給湯器交換はどこに頼む?依頼先5選と業者選びのポイントを解説

10年ほどで寿命を迎えると言われる給湯器を長年使用していて、だんだんと不具合が生じてきたり、調子が悪くなってきたりとお困りの方も多いのではないでしょうか。このようなとき、誰に相談すべきなのか悩まれる方は多いです。 そこで今回は、給湯器交換を検討している方に、給湯器交換を頼む依頼先と給湯器交換業者選びのポイントを紹介します。自分に合った給湯器交換業者が選べるように、詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。


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給湯器交換はどこに頼む?依頼先は5つ

給湯器交換は業者にやってもらうのが一般的ですが、どこに頼めばよいのでしょうか。依頼先は以下の5つになります。

・給湯器メーカー
・ガス会社
・給湯器販売会社
・家電量販店・ホームセンター
・リフォーム会社

ここでは、依頼先のメリット・デメリットを確認していきましょう。

給湯器メーカー

給湯器メーカーに直接依頼して、給湯器の交換をしてもらう方法があります。

現在使用しているメーカーやブランドの給湯器を使いたいなどのこだわりがある場合は、希望のメーカーの商品に交換ができるのがメリットです。また、知識が豊富な技術者が直接相談に乗ってくれる点や、施工の技術が確かな点はとても安心できます。

デメリットは、費用が他の業者に比べて高めの傾向にある点です。費用はあらかじめ確認しておきましょう。

ガス会社

使用している都市ガス会社や、プロパンガス会社に連絡して交換してもらう方法です。

普段使用しているガス会社にお願いできるので、施工面でも心理的にも安心感があります。デメリットは在庫の種類が少ない場合がある点と、他の依頼先に比べて費用は高くなりがちな点です。

給湯器販売会社

給湯器販売会社とは、給湯器の修理や設置を専門に行う業者です。

専門業者のため、さまざまなメーカーを取り扱っている場合が多く、希望に合ったものを選べるのがメリットです。また、価格がリーズナブルなケースが多く、希望小売価格から大幅な値下げ価格で販売している業者も存在します。

デメリットは、信頼できる業者を選ぶのが難しい点です。ホームページや口コミサイトから、実績や信頼に値するかを自分で見極める必要があります。

家電量販店・ホームセンター

大手家電量販店やホームセンターで給湯器本体を購入して、提携する設置工事業者に設置してもらう方法です。店頭で実物を見てから依頼ができる点と、独自のポイントサービスがある場合はポイントが貯まるメリットがあります。

デメリットは、多種多様な製品を取り扱っているため、給湯器の専門性では他の業者よりも劣る点です。

リフォーム会社

リフォーム会社へ給湯器の交換を依頼する方法です。浴室リフォームなど関連箇所の施工を一緒に頼めるため、給湯器交換に組み合わせて同時施工をお願いする場合は、割引を受けられる可能性があります。

デメリットは、給湯器交換のみなどの単体工事は外注になる場合が多く、その場合は割高になる点です。

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給湯器の交換はどこに頼む?業者を選ぶときのポイント

ここでは、給湯器の交換業者を選ぶときのポイントについて解説します。業者選定時に確認すべきポイントをまとめていますので、確認していきましょう。

費用は適切か

同じ機種で比較すれば給湯器本体の金額は大体相場が決まっているので、施工費用を含めて相場から大幅にかけ離れていないか確認することが大切です。

見積もりが相場とかけ離れており、あまりにも高い場合は当然選択肢から外れますが、安すぎる場合も注意しましょう。見積もりを取るときに、工事内容やオプション料金の有無などを確認して、結果的に高かったとならないようにしたいです。

また、なるべく複数業者から見積りを取ることも重要です。大体の相場感を理解するためにも、複数社を比較して確認してみてください。

保証やアフターサービスがしっかりしているか

施工後に異常が生じた場合の保証がある業者か、アフターサービスはしっかりしているかなどのポイントは確認を怠らないようにしましょう。特に費用が安く設定されている場合は、保障やアフターサービスがない可能性があるので注意してください。

保証があると記載されている場合は、その保証内容は給湯器本体の保証なのか、取り付け工事の保証なのか、また保証期間は何年なのかを確認しましょう。また、給湯器のメーカーによっては延長保証がある場合もあるので、購入時に確認漏れのないようにすべきです。

有資格者が作業を行うか

給湯器交換作業には基本的に資格が必要です。工事にもよりますが、都市ガスの場合は、簡易内管施工士やガス可とう管接続工事監督者といった資格が、プロパンガスの場合は、液化石油ガス設備士の資格が、交換作業には必要になってきます。

また、これらの必須の資格のほかに、ガス機器設置スペシャリスト(GSS)といったガス機器の設置や施工に必要な技術の習得を示す民間資格もあります。

給水・給湯・電気工事の場合は、給水装置工事主任技術者・第二種電気工事士の資格が必要なので、自分が依頼した作業の資格を持っている業者か確認してください。

無資格での作業は、ガス漏れなどを引き起こし、爆発や火災、一酸化炭素中毒といった事故を起こしかねませんので、作業に沿った資格を有しているかは特に重要な確認ポイントです。

担当者の対応が丁寧か

相談や見積もりの際に、スタッフの対応が丁寧かチェックしておきましょう。丁寧に説明してくれたり、説明がわかりやすかったり、明確な回答をくれたりする業者だと安心して依頼できると判断できます。

詳しく説明もしてくれずに「大丈夫です」や「心配いりません」などの曖昧な説明しかしてくれない場合は、質問に対して明確に回答できる知識がない可能性があるため要注意です。

トラブルを避けるためにも、担当者の対応に少しでも違和感を覚えたら選択肢から除外したほうがよいでしょう。

施工実績が豊富で口コミ評判がよいか

ホームページなどに公開されている施工実績やユーザーレビューが多いかどうかは、安心して依頼できる業者かどうかを判断する一つの目安になります。その業者がどれぐらいのノウハウや経験値を持っているのか、確認しておきましょう。

口コミサイトやブログ、SNSなどで実際に利用した人のリアルな口コミを確認しておくと参考になるので、良さそうな業者が見つかったら口コミを確認してみるのがおすすめです。

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給湯器の交換はおうちの御用聞き家工房に相談

給湯器交換を依頼する業者選びをする際には、適切な費用や保証やアフターサービスがきちんとしていることに加え、必要な資格を持っていて高い技術や実績を持っている業者を選ぶことが重要であることを解説しました。

おうちの御用聞き家工房」では、家に関するトラブルであれば、どんな些細なことでも相談を受け付けています。

例えば、「給湯器の調子が悪いので、ちょっと見てくれない?」という内容でも承ります。電話一本で最短即日対応できることもございますので、困ったときはお気軽にご相談ください。

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まとめ

給湯器交換を検討されている方へ、給湯器交換を頼む依頼先と給湯器交換業者選びのポイントを紹介しました。給湯器交換を依頼する候補先それぞれのメリット・デメリットと業者選定するときに確認しなければならないポイントを確認していけば、自分に最も合った業者が見つかります。

給湯器交換の依頼先や業者選びのポイントは理解できたものの、自分だけで手配を進めるのが不安で頼れる有識者のアドバイスが欲しいという場合には、専門業者へ相談をしてみるのもおすすめです。

自分に合わない業者選びをして後悔しないためにも、本記事で紹介した給湯器交換費用の内容をぜひ参考にしてください。