草刈りで失敗しないための正しいやり方
草刈りを失敗せずに行うにはコツや正しいやり方があります。ここでは、草刈りで失敗しないためのやり方を解説します。
事前準備をしっかりする
草刈りには事前の準備が欠かせません。無計画で草刈りをすると思わぬトラブルを招くことも考えられます。それでは、草刈りにはどのような準備が必要なのでしょうか。ここでは、必要な事前準備について紹介します。
服装
草刈りをする際は、長袖長ズボンで動きやすい服装が良いです。虫刺されやケガなどを防ぐために肌の露出は避けましょう。また長袖長ズボンなら紫外線を防ぐこともできるので、特に日焼けをしたくない人や肌の弱い人は長袖長ズボンで草刈りをすることをおすすめします。
肌荒れや汗で道具が滑りやすくなることを防ぐためには、手袋を着用するのが望ましいです。鎌などを使う場合はケガの原因となるため、手袋をしっかり装着してから道具を扱いましょう。
草刈り機を使う場合は、草が飛散して目に入るのを防ぐために目を保護するゴーグルを使うのがおすすめです。細かい破片で目が傷つけられてしまうため、できるだけ着用しましょう。
道具の用意
草刈りに使う道具もきちんと用意することが大切です。主な道具としては、草刈り機、鎌、草刈りばさみ、熊手、レーキ、三角ホーなどがあります。正しい使い方を確認し、ケガをしないように正しく使いましょう。
また、刈り取った雑草を燃えるごみとして処分する場合はゴミ袋の用意も必要です。処分するときは、自治体のごみ処理の区分にしたがって正しく分類しましょう。
雑草を刈り取る
雑草を刈り取るときは、雑草の成長を遅らせるために成長点より下で刈り取ることが重要です。成長点は草の根に近い部分にあるため、できるだけ地面ギリギリの低い位置から刈り取りましょう。
草刈り機を使用するときは、草刈り機の刃に小石や土があたり、自身や周囲の人に跳ね返ることもあるため注意が必要です。
刈った雑草の後処理をする
刈った雑草は処理までしっかりと行いましょう。刈った雑草をそのままにしておくと根付くことがあります。せっかく刈ったのにもったいない思いをすることになりかねません。
雑草の処理方法としては、雑草を乾燥させて地面に埋めるか、燃えるごみとして処理する方法がおすすめです。燃えるごみとして処理する場合は、ゴミ袋や捨て方など自治体のルールを確認し、正しい方法で処理しましょう。
草刈りを効率化するポイント4つ
草刈りを効率化するには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。ここでは、草刈りを効率化する4つのポイントを紹介します。
広さやニーズに合った道具を選ぶ
草が生えている広さに合った道具を選ぶことが大切です。狭いスペースであれば、草刈り機を使うよりは、手で抜くか鎌などを使って刈り取ると効率的に終わります。
広いスペースは混合燃料やガソリンで動く草刈り機を使うと一度に多くの範囲の草を刈ることができます。
戸建ての庭や植栽スペースには、手軽に使える充電式刈払機が便利です。一家に一台あれば、草がたくさん生えていても臆することなく草刈りを行うことができます。
目に付くごみや障害物を取り除いておく
草刈りをする前に、草刈りの邪魔になる物がないか確認しておくことも大切です。特に草刈り機を使う場合は、ビニール袋や紐などのごみが刃に絡むと、ケガの原因になる可能性があります。
草刈りをするエリアを見渡して、目につく大きいごみなどはあらかじめ撤去しておきましょう。
傾斜がある場所は下から上へ
傾斜がある場所の草刈りをする場合は、傾斜に斜めに立って真っすぐに刈っていくと安全です。下から上に向かって草刈りを進めるのがポイントです。
傾斜の部分は、足場が不安定になりやすいため無理をせず数回に分けて行うのが望ましいです。草を刈ることに集中するあまり足元への意識が薄くなると転倒するなどしてケガをする可能性があるので、足元にも注意しながら行いましょう。
草刈り機は右から左へ動かす
草刈り機を使うときは、動かす向きにも注意が必要です。草刈り機の刃は左回転で稼働する仕組みとなっているため、右から左へ動かし、元の位置に戻して再び右から左へ動かすと良いでしょう。
効率良く草刈りを行うための注意点
草刈りを効率良く行うには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。ここでは、効率良く草刈りを行うための注意点を解説します。
無理をしすぎない
梅雨の時期から夏場にかけては草が伸びやすいので草刈りをする機会も増える傾向があります。気温が高い時期に草刈りをする場合は、熱中症リスクが高くなることに注意しましょう。
朝の涼しい時間帯に作業する、水分補給をこまめに行いながら作業するなど、普段よりも一層体調管理に気をつけなければなりません。特に草刈り機は、熱中症で意識が朦朧とした状態で使うと危険です。
また、草刈りをすると手首や腰に少なからず負担がかかります。長時間鎌を使う、しゃがんで作業をするなどで、手首や腰を痛めないように休憩を挟みながら、無理をしすぎないことも大切です。草刈りを行うときは、体調と相談しながら進めましょう。
夕方からの作業は避ける
夕方は視界が悪くなりやすく、虫が出やすくなるため、夕方の時間に草刈りをするのは避けましょう。草刈りは涼しい早朝が適しています。特に暑い時期は、日が昇るのが早いので朝早くても十分な明るさがあり、作業しやすいです。
ただし、草刈り機の使用など、早朝に作業することで近所迷惑になる場合は、午前中の早い時間に行いましょう。気温が高くなる前に終わらせられるように、あらかじめ時間調整しておくことが重要です。
除草剤は正しく使う
除草剤は撒くだけで手軽に除草できる優れものですが、使い方によっては効果が低くなることもあるので、正しく使うことが大切です。また、除草剤の種類によって効果の持続性や使うタイミングが異なるため、用法用量を確認してから使用しましょう。
さらに、除草剤は庭木や周辺の田畑に悪影響を及ぼすリスクもあります。風の強い日などに使用する場合は、近隣に飛散しないように注意することも必要です。
草刈りの効率化には業者の利用もおすすめ
敷地が広大で自分で草刈りをすることが難しい、草刈りする時間がないという場合は業者に依頼する方法もあります。
費用はかかりますが、「道具を揃える必要がない」、「手間がかからない」などのメリットも大きいので、費用がかかっても効率良く草刈りをしたいという人にはおすすめです。
おうちの御用聞き家工房では草むしりや草刈りなどなどの庭剪定はもちろん、ほかにもさまざまなおうちの困りごとに対応いたします。
お電話1本で最短即日に自宅を訪問し、解決に導いてくれる手練れのスタッフも常駐しているため、まずはおうちの御用聞き家工房にご相談ください。
まとめ
今回は、草刈りを効率良く終わらせるための正しいやり方やポイントについて紹介しました。庭を持っている人にとって、草刈りを効率良く終わらせることは長く付き合っていく課題ともいえます。草刈りを行う際は、道具を用意し、正しいやり方で行いましょう。
夏の暑い時期は、熱中症にならないように対策をしながら草刈りに取り組むことも大切です。
自力では草刈りをするのが難しいという場合は、プロの業者に依頼してはいかがでしょうか。
おうちの御用聞き家工房なら、草刈りをはじめとした庭のトラブルなどにも対応可能です。どんな些細な困りごとでも対応可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。