費用相場を紹介!クッションフロアを張り替えて快適な暮らしを!

クッション性に優れたクッションフロアは、デザイン性も高く人気の床です。防水性や耐水性にも優れていることから、家族が集まるリビングだけでなく、キッチンやトイレ、洗面所などの床を張り替える際にも適しています。 床をクッションフロアに張り替えたいと検討したとき、気になるのは費用ではないでしょうか。今回は、クッションフロアの特徴と張り替え費用の相場を解説します。


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クッションフロアの定義

クッションフロアは、その名の通りクッション性が高く、水を弾く性質を持つ塩化ビニール素材を使用して作られた床のことです。建築業界やリフォーム業界では「CF」と略して呼ばれることもあります。

カラーやデザインの種類も豊富なため、インテリアにこだわりたい方にも人気です。また、防汚や防カビなど、機能性もさまざまなため、生活スタイルに合った床を選べます。

近年では、高級感のある木目調や石目調など、質感の再現性にこだわって作られているものが多いため、キッチンやトイレなど水回りの床としてだけでなく、リビングや寝室にも積極的に取り入れられています。

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クッションフロアの張り替え費用相場を部屋別に紹介

クッションフロアの張り替え費用は、施工費用だけでなく選ぶ製品の価格によって前後します。製品の価格は、デザインや製品のグレードによって決められていることが多いです。

一般的には、1㎡の材料費と施工費が2,200~4,500円程度、6畳で4万円程度です。ただし、張り替えの場合は、剥がした床の処理費用が加算されるため、重ね張りよりも多少割高になる傾向があることを覚えておきましょう。

ここからは、クッションフロアの張り替え費用を部屋ごとに紹介します。5箇所の費用相場を紹介するのでぜひ参考にしてください。

・リビング
・和室
・キッチン
・洗面所
・トイレ

クッションフロアの張り替え費用相場1:リビング

リビングやダイニングをクッションフロアに張り替える場合、6畳で3〜5万円が費用相場です。この費用の中には、壁と床の接合部が剥がれないようにするための、ソフト巾木代も含まれています。

既存の床の上からクッションフロアを張る『重ね張り』の場合、床を剥がす工程が省かれるため価格も比較的安くなります。

ただし重ね張りは床の高さが変わるため、注意が必要です。床の高さが変わると、部屋の境目に段差ができてしまったり、家具が置けなくなったりなどの不具合が生じます。とくに段差が生じてしまうと、お年寄りや子どもがいる家庭では、ケガや事故の原因になるでしょう。

クッションフロアの張り替え費用相場2:和室

和室を洋室にしたい場合にも、クッションフロアの張り替えは用いられます。フローリングに張り替えるよりも、価格を抑えられるので人気です。

ただし、畳からクッションフロアに張り替える際には、畳を撤去した後に下地の張り替えも必要になるため、施工費用がほかの張り替え方法に比べて高いです。

6畳の和室をクッションフロアに張り替える場合の費用相場は、10万円前後となります。

クッションフロアの張り替え費用相場3:キッチン

水や油を弾く性質を持つ、塩化ビニール製のクッションフロアは、キッチンの床に最適です。油汚れがついてしまっても、サッと拭くだけで簡単に掃除ができます。一般的なフローリングのようにシミになって取れなくなることも少ないです。

4畳のキッチンを張り替える場合は、およそ4万円が費用相場となります。ただし、キッチンの状況や、下地の劣化具体によって大がかりな施工になり、追加費用がかかることもあるので事前に確認しておきましょう。

クッションフロアの張り替え費用相場4:洗面所

防水性やデザイン性にも優れているため、洗面所の床としてもクッションフロアは使用されています。キッチンと同様に、洗面所の状態により追加費用が発生する場合もありますが、3帖程度の面積であれば4〜7万円が張り替えの費用相場です。

洗面所の張り替えで意識したいポイントは、洗濯機の移動です。業者によっては移動に伴う追加料金がかかる可能性もあるので、事前に確認しておきましょう。

クッションフロアの張り替え費用相場5:トイレ

掃除がしやすいクッションフロアは、いつも清潔に保ちたいトイレの床としても人気です。アンモニアの付着に強い、トイレ用に開発されたクッションフロアも販売されています。

クッションフロアに張り替える場合は、1畳程度の広さで、およそ4万円が費用相場です。

しかし、現状の床がタイルの場合は、剥がす費用が相場よりも高くなるため注意してください。

また、タイルを剥がす際に便器の移動も必要なことがあるため、施工費用が追加で発生する可能性もあります。気になる場合は、施工業者に問い合わせて、便器の移動が必要か確認しておくと安心です。

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クッションフロアを張り替えの注意点

防水性や衝撃吸収性が高く、ほかの床に比べて比較的安く張り替えできるクッションフロアですが、デメリットも存在します。床の張り替えを検討している場合は、デメリットも把握して張り替えを検討しましょう。

耐久性が劣る

まず1つ目は、フローリングなどほかの床と比べて、クッションフロアは耐久性が劣ります。クッションフロアの防水性は高いですが、湿度が高すぎる環境では接着剤の効果が弱まります。長年放置しているとクッションフロアが剥がれてきたり、カビが発生したりすることもあります。

洗面所やトイレ、キッチンなど水回りの床を張り替える場合は、換気を心がけることや防カビコーティングが施されているクッションフロアを選択しましょう。

床がへこみやすい

2つ目は、クッションフロアの特性上、重量のある家具や家電を長期に渡って置いておくと床がへこみやすいことが挙げられます。重量への耐久性が低く、重みでへこみやすいのです。

中にはへこみや傷に強く、耐久性が強化されたクッションフロアも販売されているので、心配な方は、業者に相談して選ぶのをおすすめします。

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クッションフロアの張り替え相談

クッションフロアの張り替え費用は、条件によって変わるため、まずは事前に見積もりすることをおすすめします。床の張り替え費用は下地の劣化具合によって大きく変動することがあるため、見積もりが無料な業者に相談しましょう。

そこでおうちの御用聞き家工房なら、見積もりが無料なので気軽にご相談ください。

クッションフロアの張り替え以外でも、家に関する困りごとなら何でも相談を受け付けています。「トラブルなのか分からないけど、ちょっと見てくれない?」という相談も問題ありません。電話一本いただければ、最短即日に伺うことができます。

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まとめ

クッションフロアには、メリットもデメリットもありますが、床の張り替えの中では費用が比較的安い傾向です。和室を洋室にしたり、水回りの掃除を快適にしたりと、生活スタイルに合わせて活用すれば、快適な住環境を整えることが可能です。

クッションフロアに張り替える際は、下地の状態や環境によって費用が前後することもあるので、見積もりは必ず取って、よく検討しましょう。

クッションフロアの張り替えを検討したら、見積もり無料のおうちの御用聞き家工房に、ぜひご相談ください。