「全部捨てたいけど…」物が捨てられない4つの心理
いらなくなった物や、使っていない物など、全部捨てて家の中をすっきりさせたいと考えていても、思うように物が捨てられないことがあります。
なぜ、不要だとわかっていても物が捨てられないのか、その理由を見ていきましょう。
理由1.もったいないと感じている
「まだ使える」「捨てるのはかわいそう」など、物への哀れみや執着心があると、捨てられなくなってしまいます。
また、いつか使うかもしれない、痩せたら着られるかもしれないという期待も、物を捨てる障害になるでしょう。
理由2.貰い物や思い出の物だから
プレゼントされた物を捨てるのは申し訳ないと思う人が多いでしょう。
また、長く家に置いてあった物や思い出の品は物への愛着心があるため、捨てづらいと感じてしまいます。
理由3.物を捨てることに抵抗感がある
物を大切にしたい気持ちが強いと、捨てることに罪悪感を抱く方もいます。
また、衝動買いの癖があると「かけたお金が無駄になる」と考えてしまい、なかなか捨てられない方もいるでしょう。
しかし、物を捨てずに保管していると収納場所がなくなり、余計に物が溜まってしまいます。
理由4.物が近くにあると満足する
着ることがなくなった衣服や、安いからといって置き場所に困ってしまった家具でも、自分の周りに置いておくと何となく安心するという方もいます。物に囲まれることで安心や満足感、所有欲・安心感が満たされるという心理状態です。
周りに物がない状況に慣れていないため、シンプルな部屋にいると落ち着かない気持ちになることもあるでしょう。しかし、それが捨てられないという原因につながってしまいます。
「捨てられない」を変える「考え方」
いらなくなった物は捨てるべきだとわかっていても、あらゆる気持ちが絡み合い、行動に移せない人はたくさんいます。
では、物を捨てられるようになるためには、どのような方法があるのでしょうか。ここでは、物を捨てる際の考え方に注目して、おすすめの方法を紹介していきます。
迷ったら捨てる
捨てられない物の多くは、この先使うかもしれないという期待が込められているため、思い切って捨てることができません。
「使うかもしれないけど、使わないかもしれない」
このように迷ったときは、残念ながら、ほとんど使う機会は訪れないのが現状です。
もし、この先使う機会が訪れたとしても、家の中が物であふれていると保管場所が分からなくなったり、保管していることを忘れて同じ物を購入してしまったりする可能性もあります。
捨てるか迷った時点で、必要ではない物と判断して問題はないでしょう。
本当に役に立っているのか考える
捨てられない物の中には、流行や周りの人に影響されて購入した物が含まれていないでしょうか。
たまにしか使わない物や、ほかの物でも代用できそうな物などがあれば、いまの生活に本当に役に立っているかどうかを振り返ってみましょう。
生活スタイルは人それぞれ異なりますので、必要な物、役に立つ物もさまざまです。しかし、毎日の生活で必要なものは意外と少なかったりするものです。
本当に必要だと思えない物や、三か月以上使用していない物などは思い切って処分しましょう。
価格に左右されない
高いお金をかけて購入した物は、なかなか捨てられないことがあります。しかし、捨てる基準に購入時の価格を含めてしまうと、ほとんどの物が捨てられなくなってしまいます。
捨てるのが惜しいと感じたときは、知り合いに譲ったり、売ったりして、手放す方法を選択してみてはいかがでしょうか。
迷わず物を捨てる「方法」
物を捨てるためには、購入したときの価格や、これから使うかもしれないという誘惑に負けず、自分にとって本当に必要な物であるかを見極める必要があります。
しかし、必要な物とそうでない物の見極めは簡単ではありませんよね。考えれば考えるほど、迷いが生じてしまい、さらに捨てられなくなってしまうこともあるのではないでしょうか。
ここでは、迷わずに物を捨てる方法を紹介していきます。自分にできそうなやり方から試してみてください。
最初は明らかなゴミから捨てていく
物を捨てる際は、明らかにゴミとわかるものから捨てていく方法がおすすめです。
「捨てる」という行動に慣れるため、捨てるか迷っていた物も思い切って捨てられるようになります。
複数あるものは必要最低限残して捨てる
同じような物が複数ある場合は、必要最低限を残して捨てましょう。代用品が他にある場合も同様です。
状態が良い物であれば、捨てるのがもったいないと感じてしまいますが、保管していても使う機会はほとんどありませんので、処分することをおすすめします。
一定のルールを決めて捨てる
物が多すぎて、いる物といらない物の分別が大変なときは、一定のルールを決めて捨てる方法があります。
たとえば、以下の基準に当てはまる物は捨てるというルールを設定すると、捨てる基準が明確になり、物が捨てやすくなります。
・壊れている
・使えない
・期限切れ
・1年間使わなかった
・同じ機能の物が他にある
このような、自分だけの捨てる基準を設定すると、物が捨てやすくなるでしょう。
捨てる物が多いなら業者に相談
捨てる物が多すぎて片付けが進まないときは、専門の業者に依頼するのもおすすめです。
大きな家具や家電など、自分では処分が難しい物も、専門の業者ならすべて処分してくれます。
おうちの御用聞き家工房では、家に関するトラブルであれば何でも対応可能です。「トラブルなのか分からないけど、ちょっと見てくれない?」といった些細な内容でも構いません。電話一本で最短即日からお伺いもできますので、お気軽にご相談ください。
増えすぎる前に!物を増やさない3つのポイント
いらなくなった物を処分してすっきりしても、またすぐに家の中が物であふれてしまうことがあります。
物を捨てる作業は手間と費用がかかるため、非常に大変ですので、これ以上物が増えないように気をつけていきましょう。
ここでは、物を増やさないための3つの方法を紹介していきます。
1.買う前に本当に必要か考える
物を購入するとき、衝動的に買うのではなく、本当に必要な物であるかを考えるようにしましょう。
セールや限定商品の場合、タイミングを逃すと購入できなくなってしまう物もあります。しかし、急いで購入しても結局使わなかったり、もっと良い商品が見つかったりと、いらなくなってしまうケースがほとんどです。
欲しい商品が見つかっても焦らず、ほかの商品との検討をしてから購入を決めましょう。
2.収納場所は増やさない
収納場所が増えてしまうと、ついつい物を購入してしまいます。たとえば、食料品の置き場のために棚を置いてしまうケースです。自然と買い置きが増えてしまい、結局は食べきれずに捨ててしまうことになりかねません。
収納場所は必要最低限にしておきましょう。保管できる量だけを購入するようになるため、物が増えるのを抑えられます。
3.ひとつ増えたらひとつ捨てる
洋服や靴などは、新しいアイテムをひとつ購入したら、所有しているアイテムをひとつ処分するというルールを決めておくと良いかもしれません。
処分するアイテムがなければ新しいアイテムを購入できないため、衝動買いも抑制できるでしょう。
まとめ
物が捨てられない方のために、物を捨てられるようになる考え方と方法について解説してきました。
物が増えすぎてしまうと、捨てる作業も大変になってしまいます。物を捨てることに罪悪感を抱いてしまうこともありますし、思い入れのあるものならなおさら捨てにくくなります。
もし、ご自分で物が捨てられないときは、おうちの御用聞き家工房にご相談ください。お家のお片付けから不用品の処分まで一括してお請けいたします。
電話一本で最短即日よりお伺いできますので、お気軽にお問い合せください。