電球を交換したけど電気がつかない!原因と対処法を解説

電球を交換しても電気がつかない場合、「電球の型番が合っていない」「照明器具が故障している」など、何かしらの原因があります。電気がつかなくても、慌てずに正しい対策を取ることが大切です。 この記事では、電気がつかない原因や電球の交換方法について解説します。


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電球を交換したけど電気がつかない!原因は?

電球を交換しても電気がつかないのは、電球や照明器具、配線に問題があることがほとんどです。しかし、地震による停電や漏電ブレーカーが落ちている可能性もあるため、注意が必要です。ここでは、電気がつかない原因について紹介します。

電球そのものに原因があるケース

電気がつかないときは電球の型番が合っていない、初期不良が起きているなどと、電球そのものに原因があるかもしれません。電球にはさまざまな種類があります。電球の型番が間違っていれば、電球を交換しても電気がつきません。

まずは照明器具を確認してみてください。「ワット数」「口金サイズ」のふたつが取りつけた電球と合っているか見てみましょう。

口金サイズとは、電球の根元にある金属部分です。「E26」「E17」「E11」などで表記されています。口金サイズが合っていないまま、電球を無理に取りつければ壊れてしまったり、不具合が起こったりするため注意しましょう。

電球のワット数も照明器具に合ったものを選ばないと、故障や電気がつかない原因になります。とくに「60Wから95W」のように、低いワット数から高いワット数に交換すると、事故や火災などの危険があるため注意が必要です。

「型番は合っているのに電気がつかない」といった場合は、接触不良が原因かもしれません。照明器具の形によっては、電球をまっすぐに取り付けることが難しいケースもあります。電球がきちんと照明器具に接続されているか確認してみてください。

また、稀なケースですが、電球の初期不良により電気がつかない可能性もあります。新品の電球を購入しても、不良品であれば電気はつきません。

あらゆる方法を試したうえで電気がつかない場合は、電球を買ったお店に持っていき、新品と取り替えてもらう必要があるでしょう。

電球以外に原因があるケース

電球以外が原因で電気がつかないケースもあります。考えられる原因について紹介します。

停電が起きている

電球に問題がなければ、停電で部屋に電気が通っていない可能性があります。夜であれば停電にすぐ気がつきますが、昼間の場合、停電に気がついていないことも考えられます。

ブレーカーを確認する、テレビをつけるなどで停電していないか確認してみましょう。停電が疑われる場合は、地震が発生している可能性もあるため、落ち着いて行動してください。

地域全体の停電ではなく自宅のみの停電かも確認する必要があります。自宅だけ電気が使えていない場合、漏電ブレーカーが落ちている、送配電設備が不具合を起こしている可能性があります。

ブレーカーが落ちている

ブレーカーには以下の3つの種類があります。ブレーカーごとに落ちる原因が異なります。

ブレーカーの種類 ブレーカーが落ちる原因
アンペアブレーカー 契約したアンペア数を超えている場合
安全ブレーカー 特定の部屋で電気を使いすぎている場合や配線がショートしている場合
漏電ブレーカー 家庭内のどこかで漏電している場合

とくに注意すべきは漏電ブレーカーです。漏電ブレーカーが落ちた場合は、漏電が疑われるため、電力会社に連絡するなどすぐに対応しましょう。

ほかにも、スイッチや配線、照明器具の故障が原因で電気がつかない場合もあります。照明器具は長期間使用していると経年劣化によって故障する可能性が十分あります。

目安として10年以上使っている照明器具であれば、故障を疑ってみると良いでしょう。ほかの電球をつけても明かりがつかない場合などは、照明器具に問題がある可能性が高いといえます。

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交換しても電球がつかない!そんなときはどう対処すべき?

電球を交換しても電気がつかない場合は、原因を特定し、適切に対処する必要があります。ここでは、電球を交換してもつかないときの対処法を紹介します。

電球を交換してもつかないときの対処法

電気がつかない場合は、新しい電球に交換する、または照明器具を取り替える必要があります。

電球の型番に問題がある場合は、照明器具に合った電球を購入して取りつけてみましょう。電球の初期不良が疑われる場合は、購入したお店に持っていき、返品・交換してください。

「照明器具に合った電球をつけても電気がつかない」「配線もブレーカーも異常がない」といった場合は、照明器具の交換も検討しましょう。

照明器具の設置方法には「直付け」「引っ掛けシーリング」の2種類あります。直付けは、天井から出ている配線を照明器具に直接つなげる設置方法のことです。直付けの場合は配線工事が必要なため、業者に依頼する必要があります。

しかし、引っ掛けシーリングの場合は自分で交換可能です。円盤型・丸型のシーリングライト(照明器具)であれば、カバーを回転させて外し、電源とつながっているコネクタとライト本体を外して取り替えます。

難しい技術は必要なく、誰でも簡単に取り外しが可能です。ただし、シーリングライトを取り替える際は、電源を落として1〜2時間ほど待ち、器具の熱を冷ましてから行なってください。

感電などのトラブルを防ぐためにも、部屋のブレーカーを落として作業するのがおすすめです。

それでも解決しないときはプロに相談!

自力で解決できない場合は、プロに相談するのがおすすめです。「おうちの御用聞き家工房」は、おうちに関する悩みやトラブルに対応しています。電球の取り替えや故障が疑われる場合はすぐにご相談ください。

おうちの御用聞き家工房」は、電話一本で最短即日対応可能です。脚立を使わないと届かない場所、吹き抜けの電球交換もお任せください。また「故障かどうかはっきり分からない」といった段階であっても相談を受け付けています。

対応エリア内であれば、お見積もりの際の出張費もかかりません。実績豊富なスタッフがお伺いし、現状を把握してお見積もりを出します。作業工程や料金なども丁寧に説明いたしますので、ご安心ください。

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知っておくと便利!電球の正しい交換方法

正しい電球の交換方法を知っておくことで、電気がつかないトラブルを防げる可能性があります。ここでは、電球の交換方法と注意点、電球の選び方について紹介します。

正しい電球の交換方法

まずは家に電気が通っているか確認してみましょう。そして照明器具と電球の型番が合っているか確認してください。確認するポイントは「ワット数」「口金サイズ」です。

ワット数は照明器具に記載されている数値よりも低いワット数であれば使用できます。口金サイズは「E26」「E17」などと記載されている部分です。

電球を交換する際は、以下の手順で行なってください。

1.照明の電源をオフにする
2.照明にカバーがついている場合は外す
3.電球が熱を持っていないことを確認し、電球をクルクル回して外す
4.新しい電球を回して取りつける
5.照明の電源を入れ、電気がついたら完了

電球を交換する際は、必ず照明の電源を切るようにしてください。電流が流れていると感電してしまうおそれがあります。また切れたばかりの電球を交換すると、電球が熱を持っていて火傷してしまうおそれもあるため、熱が収まったことを確認してから交換しましょう。

新しい電球を購入する際は、電球の色に着目して選ぶことも大切です。電球の色は「電球色」「昼白色」「昼光色」の3種類あります。

電球色はオレンジ色、昼白色は明るい光の色、昼光色は白っぽく青みがかった色です。電球を交換する部屋に応じて選んでみてください。

LEDかどうかも選ぶポイントです。ひと昔前は白熱電球が一般的でしたが、いまではLEDに移行する人が増えています。LEDのほうが電気代を節約できることや寿命が長いメリットがあるためです。

白熱電球を使用している方は、電球を交換するタイミングでLEDに検討してみるのもよいでしょう。

正しく交換してもつかない!自力で修理はNG

正しく電球を交換しても電気がつかない場合、配線や照明器具などが故障している可能性があります。自力で修理すると危険なのでプロに依頼しましょう。

おうちの御用聞き家工房」では、「故障しているかどうか見てもらいたい」といった方でもご相談可能です。相談してから修理するか決めることも可能なので、まずはお気軽にご連絡ください。

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まとめ

電球を交換しても電気がつかない場合は、慌てずに原因を特定することが大切です。その後、考えられる原因に応じた対処法を行いましょう。この記事で紹介した電気がつかない原因と対処法を参考に、一つひとつ試してみてください。

自力で解決するのが難しい場合は、ぜひ実績豊富な「おうちの御用聞き家工房」にご相談ください。