【壁穴修理】壁に穴が空いた!修理費用相場は2~4万円が一般的?

賃貸や一軒家でも、ちょっとしたことで壁に穴が空くことは珍しくありません。しかし、実際に穴が空くと「壁の穴ってどうすればいいだろう?」と不安になる方も多いでしょう。修理する必要があるのか、修理費用はどれくらいかかるのか、賃貸なら許可を取らなければいけないのか、考えることは多いです。 そこで今回は、壁に穴を空けてしまった時にやるべきことや、修理に必要な費用の相場をまとめました。


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壁に穴が!やるべき2つのこと

賃貸物件や家で使われる壁は、石こうでできた板の上に壁紙を貼って仕上げているものが大半です。そのためちょっとした衝撃でも、穴が空いてしまうことがあります。

このような壁の穴は賃貸の場合、放置すると退去時に修理費用を請求されることもあるため、壁に穴が空いた場合はすぐに対応しましょう。

ここでは、壁に穴が空いたとき、やるべき2つの対応をご紹介します。穴が空いてしまったときに参考にしてみてください。

やること1.賃貸なら契約書類を確認する

家が賃貸の場合は、解約するときに元の状態に戻す「原状回復」が必要です。そのため壁に穴が空いた場合は、基本的に修理が必須になります。

こうした破損が起こった場合に備えて、賃貸の契約書類には破損の程度ごとに修理が必要か、決まりが設けられていることがほとんどです。慌てて修理を依頼する前に、契約書類を確認してみましょう。穴の程度によっては修理費用が発生しない場合があります。

例えば、画鋲や押しピン程度の穴なら修理費用が請求されないことが多いです。しかし、契約書に「画鋲やピンの使用可否」に関する記載がある場合、修理費用が請求されることもあります。

また契約内容によっては、自分で修理を依頼することが禁止されていることもあります。そのため壁に穴を空けてしまったら、まずは物件の所有者に連絡し、対処法を確認するのが無難です。

やること2.穴を放置せず業者に補修を依頼する

壁に穴が空いても建物自体が壊れることは少ないですが、放置していると様々な問題を引き起こします。例えば、見栄えが良くない、虫が入って巣を作る、火災の時に火が回りやすくなる、雨漏りの原因になる、穴がさらに大きくなる…といった具合です。

穴を放置するのは得策ではないため、必ず修理するようにしましょう。DIYで穴を埋めて修理することも不可能ではありませんが、壁紙の貼り直しには高い技術を要します。特別な理由がない限り、壁の穴を修理する際は業者に依頼するのがおすすめです。

穴の修理費用は、穴の大きさによって決まります。ネジ穴程度なら簡単に済みますが、直径10cm以上の大きな穴になると、補修が難しくなります。それに伴って費用も高額になるため、依頼する前に確認しておきましょう。

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【シミュレーション】壁の穴の修理費用の相場はいくら?

ここからは、実際に壁の修理費用がどれくらいになるかをシミュレーションしていきます。またそれぞれにDIYでの修理の方法や、業者が行う修理の内容も載せておきますので、参考にしてみてください。

壁穴修理(20cm未満)は2〜4万円

穴のサイズが20cm未満と比較的軽度な穴の修理費用は、2~4万円が相場です。業者によっては、穴のサイズによって修理費用が設けられていることもありますし、小さな穴なら自分で修理することも可能です。

ここでは、それぞれのサイズの費用相場と合わせて、自分で修理を行う方法もご紹介します。

画鋲サイズの穴

画鋲程度の穴なら修理の必要がない場合も多いですが、見栄えが気になる場合はDIYで修理をすることもできます。

まず埋めたい穴の入り口に木工用ボンドをつけ、ティッシュを押し当てます。その上から画鋲でティッシュを穴に押し込み、はみ出た部分をちぎってください。最後に、画鋲で形を整えれば完成です。

簡易的な方法ではありますが、白色の壁ならこの方法で補修が可能です。どうしても穴が気になる場合は、一度試してみてください。

ただし白以外の色付きの壁紙の場合は修理が難しいです。次項の「釘・ネジサイズの穴」の修理方法を試してみてください。

釘・ネジサイズの穴

家具や棚の取り付けの際に、釘やネジを使って固定することがあります。こうして空けた穴は、サイズや深さが日常生活の範囲内(誰でも行う行為)とみなされないため、入居者が修理費用を負担することになります。

また自分で修理する方法として、穴が開いている箇所にシールを貼るという対処もあります。ホームセンターなどで売られている「壁紙補修用シール」を貼り付ければ、簡易的ですがお手軽に修理することができます。ただしシールを使う場合、壁紙と合った柄のシールを選ぶ必要があります。

補修箇所を目立たせたくない、根本から直したいという場合には、パテで穴を埋めることもできます。穴の周りの壁紙を切り、市販のパテで穴を埋めて、上から同じ柄の壁紙を貼って仕上げればOKです。

修理費用は、シールを使った場合1000円以内、パテを使う場合だと3000円以内です。多少のコツはいりますが、比較的安価で済むことになります。一方、修理を依頼する場合は5000円ほどが相場です。

5cmサイズの穴

直径5cmまでの穴なら、DIYでも修理が可能です。ホームセンターなどで扱っている壁穴補修用のメッシュシートを使えば、比較的簡単に穴を埋めることができます。メッシュシートの上からパテを盛り、紙やすりなどで表面を仕上げれば完成です。

費用は道具と新しい壁紙を合わせても、5000円以内に収まります。ただこの方法では、どうしても修理した箇所が盛り上がることになります。補修箇所を完璧に復元するには技術が必要なので、修理を依頼しましょう。

10cm以上の穴

10cm以上のサイズになると、DIYでの修理は厳しいものがあります。壁の石こうボードまで壊れている可能性が高く、最悪石こうボードを丸ごと交換することになります。この際の費用は、3万円程度が相場です。

壁穴修理(20cm以上)は5〜10万円

20cm以上の大きな穴になると、修理費用の相場が5~10万円になります。また複数の穴を空けてしまった場合や、玄関に空いた穴などの補修にも、同様の金額がかかります。

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まとめ

賃貸物件の壁に穴が空いた際は、まず契約内容を確認しましょう。そののち修理業者に依頼し、穴の修理をしてもらうことになります。穴は基本的に放置せず、可能な限り早めに修理を依頼するようにしましょう。

壁の穴の修理費用は、空いた穴の大きさによって決まります。小さな穴なら自力での補修もできますが、10cm以上の大きな穴は修理が難しくなります。そのため、業者に修理を依頼することをおすすめします。

壁の穴にお困りの際は、ぜひ『おうちの御用聞き家工房』にご相談ください。