【料金相場】ベランダ掃除を業者に依頼するにはいくらかかる?
ベランダ清掃を業者に依頼したときの料金相場は、ベランダの面積10㎡あたりで8,000~13,000円程度といわれています。作業時間にすると、1~2時間程度です。
ただし、状況によっては料金が相場よりも高くなることがあります。
1つ目は、ベランダの面積が広いケースです。一般的なベランダの面積は10㎡が目安とされます。10㎡を超えるような広いベランダでは単純に清掃する面積も増えるため、料金も増加します。
清掃する面積でいうと、自宅に複数のベランダがある場合も、料金相場より高くなりやすい傾向があります。
2つ目は、汚れのひどさです。汚れていると特殊な清掃用品が必要なこともあり、料金が上がる可能性があります。また、網戸やサッシの清掃も一緒にお願いしたい場合、オプションの追加で料金が増加します。
3つ目は、時期による料金相場の変動です。ハウスクリーニングにも繁忙期があります。引っ越しシーズンなどの忙しい時期に依頼すると、ほかの時期に依頼するより料金が高くなりやすいため注意が必要です。
ベランダのハウスクリーニングがおすすめなケース
ベランダのハウスクリーニングの料金相場を知って、業者に依頼した方が効率的で良いと感じた方もいるでしょう。
ここでは以下のような、ベランダの清掃でハウスクリーニングを利用した方が良いケースを紹介します。
・清掃の時間がないケース
・汚れの程度がひどいケース
それぞれ詳しくみていきましょう。
ベランダ清掃をする時間がない場合
ハウスクリーニングがおすすめなのは、ベランダ清掃に時間を奪われたくない方です。
ベランダ清掃は、汚れ具合によってかなり時間がかかることもあります。汚れを落とすコツを知らないと汚れがうまく落ちないためです。時間ばかりが過ぎて、結局キレイにならないこともあるでしょう。
さらに、自己流のベランダ清掃はトラブルの種となることもあります。例えば、大量の水を流すことによるトラブルです。集合住宅のように隣接していたり階下が存在したりするベランダで水を扱うと、水漏れなどの原因になることがあります。
また、ベランダをキレイにするには、室内清掃とは異なる掃除道具が必要です。汚れの程度によって、さまざまな道具をそろえておかなくてはなりません。例えば、床を磨くデッキブラシや洗剤のほか、カビ取り剤やサビ取り剤などが必要なこともあります。
ベランダ清掃のためだけに道具をそろえるのは大変ですが、道具がないと掃除が難しい部分もあります。特に、一人暮らしでベランダ清掃まで手が回らない方には、ハウスクリーニングがおすすめです。
汚れの程度がひどい場合
ベランダには、さまざまな汚れが付着します。例えば、鳥のフンは放置すると落ちにくくなる汚れです。さらに病原菌が含まれるため、そのままにしておくとアレルギー症状などを引き起こすおそれもあります。
コケは、日当たりが悪く、湿気のたまりやすいベランダで発生しやすい汚れです。放置すると増加してしまうだけでなく材質を傷めることもあります。特に雨期は発生しやすいので注意しましょう。
また、ベランダは風にのって土や砂が運ばれてきやすい場所です。また、ベランダでガーデニングをすると土や砂がたまりやすくなります。
ほかにも、ベランダに衣類を干すことによる洗濯物の繊維やホコリ、ベランダに設置した金属製品からのもらいサビなども発生しやすい汚れです。
以上のように、ベランダにはさまざまな汚れがたまり、汚れがひどいと落ちにくくなります。蓄積された落ちにくい汚れの除去は、業者に依頼するのがおすすめです。
安いだけで選ぶと危険!業者の選び方
ベランダ掃除の業者を安さだけで決める前に、「安い理由は何か」「安いと感じる業者の料金設定は明確か」を確認することが重要です。
業者によっては、基本料金が安い代わりに作業内容が少ないこともあるためです。作業内容が十分でないと、オプションの追加でかえって料金がかさむこともあります。
基本料金の部分にどれほどの作業内容が含まれているのか、どこまで清掃してもらえるのか、作業の詳細も確認しておきましょう。
業者選びに失敗しないためにも、ホームページだけで判断せずに見積りをとるのがおすすめです。見積りが出たら、作業内容が記載されているかも確認します。
詳細が記載されていれば、作業内容に対して料金が適正なのか判断することができます。清掃の要望に対して追加料金があるか、オプションが発生するかも確認しておきましょう。
料金や作業内容に納得できないときは、複数のハウスクリーニング業者に見積りを依頼するのがおすすめです。複数社で見積りをとれば、料金や作業内容の比較ができ、ケース別の料金相場も把握しやすくなります。
賃貸物件の退去時にハウスクリーニングは必要?
賃貸物件には原状回復義務があるため、「ハウスクリーニングが必要なのでは」と不安に思う方もいるかもしれません。原状回復義務とは、借りた物件を退去するときに、元の状態に戻してから貸主に返還する義務のことです。
結論からいうと、賃貸物件の退去時にハウスクリーニングは不要です。
元の状態に戻すとはいえ、借りたときの状態にまで回復する必要はありません。通常の使用による消耗や経年劣化による自然な汚れなどは原状回復の対象外です。
原状回復義務が生じるのは、通常使用や経年劣化以外の部分です。例えば、借りた人の過失による破損や汚れは、借主が修繕費を負担して元の状態に戻す義務があります。つまり、通常の使用の範囲内での汚れであれば原状回復義務は負わずに済みます。
しかし、清掃を怠ったことにより汚れが蓄積している場合は、原状回復義務を考えると、そのまま引き渡すのはおすすめできません。原状回復義務によりクリーニング代が請求される可能性があり、状態によっては高額になることもあります。
賃貸物件の退去時には、できる範囲でしっかりと清掃しておくのがおすすめです。長年放置したせいで除去されないしつこい汚れがあるときは、ハウスクリーニングを検討するのも良いでしょう。
業者にはノウハウもありますので、自分で作業するよりも汚れが落ちやすいほか、水漏れなどによる近隣住民とのトラブルも生じにくくなります。
ベランダクリーニングはおうちの御用聞き家工房がおすすめ
ベランダ清掃にお困りなら、「おうちの御用聞き家工房」をご検討ください。住宅に関する悩みやトラブルを広く扱っており、ハウスクリーニングにも対応しています。
ベランダの清掃はもちろん、キッチンや風呂場のクリーニング、エアコンクリーニングなどもお任せください。自分では取り切れないがんこな汚れや細かな部分の汚れも、キレイに除去いたします。
そのほか、住宅に関することなら小さなお悩みにも対応いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
ベランダは、さまざまな汚れがたまりやすい場所です。土や砂による汚れ、コケ、鳥のフンなどで汚れることもあります。放置すると汚れが落ちにくくなるため、忙しくてなかなか時間がとれないときや、汚れが目立つときはハウスクリーニングを利用しましょう。





