玄関灯(外灯)の電球を交換する方法とは。業者に依頼すべき状況を紹介!

玄関にある外灯の電球が突然切れると、夜帰宅したときに鍵穴を探しにくいなど、不便に感じることが生じます。玄関の電球は防犯上の役割もあるので、早めに交換しましょう。 今回は、玄関の外灯の電球を交換する方法や作業するときの注意点を紹介します。あわせて、自力で電球の交換ができないときの対処法も解説するので、ぜひ参考にしてください。


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玄関灯(外灯)の電球交換前に必ず行うこと

外灯の電球にも寿命があり、一定の期間が経てば明かりがつかなくなります。家族が安全に暮らすためにも、外灯が切れたら早めに交換してください。

交換前に、安全上の問題から必ず確認しておくべきことを把握しておきましょう。

電源を切ってブレーカーを落とす

外灯の交換作業を始める前に必ず電源を切り、続いてブレーカーを落としましょう。これは、玄関の外灯に限ったことではなく、室内の電球を交換するときにも共通する注意事項です。

たかが電球の交換と考えてしまうかもしれませんが、通電したままでの電気作業は非常に危険です。感電のリスクがあるため、最初に電源を切り、ブレーカーも落としてください。

明かりが消えた直後の電球は、高熱を帯びています。火傷のリスクがあるので、交換作業は電球が冷めてから行う事が必要です。十分に冷めていない場合も考えられるため、軍手を装着することをおすすめします。

使用中の電球の規格を確認する

電球には多くの種類があり、口金サイズや形状、ワット数はさまざまです。交換用の電球を用意するために、まず現在している電球の規格を確認してください。

特にワット数には注意が必要です。基本的に電球を交換するときは、同じワット数のものと交換することをおすすめします。ただし、ワット数の高いものから低いものへと交換するのには問題ありません。ワット数を低くすると以前より光の加減が弱くなりますが、節電効果を期待できます。

しかし、規格外のワット数の電球と交換するのは大変危険です。電球が破裂したり、熱で溶けたりするおそれがあります。

口金の確認は、買い間違いを防ぐためにも、把握しておくと良いでしょう。現在日本で一般的に利用されているのは、「E26」「E17」「E11」の3種類です。数字は口金の直径を記しているため、数字が小さいほど口金のサイズも小さくなっています。

適合する電球の規格は、外灯の取扱説明書で確認できます。取扱説明書が手元にない場合は、外灯のカバーを開けて、電球にプリントされている表示を確認してください。カバーの開け方は、次項で紹介します。

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玄関灯(外灯)の電球の交換する方法

外灯にもいくつかの種類があります。玄関の扉まわりを照らすダウンライトに、明かりが広範囲に広がるポーチライト、人感センサーやタイマーつきと、取り付け場所もさまざまです。それぞれ構造が異なるため、取り扱い説明書の確認も行いましょう。

ここでは、外灯の電球を交換する手順を紹介します。

手順1:玄関灯のカバーを外す

玄関の外灯は雨風にさらされるため、電球は基本的にカバーで覆われています。電球の交換作業は、まずこのカバーを取り外すところから始めてください。

カバーはしっかりと固定されていますが、力を入れすぎて壊さないように注意が必要です。
カバーの種類ごとの取り外し方は以下のとおりです。

・回して取り外せるカバー
電球を覆うカバーをくるくると回すだけで、内部のロックが解除されて取り外し可能です。ネジで固定されているものではないので、工具を使わず簡単に取り外せます。

・ボタンでロックを解除するカバー
外灯の本体にボタンがあり、ボタンを押すとロックが解除されて、簡単にカバーを取り外せるタイプです。

・ダウンライト式のカバー
カバーの枠を下に引っ張るだけで取り外しできます。内部に固定するためのバネが仕込まれている外灯もあるので、壊さないよう注意してください。

・ネジで固定してあるカバー
カバーが外灯や天井にネジで固定されているため、ドライバーを使ってネジを外し、取り除きます。

・外灯と一体化しているカバー
玄関の外灯本体とカバーが一体化しているタイプです。ネジを回して本体をいったん取り外してから、カバーも取り外します。

手順2:ビス・電線を外す

照明の種類によるものの、電球部分がビスで固定されているものや電線でつながっている外灯もあります。玄関灯のサイズによってビスの止め方が異なるため、ドライバーを使って外しましょう。

小型の照明なら、壁面に直接ビス止めされているものがほとんどです。大型のものは埋込スイッチボックスにビス止めされています。

外灯の電球が切れたのを機に、本体を新しいデザインや人感センサーがついたものへの交換を検討することもあるでしょう。しかし、自力での交換はおすすめしません。

センサー付きのLEDライトなどは電線を外す作業をともなうため、電気工事士の免許が必要です。スキルがなければ、漏電や関電などのリスクがあります。どうしてもDIYを行う場合は、自己責任で行ってください。

手順3:新しい電球に交換する

玄関灯のカバー、ビス・電線を取り外したら、新しい電球をソケットに差し込んで交換します。交換が済んだら、逆の手順でネジやカバーを戻しましょう。

交換用の電球は人感センサーの有無も考慮して、規格にあわせて選ぶのがおすすめです。外灯本体に人感センサーがついていなくても、電球にセンサーがついて明暗の切り替えができるタイプもあります。

同じ規格でも蛍光灯からLEDの電球に交換すれば、電気代の節約に役立つでしょう。LED電球は価格が高めでも、寿命が長く、交換の手間が省けるといったメリットがあります。

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【玄関灯(外灯)の電球交換】業者依頼の判断軸

外灯の電球の交換だけなら専門的な知識はいらず、難しくありません。しかし、自力では交換できないこともあるでしょう。

ここでは、玄関の外灯の電球交換を業者に依頼したほうが良いケースを解説します。

電球の交換後も点灯しないとき

正しい手順で電球を交換しても外灯が点灯しない場合は、本体が故障している可能性があります。

電球だけでなく、外灯本体にも寿命があります。取り付けてから10年以上経過している場合は、本体の故障を疑って対処しましょう。

電球を交換しても外灯がつかない場合は、専門業者に相談してください。放置しておくとショートするリスクもあるので、早めの交換が肝心です。

リフォームも行う専門業者なら、住宅の外観に合った外灯を提案できます。電気代の節約ができるもの、人感センサーつきといった便利な外灯への交換もできるため、前向きに検討してみてください。

自分で電球を交換できないとき

脚立がなくて高い場所の外灯に手が届かない、取り扱い説明書がなくてカバーを取り外し方がわからないといった理由で、自力での交換が困難なこともあるでしょう。そんなときは、業者への依頼がおすすめです。専門の道具を揃えた経験豊富な職人なら、スピーディーに電球の交換できます。

おうちの御用聞き家工房では、玄関の外灯の交換にも対応しています。地元密着型企業なので、お電話1本で最短即日にお伺いして問題の対処にあたります。

丁寧なヒアリングでお客様のご要望を把握し、希望にぴったりのサービスを提案いたします。もちろん、古くなった外灯を最新のものに交換するリフォームもできます。

まとめ

玄関灯が切れていると、夜間に鍵穴がわかりにくかったり、家全体に暗い印象を与えてしまったりと、不便なところが出てきます。また、明かりがあることで、家人がいることを示せるので、防犯においても早めの交換がおすすめです。

電球の交換は比較的容易に行えますが、感電や破裂などリスクもまったくないわけではありません。また、自力では電球の交換が困難なケースもあるでしょう。電球を交換しても、外灯本体の故障などで上手く点灯しないこともあります。

そんなときは、ハウスメンテナンスのプロである「お家の御用聞き家工房」にぜひお問い合わせください。