タイルカーペット張り替えの費用相場とは?タイルの特徴やメリットも紹介

家庭ではリビングや子供部屋に使われるほか、オフィスでもよく見かけるタイルカーペット。交換が簡単でデザイン性にも優れているため、DIYや模様替えがしやすく人気があります。 そんなタイルカーペットの特徴は「交換が簡単」「デザインの自由度が高い」などがありますが、実際に張り替えたい場合はどれくらい費用がかかるものなのでしょうか。 今回は、タイルカーペットを張り替えるタイミングや費用の相場を紹介します。同時にタイルカーペットの特徴についても記載しておりますので、張り替えを検討している方はぜひ参考にしてみてください。


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タイルカーペットの特徴と張り替えるタイミング

タイルカーペットは一度施工すると、およそ5~6年持つといわれています。しかし設置場所や部屋・床の状態によって傷みが速くなることもあるため、タイミングを見て張り替えていくのがおすすめです。

ここでは、タイルカーペットを張り替える時期を見分ける方法を紹介していきます。張り替えの際に知っておくと役立つ、タイルカーペットのメリット・デメリットもあわせて紹介します。

タイルカーペットに張り替えるメリット

まずはタイルカーペットに張り替えるメリットを紹介します。

作業が簡単

タイルカーペットは、小さなカーペットを敷き詰めてできる床材です。1枚1枚のカーペットが小さいため、運搬や施工、部分的な交換を簡単に行うことができます。例えば、汚れた部分だけ交換・洗濯することも可能です。

傷や汚れを防止

タイルカーペットにするとフローリングなどの床に傷や汚れが付きにくく、床を清潔に保つことができるでしょう。さらにタイルカーペットは耐久性が高く、衝撃を和らげる効果があります。小さな子供や高齢者が住む自宅におすすめです。

デザインが豊富

デザインの自由度が高いのも、タイルカーペットの魅力です。色や模様が異なるタイルカーペットを組み合わせて好きなデザインにすることもできます。

タイルカーペットに張り替えるデメリット

タイルカーペットの特徴として、通常のカーペットより触り心地が硬くなってしまうというものがあります。触り心地にこだわりがある場合、タイルカーペットは向かないかもしれません。業者にサンプルを用意してもらって質感を確認しましょう。

またDIYでタイルカーペットを敷く場合は注意が必要です。吸着タイプのタイルカーペットの場合、床材によってはズレやすかったり滑りやすくなったりします。

一般的なフローリングやクッションフロアは問題ありませんが、畳やカーペットの上ではタイルカーペットは向いていないです。

タイルカーペットを張り替えるタイミング

タイルカーペットの耐用年数は一般的には5〜6年といわれています。しかし、汚れや擦り切れがひどい場合、早い時期の交換が必要です。以下のような症状が出たら、張り替えを検討しましょう。

●汚れ・シミが取れない
●床がフカフカして沈むような感触がある
●臭いがする
●色褪せしている
●重いものの下のカーペットがへこんでいる
●ダニ・カビなどが発生している

こうした症状を放っておくと、ダニやハウスダストの発生につながります。体調に不調をきたすおそれもあるため、早めに交換しましょう。

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タイルカーペット張り替えの費用相場

ここでは、床をタイルカーペットに張り替える際の費用相場を紹介します。張り替え費用は、張り替える部屋の広さ・タイルカーペットの種類・元々の床の劣化状況によって変わってくるため、張り替えを依頼する前にしっかり確認しておきましょう。

張り替え費用が決まるポイント

床をタイルカーペットに張り替える際の費用は、「張り替えの費用」と「撤去の費用」の2つがあります。これらの価格は「平米単価」、つまり床の面積によって決まるのが一般的です。

タイルカーペットの張り替え費用の相場は、1平方メートルあたり2000~3000円です。また撤去費用は張り替え費用と別枠になり、1平方メートルあたり350~800円ほどかかります。

撤去費用は、張り替え前の床しだいでより高くなることも考えられます。例えば和室の畳を剥がしてタイルカーペットを敷く場合、撤去に加えて下地の処理が必要になるため、費用が高額になってしまいます。

ほかにも、張り替えの際に使う工法によって張り替え費用が変わってきます。張り替えに用いられる工法は大きく分けて、「張り替え工法」と「重ね張り工法」の2つです。

既存の床を張り替える工法

古い床材をすべて剥がし、新しい床材を貼り付ける工法です。下地の状況を確認できる点がメリットとしてあります。一方、工事は長期間に及ぶため費用が高額になります。床材を根本的に変えたい場合は、こちらの工法を選ぶのがおすすめです。

既存の床に重ねる工法

重ね張り工法は、既存の床の上に新しい床材を乗せる工法です。張り替え工法に比べて、既存の床を剥がす必要がないため、工事に時間がかからず安価でお手軽な工法といえます。

一方、難点は床の段差ができることです。また段差ができるため事前に移動やドアの開閉に支障が出ないか、よく確認する必要があります。

リビングをタイルカーペットに張り替える場合

15平方メートルのリビングの場合、張り替え費用は3~4.5万円程度になります。タイルカーペットはデザインが豊富なので、家具とデザインを合わせることで簡単に部屋全体の雰囲気を変えることができます。

タイルカーペットは防音性がありすべりにくく、また汚れても簡単に取り換えられるため、人の出入りが多いリビングに向いています。

キッチンをタイルカーペットに張り替える場合

キッチンはおよそ8平方メートルほどの広さなので、張り替える場合には1.6~2.4万円ほどかかります。キッチンもリビング同様床が汚れやすいため、メンテナンスが簡単なタイルカーペットを敷くことで、床の汚れを防止することが可能です。

玄関や廊下をタイルカーペットに張り替える場合

およそ7平方メートルまでの玄関・廊下なら、施工費用は1.4万〜2.1万円くらいになります。玄関や廊下は細長く、曲がり角も多いためカーペットを敷くのが難しいですが、タイルカーペットなら問題ありません。敷き詰める数や形を調整すれば、廊下や玄関もカーペットにすることができます。

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タイルカーペットに張り替えの相談は家工房

タイルカーペットへの張り替えを検討されている方は、『おうちの御用聞き工房』ご相談ください。

おうちの御用聞き工房では、家に関するトラブルの相談を随時受け付けております。タイルカーペットへの張り替えのご相談はもちろん、電球の交換や庭作業といった小さなことから、家全体のリフォームなど大規模なことまで、なんでも対応させていただきます。

また、突然のご相談でもお電話一本で最短即日にお伺いします。

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まとめ

タイルカーペットはタイル状のカーペットを敷き詰めた床材で、交換が容易なためデザイン性・耐久性・清潔感に優れています。一般に5~6年ほど使えますが、汚れや擦り切れの程度を見て早めに張り替えていくのも重要です。

タイルカーペットの張り替え費用は床の広さ・元々の床の状態・用いる工法によって大きく変わります。リビングやキッチン・廊下など、人通りが多くて床が汚れやすい場所には、タイルカーペットが最適です。

タイルカーペットの張り替えをご検討の方は、ぜひ『おうちの御用聞き工房』へお問い合わせください。