【窓枠の軽いカビ】中性洗剤を使って掃除する
窓枠のカビは、軽いものなら中性洗剤で掃除できます。中性洗剤なら、どの家庭でも常備していることが多いため、準備も簡単です。
ここでは、窓枠のカビの落とし方についてポイントを紹介します。
窓枠の掃除に必要な「道具」
窓枠の掃除に必要な道具を紹介します。
・中性洗剤(水で薄めた食器用洗剤、住居用洗剤)
・ぞうきんや不要な布
・消毒用エタノール
・ゴム手袋
・マスク
エタノールは、医療用の純度80%程度のものを使うのがおすすめです。また、カビの吸い込みを防ぐためにマスクを着用しましょう。ほかにも、手荒れを防ぐためゴム手袋を使うのも鉄則です。
窓枠の軽いカビを掃除する「手順」
窓枠の軽いカビを掃除する手順は以下のとおりです。
窓枠の掃除は、まず中性洗剤を使って汚れを落とし、その後消毒用エタノールで殺菌するのが一般的な掃除方法となります。
1.窓枠のカビに中性洗剤(水で薄めた食器用洗剤など)を塗布し、しばらく放置する。
2.5分ほど置いたら、濡れたぞうきんなどで拭く。
3.最後に消毒用エタノールをスプレーする。エタノールは拭き取らずにそのままにしておいてもOK。
上記の手順で簡単に窓枠のカビを取ることができます。
窓枠の軽いカビを掃除する「ポイント&注意点」
窓枠の軽いカビを掃除するときには、いくつかのポイントと注意点があります。
まずは、掃除するときには換気をしましょう。カビを吸い込んだり洗剤を吸い込んだりしないようにするためには、換気が欠かせません。
また、カビは見えている部分をキレイにするだけでは完全に排除することはできません。最後に消毒用エタノールを使ってしっかり退治することが大切です。
さらに、カビは水分を好むため、水拭きは効果がなく、すぐ再発する可能性があります。洗剤やエタノールを使ってしっかり根本から根絶しましょう。
ほかにも、インターネットではカビ掃除に酢を使うという情報もよく見かけますが、酢は食品の腐敗防止効果はあるものの殺菌効果は高くありません。
その上、アミノ酸や糖分が含まれていて、逆にカビの栄養源になってしまうため、掃除に使用するのは避けた方が無難でしょう。
【窓枠のガンコなカビ】塩素系漂白剤を使って掃除する
窓枠のガンコなカビは、中性洗剤では落とすのが難しいです。この場合は、塩素系漂白剤を使うと良いでしょう。ここでは、塩素系漂白剤を使った掃除法やポイントを紹介します。
窓枠の掃除に必要な「道具」
窓枠のガンコなカビの掃除に必要な道具は以下のとおりです。
・塩素系漂白剤(カビキラーなど)
・キッチンペーパー
・ぞうきんや不要な布
・ゴム手袋
・マスク
・ゴーグルやメガネ
・新聞紙
塩素系漂白剤は非常に成分が強い薬剤であるため、目に入ったり肌についたりすると危険です。掃除をする際は、ゴム手袋やマスク、ゴーグルを装着しましょう。また、漂白する力が非常に強いので、周囲の床を傷めないよう新聞紙などを敷くのも大切です。
窓枠のがんこなカビを掃除する「手順」
窓枠のガンコなカビの掃除は、以下の手順で行います。
1.キッチンペーパーを濡らして絞り、窓枠のカビが生えた部分に貼る。
2.その上から塩素系漂白剤をかける。
3.そのまま15分ほど置き、15分経ったら新しいキッチンペーパーで拭き取る。
4.塩素系漂白剤が残らないよう、しっかり水拭きする。
5.完全に乾くまでよく乾かす。
塩素系漂白剤を使った場合、消毒用エタノールを同時に使うのは避けましょう。混ざると有害なガスが発生するおそれがあるため、エタノールだけでなくほかの洗剤とも混ぜるのを避けるのがベストです。
窓枠のがんこなカビを掃除する「ポイント&注意点」
窓枠のガンコなカビを掃除するときには、いくつかのポイントがあります。
まずは、必ず換気をすることです。塩素系漂白剤を使う際は、製品の注意書きにも換気をするように書いてあることがほとんどなので、吸い込まないようにしっかり換気しましょう。
また、掃除が終わったら必ず手や顔を洗うのも大切です。手や顔に飛び散った漂白剤をそのままにしておくと危険なので、しっかり洗い落としましょう。
ほかにも、塩素系漂白剤はほかの洗剤や酢、アルコールなどと混ぜるのはNGです。有害なガスが発生することがあります。危険なので、混ぜないようにしましょう。
窓枠カビ掃除の注意点&ポイント
窓枠のカビ掃除の方法について紹介しました。安全かつ効率的に窓枠のカビ掃除を行うには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。ここでは注意点とポイントを紹介します。
【注意】重曹やクエン酸は窓枠のカビ退治におすすめしない
掃除によく使われる重曹やクエン酸ですが、これはカビ退治にはおすすめできません。重曹には研磨作用や消臭、吸湿作用はあるものの、殺菌、除菌効果はないため、カビを根本から取り除くことは難しいです。
また、クエン酸は成分が残ることで雑菌の繁殖を防ぎ、アルカリ性の汚れを予防する働きがあります。しかし、カビを完全に落とす効果はありません。
【ポイント】木製の窓枠にカビが!掃除法はエタノール
木製の窓枠に生えたカビでも、軽いものなら消毒用エタノールで取ることができます。窓枠のカビ部分にエタノールを吹き付け、乾いたらキレイなぞうきんなどで拭き取るだけで大丈夫です。
乾く前に拭くとカビが広がる可能性があるため、乾いてから拭きましょう。アルミ製の窓枠と違って木製の場合はカビの跡をキレイにするのは難しいため、ある程度の妥協が必要となります。
消毒用エタノールで取れない場合は、木材専用のカビ取り剤を使うという手もありますが、成分が強いので目立たない場所で試してから使ってみましょう。また、木製の窓枠には塩素系漂白剤を使うのはNGです。窓枠自体が傷むため、使わないようにしましょう。
窓枠の掃除が終わったら!カビ予防を忘れずに!
窓枠のカビ掃除を終えたら、忘れてはいけないのがカビの予防です。
最後に、窓枠のカビを予防する方法について紹介します。
予防1.結露しにくい状況を保つ
カビを防ぐには、こまめに換気するのが鉄則です。エアコンをつけたままでもOKなので換気しましょう。しかし、雨の日は外の湿度が高いので換気するのは避け、除湿機などを使うのをおすすめします。
また、窓の結露が気になるという人には結露防止シートも効果的です。窓が結露した場合はこまめに拭き取るなどの対策も行いましょう。
予防2.週1回はエタノールをスプレーする
カビを退治してくれる消毒用エタノールを、週に1回程度スプレーしておくとカビを防ぐことができます。サッシだけではなく窓ガラスの部分やカーテンにも吹きかけておくと、カビ防止になるのでおすすめです。
カビが取れない場合は第三者に頼ろう!
ここまでしてもカビが取れない…とお悩みの方は、プロに依頼するのもひとつの方法です。
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まとめ
今回は、窓枠のカビ掃除について紹介しました。窓枠は毎日掃除する場所ではないので、ついつい見落としがちです。気づかないうちにカビが大量に生えていた…ということもありえます。
カビ掃除には、エタノールや塩素系漂白剤がおすすめですが、自分で掃除してもなかなかキレイにならない場合は、プロの業者に依頼するのもおすすめです。
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