マンションの手すり取り付けにかかる費用相場
まずは、手すりを取り付ける費用について解説します。
取り付け費用の総額は「手すり本体の価格 + 取り付け工事費用 + 諸経費」によって算出されます。
手すり本体の価格
このうち、手すり本体の価格は手すりの種類や素材、長さ、大きさによって大きく変動します。一般的なものであれば、1mあたり1万円以下で購入できるでしょう。
しかし、頑丈な素材や装飾が細かい手すりの場合など種類によって、数万円~数十万円の手すりもあります。使いやすさや耐久性などを比較しながら、マンションやアパートに合うものを選ぶと良いでしょう。
取り付け工事費用
また、取り付け工事費用も内容によって大きく変動する部分です。この工事内容というのは、手すりの本数や取り付ける場所の素材、状態などを指します。
取り付け場所によっては即日での工事が難しい場合もあるため、現地調査でしっかりと業者にチェックしてもらうことが重要です。
工事費用は1本1万円前後で取り付けられることもあれば、数万円~数十万円かかることもあります。こちらも手すりの取り付け本数や、取り付け場所の素材によって変動するので、事前にしっかり確認しておきましょう。
手すりの取り付け業者の選び方
マンションやアパートに手すりを取り付けるとなれば、大半の方が業者への依頼を考えているでしょう。とはいえ、取り付け工事を依頼する機会はそう多くありません。どのように依頼すべきか分からない方がほとんどではないでしょうか。そもそも、どんな業者を選べばいいのでしょうか。
ここでは業者の選び方や、見積もりをしてもらうときに気を付けたいポイントについて解説します。ぜひ参考にしてください。
優良業者かどうかを確認する
業者に依頼する前に、まずはその業者のホームページをチェックしましょう。施工実績が掲載されていれば、それも確認してください。
施工実績は、その業者が実際にどのような作業をしているか、客観的に見られる大事な判断材料のひとつです。「質の高い施工を行っているのか」、「施工数は多いのか」、といった点を確認しましょう。
また、前述したように高齢の方が多く住むマンションやアパートであれば、バリアフリーリフォームを得意とした業者に絞って選ぶこともおすすめです。入居者が高齢者であることを踏まえたうえで、施工内容を提案してくれることがあるかもしれません。
また、業者の工事に関する資格の有無が気になる方もいるでしょう。たしかに、施工担当者がリフォーム関連の資格を持っているかどうかも、業者の信用性を測るための判断材料とはなります。
とはいえ、手すりの取り付け工事に必要な資格はありません。業者として長年の実績があれば充分な技術力を持っていることもあります。そのため、資格はあくまでもひとつの指標としてチェックする程度にとどめておきましょう。
地域密着型のサービスで、お客さまのあらゆる困りごとを解決する「おうちの御用聞き家工房」では、お手頃価格で手すりの取り付け工事を行っています。
各店舗に高い技術を持ったスタッフが在籍しているので、簡単な施工であれば、すぐに手すりを設置することも可能です。また、大規模なリフォームが必要と判断した場合は、弊社から専門業者へ依頼することで対応できるのでご安心ください。
しかし、マンションを確認しないことには最適な工事方法はわかりません。「マンションに手すりを取り付けようかな…」と悩んでいるなら、まずは相談やお見積もりから始めてみませんか?お電話1本で、関東を中心とした全37店舗(2020年7月17日現在)の中から、あなたのお近くの店舗スタッフが最短即日で伺います。
もちろん、手すり取り付け以外のお悩みもご相談ください。庭木の剪定、エアコンクリーニング、各所清掃、ドアノブ交換、窓拭きなど、さまざまな実績が多数あります。「こんなことを相談しても大丈夫かな…」と気にすることなく、なんでもお問合せください。
見積もり時は複数の業者を比較する
気になる業者が見つかったら、その業者のみに絞って問い合わせをする方も多いのではないでしょうか。しかし初めての施工依頼なら、まずは複数の業者から見積もりを取り、比較することが重要です。
なぜなら、1社からのみ見積もりを依頼した場合、その価格が高いのか安いのか分からないためです。複数の業者に見積もりを依頼すれば、ある程度の適正価格が分かるようになります。一部の悪質な業者にだまされにくくもなるでしょう。
工事の適正価格を知るためにも、まずは「相見積もり(複数の業者に見積もりを依頼すること)」を取ることは忘れないようにしましょう。
そのほか、手すり取り付けのポイント
いざ手すりを取り付けるとなると、「できるだけ滞りなく施工を終えたい」と考えている方が多いのではないでしょうか。とくに共用部分の施工なので、マンションやアパート入居者の利便性を考えて、短期間で完了させたいものです。
また、現在手すりがない場合は、安全な住環境を提供するためにも早期の設置が望まれます。
そこで最後に、滞りなく手すりの取り付け工事をするために事前に知っておくべきポイントをまとめました。
具体的な設置計画を立てておく
滞りなく施工を進めるために、取り付けにあたって必要な要望をまとめて、計画を立てましょう。工事費用が明確になりやすいためです。どんな目的で取り付けたいのか、手すりが必要な箇所、取り付ける手すりの種類や長さ、予算、日程の希望など、可能な限り具体的に考えておくことをおすすめします。
なにも決まっていない状態で一から業者に相談すると、施工までに時間がかかってしまうかもしれません。具体的であればあるほど、業者との相談や打ち合わせを短く済ませられることもメリットです。
また、業者との打ち合わせに役立つのが「設置したい場所の写真」を用意することです。設置に必要な手すりの長さや本数、設置場所の素材などが想像しやすくなるため、より具体的でスムーズに打ち合わせできるでしょう。
補助金が使えるなら活用する
手すりの設置がバリアフリー化のためなら、自治体などの補助金制度を活用できることがあります。補助金を活用するメリットは、なんといってもリフォーム費用を抑えられることです。
前述したように、手すりの取り付けは種類や長さによって費用が変動します。少しでも負担を軽減したいときは、制度が利用できるかどうか確認しておきましょう。
制度の要件は自治体ごとに定められています。まずは、自治体の窓口へ相談してください。補助金で費用が抑えられれば、手すりのグレードを上げたり、設置箇所を増やしたりといった選択もできるかもしれません。
まとめ
マンションやアパートの経営者なら、入居者にとっての安全な住まい環境づくりを思案することが多いでしょう。そのなかでも、手すりの設置は高齢者が安心して暮らすために大切な設備と言えます。
手すりの設置を検討しているのなら、信頼して任せられる業者選びをしたいものです。施工事例や見積もり価格、説明の丁寧さなどを複数の業者で比較することで「ここにお願いすれば安心だ」と思える業者を見つけられるでしょう。
「おうちの御用聞き家工房」では、手すりの取り付け工事のご相談を随時受付中です。いつでもお気軽にお問い合わせください。