お風呂のお湯が出ないときはどうする?原因と対処法を解説

お風呂のお湯が出ないときは、給湯器の故障や配管の不具合など、さまざまな原因が考えられます。修理業者を呼ぶのが良いのか、自分で改善できるのか、まずは原因の特定方法と適切な対処方法について知っておきましょう。 本記事では、お風呂のお湯が出ない原因や修理の依頼先についてご紹介します。


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お風呂のお湯が出ないときにチェックすべきポイント

お風呂からお湯が出ないと焦ってしまい、すぐに修理業者を呼んでしまう方もいるでしょう。ただし、お風呂以外の箇所が原因でお湯が出ない場合もあるため、まずは各箇所をチェックすることが大切です。

ここでは、お風呂のお湯が出ないときにチェックすべきポイントを3つご紹介します。

お風呂以外の場所のお湯は出るかどうか

お風呂でお湯が出ない場合、まずはお風呂以外の場所でお湯が出るかどうかを確かめることが重要です。お風呂の給湯システムに問題があるのか、ほかに問題があるのかなどを判断できます。

まずは、キッチンや洗面所など、お風呂以外の蛇口をひねってお湯が出るか確かめてみてください。お風呂以外の場所でお湯が出る場合、お風呂に問題がある可能性が高まります。

また、給湯器の電源やガス供給が正常であるか、給湯システムのバルブや弁が正しく設定されているかも確認してください。

そのほか、ガスコンロが使えるかも確認してみましょう。もし、ガスコンロが使えない場合は、ガスの供給に問題があるといえます。ガスの臭いがした際は、ただちに窓を開け、専門業者に連絡しましょう。

お風呂の水が出るかどうか

お風呂でお湯が出ない場合、お湯だけが出ないのか、それとも水も出ないのかを確認することが重要です。水も出ない場合は配管や蛇口に問題があるといえます。

まずは、お湯の蛇口を完全に開けて、水が出るかどうかを確認してください。そして、お湯の蛇口が開いている状態で、水道水の蛇口を開け、水道水が出るかどうかを確認します。

お湯の蛇口を開けてもお湯が出ず、水道水の蛇口を開けても水が出ない場合は、お風呂と水道供給の両方に問題がある可能性があります。

エラー表示は出ていないか

一部の給湯器は、問題が発生した際にエラーコードやエラーメッセージが表示されます。リモコンパネルを見て、エラーコードやメッセージがないか確認してください。エラーが表示されている場合は、問題があって一時的にお湯が出なくなっているといえます。

エラーコードやメッセージは、数字やアルファベットの組み合わせ、またはメッセージで表示されます。具体的な意味や対処方法については、取り扱い説明書で確認可能です。

手元に取り扱い説明書がない場合は、使用している給湯器のメーカーをインターネット上で検索してみましょう。PDFで取り扱い説明書を閲覧・ダウンロードできる場合があります。それでも不明な場合は、メーカーのカスタマーサポートに連絡しましょう。

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お風呂のお湯が出ない原因と対処方法

お風呂のお湯が出ない原因がわかっても、自分で対処できる場合と、修理業者に依頼しないと直らない場合があります。

ここでは、考えられる原因と対処法について解説します。

お風呂のシャワーが故障している

お風呂のシャワーが故障している場合は、お湯だけでなく水も出ません。シャワーが故障する原因として一番に考えられるのが、蛇口のフィルターに汚れやゴミなどが詰まっていることです。汚れやゴミが詰まっている場合は、フィルターを掃除すれば改善します。

まずは止水栓を閉めて、フィルターのキャップを外してみてください。ゴミや汚れが詰まっていれば一目瞭然です。汚れは歯ブラシを使って水洗いすると良いでしょう。フィルターを掃除しても改善しない場合は、修理業者に連絡してください。

お風呂のサーモカートリッジが故障している

サーモカートリッジとは、お風呂の温度調節をする部分のことです。お風呂のサーモカートリッジが故障していると、お湯の温度調節が正常に行われず、お湯が出ない場合もあります。

サーモカートリッジは、経年劣化や強い衝撃などによっても故障します。故障した場合は交換が必要ですが、カートリッジの交換には専門的な知識と技術が必要です。誤った作業は、さらなる損傷を引き起こす可能性があるため、業者に依頼するのがおすすめです。

お風呂以外の場所が優先設定されている

お風呂だけでなく、キッチンや洗面台など複数に給湯リモコンが設置されている場合、リモコンの優先設定によってはお湯が出ない可能性があります。浴室の給湯リモコンの「優先」ボタンを押して、機能しているかを確認しましょう。

給湯器本体が故障している

給湯器本体が故障していると、お湯が十分に供給されず、お風呂のお湯が出なくなります。故障の具体的な原因はさまざまですが、給湯器の部品の劣化や損傷などが考えられるでしょう。

以下のような症状がある場合は、修理業者に連絡してください。

・配管から水が漏れている
・給湯器本体から異音がする
・原因不明のエラーコードが表示される

給湯器は経年劣化によって壊れる可能性もあります。長く使っているなら修理するのではなく、本体を交換する場合があります。

給湯器が寒さで凍結している

冬場は給湯器の配管が寒さで凍結し、お湯の供給が停止する場合が考えられます。凍結が疑われる場合は、まず給湯器の電源を切りましょう。凍結した状態で給湯器を動作させると、配管や部品に負荷がかかり、破損するおそれがあります。

自然に温度が上昇して解凍するのを待ちましょう。時間がない場合は、暖房を使って室内の温度を上げ、凍結した箇所の解凍を促すのが有効です。

また、ドライヤーや温風機などを使用し、凍結した箇所に温風を当てて解凍する方法もあります。ただし、給湯器や配管に直接温風を当てないように注意しましょう。

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お風呂のお湯が出ないときの修理はどこに頼むべき?

お風呂のお湯が出ないときは、修理業者に依頼するのがベストです。

ここでは、修理の依頼先を3つご紹介します。

ガス会社

お風呂のお湯が出ない原因がガスである場合には、利用しているガス会社に連絡するのが適切です。ガス会社からの指示に従い、対処方法を実施しましょう。自力で直すのが難しい場合は、ガス会社が修理担当の技術者を派遣してくれます。

ガス会社は大手企業が多いため、安心して依頼できるのがメリットです。しかし、修理・交換の費用が高くなる可能性があります。

給湯器メーカー

給湯器に問題がある場合は、給湯器メーカーに依頼するのが適切です。修理やサポートに関する連絡先は、給湯器の取り扱い説明書やメーカーのWebサイトなどで確認できます。

また、給湯器を製造していることから本体や部品の調達速度も早く、修理がスムーズだったり費用が抑えられたりするメリットがあります。ただし、ガス会社と同様に費用が高くなる点がデメリットです。

給湯器販売・工事業者

給湯器販売・工事業者が給湯器の修理を行う場合もあります。給湯器販売・工事業者はさまざまなメーカーの給湯器を扱っていて、修理に対して幅広い知識と経験をもっているため安心です。

また、メーカーやガス会社と比べ、問い合わせてから即日で修理に対応してくれる業者もあります。価格も安く行っている会社が多いため、修理費用を抑えたい場合にもおすすめです。ただし、複数の業者を比較して依頼先を選ぶのは少々手間がかかります。

地域の修理業者

住宅に関するさまざまなトラブルに対処してくれる修理業者も利用できます。原因が分からず困っている場合や、どこに依頼するか迷った場合は、地域の修理業者に依頼するのがおすすめです。

水回りでお困りの際は、おうちの御用聞き家工房にご相談ください。ご自宅の小さな悩みや大きなトラブルまで対応可能です。対象エリア内であれば、出張費は無料でお見積りをさせていただきます。

お風呂のお湯が出ないトラブルでお悩みの方は、まず一度ご相談くださいませ。

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まとめ

お風呂のお湯が出ない場合、考えられる原因はさまざまです。まずは、お風呂以外でもお湯が出ないのか、水は出るのかなど確認しましょう。次に給湯器の不具合なのか、配管に問題があるのかなど、原因を突き止めてください。対処方法が分からない場合は、業者に修理を依頼するのがおすすめです。