池の埋め立て、庭石の撤去などは、個人で作業するのは難しいので、無理に自分で作業するよりも業者に依頼したほうが良いでしょう。

最近は庭じまいの専門業者も増えているので、どのような庭にしたいか、費用はどれくらいかかるのかなどを相談してみてください。