レンジフードの交換費用はいくらかかる?耐用年数と業者の選び方も解説!

こまめに油汚れを掃除しても、時間の経過とともにレンジフードの機能は劣化します。その中でも「レンジフードの吸い込みが悪い」「音やスイッチの反応などに違和感がある」などの理由からレンジフードの交換を検討する方もいるのではないでしょうか。 そこで気になるのがレンジフードの交換費用です。今回は、レンジフードの交換費用の相場や交換時期の目安、業者選びのコツを紹介します。レンジフードの交換を検討している方はぜひ参考にしてください。


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レンジフード交換の費用相場

レンジフードの部品交換などの簡易的な工事であれば、費用は3万円前後で済みます。レンジフードの本体を交換する場合の費用相場は、16~25万円です。内訳はレンジフードの『本体価格』『工事費』『オプション費』が含まれます。

レンジフードのサイズや機能、工事内容によって費用は変動するので、一概に費用を提示するのは難しいです。例えば、高機能タイプのレンジフードであれば、本体価格が20万円を超えることもあります。また、横幅が大きくて、壁の一部を削る工事が必要だと、その分費用も高くなります。

ほかにも以下の理由でレンジフードの交換費用は大幅に変動します。

・レンジフードの横幅が変わるケース
・壁を整える工事が必要なケース
・レンジフードの取り付け方法が異なるケース

また、アイランドキッチンのように天井に取り付けるタイプでは通常の工事とは異なるため通常の費用よりも高くなります。交換する際は業者と予算を相談しながら本体を選びましょう。

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レンジフードの交換時期はいつ?

レンジフードは外観的に経年劣化が分かりにくく、交換時期に迷う方もいるのではないでしょうか。そこで、ここではレンジフードの交換時期を見極めるポイントを紹介します。

耐用年数を目安に交換を考えよう

交換時期の目安としたいのが、レンジフードの耐用年数です。過去のリフォーム記録や築年数を確認して、設置しているレンジフードを何年使い続けているのかチェックしましょう。

一般的に、レンジフードの耐用年数は10年前後が目安です。「今は使えているから・・・」と放置していると、突然故障して使用できなくなることも考えられます。10年ほど使用している場合は、レンジフード交換の検討をおすすめします。

レンジフードの経年劣化を調べるポイント

レンジフードの状況によっては耐用年数が参考にならない場合もあるため、実際の経年劣化具合も確認してみましょう。

運転中の音をチェック

レンジフードの運転中の音に以下のような異常があれば、経年劣化している可能性があります。

・以前より大きな音がする
・使用中は会話できないくらい音がうるさい
・掃除をしても音が小さくならない

強い風のような「ゴオッ」とした音であれば、ホコリや汚れがファンにこびりついていることが原因です。この場合は、レンジフードを掃除すれば解消することがあります。

しかし、掃除をしても「音が小さくならない」「以前よりも明らかに音が大きくなっている」などの場合は、レンジフード本体の経年劣化を疑いましょう。「カラカラ」という音や、「キーン」と高い音が続いているのであれば、経年劣化の可能性が高いです。

排気能力の低下をチェック

レンジフードは設置から7~8年目あたりから少しずつ性能が落ちます。排気する力が弱いと感じたら、早めのメンテナンスや交換を行いましょう。

レンジフードの排気能力の変化は、以下のポイントでチェックできます。

・以前より煙・においが室内にこもりやすくなった
・壁や天井が油っぽくなっている
・本体を掃除しても改善されない

内部を掃除したり、ファンに潤滑油を補充したりしても改善しないのであれば、一度ティッシュで排気する力を確認してみてください。ティッシュを吸い込み口に近付けてみても張り付かない場合は、レンジフードの排気能力が低下している可能性があります。

本体の振動をチェック

レンジフードが経年劣化すると、本体が運転中に大きく振動します。運転中に「ガタガタ」と大きく揺れる場合は、内部のファンなどにネジのゆるみがないかチェックしましょう。

ネジを固く締めても大きく振動するときは、経年劣化の可能性があります。異常のあるまま使い続けると、内部のファンが変形するおそれがあるため、早めの対処が必要です。

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レンジフード交換は自分でできる?

レンジフード本体は、メーカーから直接購入するなど、個人でも入手する方法はあります。費用節約のために個人でレンジフード交換を検討している方もいるのではないでしょうか。

レンジフードの交換は手軽に思えますが、自力で行うことはおすすめしません。電気配線や壁の補強など、高度な技術と経験を要する作業が多いためです。

また、レンジフードはサイズや取り付け方法など、さまざまなタイプが販売されています。性能も大幅に異なるため、レンジフード選びを間違えるリスクも大きいです。

レンジフード交換の優良業者選びのポイント

レンジフード交換は、専門知識と技術をもったプロに依頼しましょう。そこでレンジフードの交換で押さえておきたい、優良業者選びのコツを紹介します。

レンジフード交換の業者選びのポイント

レンジフードの交換に余分な費用の発生やトラブルを避けるためには、以下のポイントで業者を選ぶことが大切です。

見積りの費用が明確か

レンジフード交換費用は「基本料金」や「標準工事価格」として書かれることがあります。本体価格・工事費・オプション費の他に廃棄代が含まれることもありますが、すべての業者に当てはまるわけではありません。

レンジフードの状態によっては別途工事費や部材費が必要となる、業者によっては廃棄代が別請求となることもあるため、見積もりは内訳も細かく確認しましょう。見積もりの費用や内訳が明確な業者のほうが信頼できます。

保証期間や内容を確認するか

一般的に、レンジフードの保証はメーカーによる本体の保証のみです。業者によっては別途料金で長期保証がついたり、施工に保証が用意されていたりするため、保証内容を重視する方は事前に確認しておくことをおすすめします。

必要な作業だけ依頼できるか

業者によっては、提携メーカーの商品購入も含めた料金設定を行っている場合もあります。すでに海外製のレンジフードを購入しているなど、人によっては「取り付け作業だけ依頼したい」というケースもあるのではないでしょうか。

取り付け作業のみなど、希望どおりの依頼ができるか業者に確認してみましょう。

選べる商品数やメーカーは豊富か

「料金を安くしたい」「どんな機能があるのか見たうえで決めたい」など、交換するレンジフードが決まっていない場合は、商品やメーカーの選択肢の多さも重視しましょう。商品やメーカーの選択肢が多いほど、要望に沿ったレンジフードに出会いやすくなります。

実績や評判は良いか

業者自体の実績の有無、評判の良さも重要です。レンジフードはフィルターレスやセルフクリーニングなど、機能の有無も重視されます。サイズだけではなく、機能面も含めて相談できる業者なら安心です。

コンロも耐用年数が10年前後のため、レンジフードとあわせて交換を考える人も少なくありません。同時に依頼する可能性がある方は、コンロもレンジフードも工事できる業者を検討すると良いでしょう。

レンジフードの交換もおうちの御用聞き家工房にお任せ

おうちの御用聞き家工房なら、レンジフードの交換も受け付けています。リフォームも幅広く手掛けているため、サイズアップなど大掛かりな工事が必要な交換作業にも対応可能です。

お家のことを熟知したプロが現地調査・見積もりを行うので、ご自身に合ったレンジフード選びからご相談いただけます。

「交換したほうが良いか分からないから、一度みてほしい」など、ちょっとした内容から対応しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。電話一本で、最短即日にお伺いします。

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まとめ

レンジフードの交換費用は、本体のグレードや取り付け工事の内容によって大きく変動します。現在使用しているサイズが異なるレンジフードや前のものとは取り付け方法が異なるタイプを選ぶと、施工費が膨れ上がるため、注意しましょう。

レンジフードの耐用年数は10年前後ですが、使用状況によって劣化具合に差が生じることもあります。交換すべきか判断に迷ったら、プロにチェックを依頼してみてはいかがでしょうか。

おうちの御用聞き家工房は、「うちのレンジフードも、そろそろ交換したほうが良いのか」など、まずは状況を見てほしいというご相談も承っています。ぜひお気軽にお問い合わせください。