壁紙を自分で貼る6つのステップ!費用やDIYの注意点まとめ

新築当時は鮮やかだった壁紙も、経年劣化によって汚れや色褪せが目立ってきます。新しい壁紙に貼り替える場合、多くの方が心配になるのは費用面でしょう。 自分でできる作業を済ませておけば、壁紙の貼り替えにかかる施工費をカットすることができます。 そこで今回は、壁紙を自分で貼りたいと考えている方へ、具体的な費用とDIY時の注意点を紹介します。


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壁紙を自分で貼り替えると費用はどのくらい?

壁紙用の資材は、通販や専門店で誰でも購入することができます。お店で購入して自分で貼り替える場合、必要な支出は壁紙を購入する費用のみです。

壁紙の値段は、高級品から手に取りやすいものまであります。仮にリーズナブルな国産壁紙を購入した場合、1mあたり400円程度になります。6畳程度の部屋の壁紙を貼り替える場合、1万円程度です。天井にも同じ壁紙を貼るのを想定すると、17,000円程度でしょう。

輸入壁紙は輸送コストなどもかかるため、1mあたり1,000円程度と若干高額です。輸入壁紙は費用のほかにも、国産壁紙とサイズが異なる点に注意しなくてはなりません。基本的に輸入壁紙のほうが幅は狭い傾向にあり、購入時は幅の差を考慮した長さで注文する必要があります。

また、壁紙本体のほかに、張り替え用の道具代もかかります。

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自分で壁紙を貼り替える方法!

ここでは、自分で壁紙を貼り替える手順を6ステップに分けて、それぞれのポイントとともに解説していきます。

1.壁紙を選ぶ

まずは、部屋の雰囲気や用途に合わせて、壁紙を選びましょう。壁紙は大まかにわけると、以下の3種類があります。

・生のりつき
・シールタイプ
・輸入品(自分でのりを塗るタイプ)

輸入品とは、海外から取り寄せた壁紙を指します。デザインが豊富なこともあり、輸送料金が国内より高額になっても、気に入ったデザインを求めて海外から壁紙を取り寄せる人もいます。しかし、輸入品には、のりやシールがついていません。そのため、別途のりや接着剤を使用する必要があります。

手軽さを優先するのであれば、国産の生のりつき・シールタイプがおすすめです。費用もリーズナブルなため、予備を多めに買っておくこともできます。

価格や手間よりも完成後のデザインを重視したいという方は、輸入品も検討しましょう。高額なものも少なくありませんが、模様や質感にこだわった、おしゃれで他所の住宅と被りにくいデザインを見つけられるはずです。

2.必要な道具を揃える

壁紙をキレイに貼るためには、道具をそろえる必要があります。最低限、用意しておきたい道具は、以下の7つです。

・ローラー
・スポンジ(新品のもの)
・ヘラ
・カッター
・ハサミ
・なでバケ
・カット定規

また、古い壁紙を剥がすときのために、ドライヤーやサンドペーパーもあると良いでしょう。壁紙に汚れがつかないよう、道具は汚れやサビのないものを使用してください。

3.壁の下地処理をする

壁紙と道具の準備ができたら、次はいよいよ壁紙を貼る作業に入ります。キレイに仕上げるために、コンセントや照明などのカバーは外しておきましょう。壁も布で拭いてホコリが残らないようにします。

壁紙の中には表面が非吸水性のものも多く、のりが付きにくい場合があります。のりが付きにくい素材の壁紙が貼られているときは、新しい壁紙の吸着率が悪くなるため、先に古い壁紙を剥がす作業を行わなくてはなりません。

壁紙は下地と表面の壁紙の二層になっており、新しいものを貼るためには表の1枚のみを剥がします。

端から剥がしていくとスムーズにできますが、剥がれにくい場合はドライヤーで表面を温めてからゆっくり剥がしていきましょう。表面をサンドペーパーで擦って耐水性を弱めてから、水でふやかす方法もあります。

4.必要な長さに壁紙を切る

壁紙が下地のみの状態になったら、次は新しい壁紙の準備をしましょう。壁紙を必要な長さに切るためには、事前に貼る場所の長さを測っておきます。

ただし、壁紙を実際に切るときはジャストサイズで切らないよう注意してください。測った長さに両端それぞれ5cmを加えた、長めのサイズにカットすることがキレイに貼るコツです。

5.壁紙を貼る

適度なサイズにカットしたら、壁紙を端から順に貼っていきましょう。壁と壁紙の間に空気が入らないよう、なでバケで空気を押し出しながら少しずつ壁紙を貼っていきます。

輸入壁紙のように、自分でのりを塗るタイプの壁紙は、のりをたっぷり使うことが重要です。あらかじめ塗られた生のりをふやかして貼るタイプの壁紙は、スポンジに水を含ませて撫でるようにして均一にのりをふやかしましょう。

1枚目を貼り終え、2枚目の壁紙を貼るときは、隙間ができないよう1枚目の壁紙の端に数cm重ねて貼るのがポイントです。

6.継ぎ目の処理をする

壁紙を貼り終えたら、最後に仕上げとして継ぎ目の処理を行います。壁紙と壁紙、それぞれの端が重なりあっている部分を放置すると、見栄えが良くありません。そのため、隙間ができないように配慮しつつ、余分なところをカットしましょう。

壁紙が2枚重なっている部分の中央に印を付け、定規をあてながら2枚同時にカッターで切ります。1枚目と2枚目の壁紙でカットした部分(重なっている部分)を剥がし、継ぎ目部分が浮かないようローラーでしっかりと押さえれば作業終了です。

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DIYで壁紙を貼るときの注意点

DIYで壁紙を貼るときは、いくつかの注意点があります。最後に、自分で壁紙を貼ってみたいと考えている方へ、押さえておくべきポイントを紹介します。

目立たない場所から試してみる

壁紙を貼る作業は、容易ではありません。中に空気が入らないようにすることはもちろん、真っすぐ床から垂直に貼って隙間ができないように処理する必要もあります。壁紙の中に空気が入ったり隙間ができたりすれば、湿気でカビが生えるおそれがあるためです。

失敗しないように、まずは面積が小さい場所や、人の目に触れることが少ない場所からスタートして練習を重ねていきましょう。作業のコツをつかんでから、寝室やリビングなど広い部屋の作業に挑戦すると、キレイに仕上げられます。

賃貸であれば原状回復できるようにする

賃貸物件の場合、退去時は借りたときの状態に戻す必要があります。原状回復義務といい、壁紙を一度剥がしてしまえば、将来退去するときに、原状回復のための費用を負担しなくてはなりません。

どうしても壁紙を新調したい場合は、既存の壁紙の上に新しい壁紙を重ね貼りする方法が良いでしょう。ただし内装制限されている物件も多いため、壁紙を変えても良いか事前に管理会社へ確認しておくことをおすすめします。

一人で作業しない

寝室やリビングなど広範囲の壁紙を貼り替えるときは、一人で作業しないようにしましょう。天井から床までの長さの壁紙を、一人で持ち上げてキレイに貼り付けるのは、想像以上に大変な作業です。

引っ張りながら空気を抜く必要もあることを考えると、少なくとも二人以上の人数で協力しながら行うほうがスムーズに貼り替えられます。

キレイに仕上げたいなら業者に依頼する

前述のとおり、壁紙を天井から床までキレイに貼る作業は、容易ではありません。二人がかりで作業しても、必ずキレイに貼れるとは限らず、ある程度DIYの経験を積んでいる方でなければ難しいでしょう。

無理にDIYすると壁紙の中に空気が入ったり、継ぎ目に隙間ができたり、柄の合わせ方が不自然になるなど、トラブルを抱えるリスクがあります。慎重に貼ってもふとした拍子に壁紙を破いてしまう可能性も考えられます。

壁紙の貼り替えも、「おうちの御用聞き家工房」にお任せください。おうちの御用聞き家工房は、家のことならリフォームや修繕だけではなく、壁紙の貼り替え 、庭木のお手入れなど幅広く対応可能です。電球交換や窓拭きといった家事のお手伝いもご依頼いただけます。

電話一本で、高い技術と専門知識をもったスタッフが最短即日に駆け付けます。丁寧なヒアリングを行ったうえで作業内容をご提案しますので、まずは一度「おうちの御用聞き家工房」にご相談ください。

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まとめ

年月が経つと、壁紙も色褪せたり汚れが染みついたりするものです。新しい壁紙を貼り替えるとき、コストカットのために自分で貼ることを検討している方は多いでしょう。

しかし作業範囲が広い壁紙交換は、想像以上に大変な作業です。無理にDIYせず、まずは専門家に相談してみることをおすすめします。

おうちの御用聞き家工房なら、壁紙の貼り替えも承っています。まずは電話にて相談してください。