【判断基準5つ】良いハウスクリーニング業者の選び方
ハウスクリーニングは開業のために特別な資格や免許が求められないため、参入がしやすい業種とされています。
開業しやすいことから小規模法人の参入が増加しています。また、副業ブームの影響もあり、個人事業主によるハウスクリーニングも急増中です。
しかし、ハウスクリーニングの現場では、高度な技術をもった業者でないと対応できないような場面も多々あります。せっかく依頼するのなら、高い技術をもった業者を選びたいものです。
そんな腕利きのハウスクリーニング業者を見分けるには、いくつかのポイントを押さえた調べ方があります。
自社サイトがある
ハウスクリーニングの業者を選ぶなら、まずはしっかりとした自社サイトをもっている業者を優先的に選びましょう。
ハウスクリーニングの依頼の多くはインターネット上から行われます。依頼者が最初に触れる自社サイトは、いわば会社の看板のようなものです。自社サイトをしっかり作っている会社は、それだけ事業に力を入れていることがうかがえます。
また、サイト内容も業者選びのポイントのひとつです。詳しい会社情報やクリーニング担当者、施工内容の写真が載っていると、清掃の様子が想像しやすくなります。自社サイトのある業者のなかでも、会社の情報を細かく公開している業者を選びましょう。
料金が明瞭
自社サイト上に料金が明瞭に掲載されていることは、ハウスクリーニング業者選びにおいて大きなポイントといえます。
一部の業者は「どこよりも格安!」「ご安心価格!」のような宣伝文句は掲載しても、はっきりとした料金を表記していないことがあります。そのような宣伝文句を使っていても、低価格での施工を約束しているわけではないため注意が必要です。価格表を見ず、書いてある宣伝文句を鵜呑みにして依頼してしまうと、請求された金額は相場よりも高額だったというような事態につながります。
依頼先の候補を探すなら、料金メニューが明確な業者を優先的に選びましょう。クリーニングを行うメニューに応じた金額を明瞭にしている業者は、信頼できる業者だといえます。
ただし、表記されている価格は基本料金であることが一般的です。どれだけ手間がかかる掃除でも追加料金なしを売りにしている業者もありますが、多くの業者では汚れの状態や作業の難易度によって追加料金が発生します。
気になる業者のサイトに具体的な追加料金の条件が記載されていないようなら、電話で問い合わせてみましょう。追加料金の有無や発生条件などを詳細に答えてくれる業者なら、安心して任せられます。
一方で、注意をしておきたい点が「見積もり」です。見積もりは前もって部屋のクリーニングをいくらで請け負うか、計算して提示することを指します。
業者の中には、清掃を行ってから見積もりに記載されていない追加料金を請求するところがあります。
事前確認を取らず見積もり以上の請求をする業者は、取引上の約束を守れない業者です。
前もって見積もりの金額どおりに対応してくれるのか、一切追加料金は発生しないのかといった点も、確認しておくと良いでしょう。
実績があるのか
粗悪なハウスクリーニング業者に引っかからないようにするためには、施工実績が提示されている会社を選ぶと良いでしょう。自社の業務に自信のある会社は、過去にどのような案件を対応したか詳細に提示できる実績をもっています。さらにどの案件をいくらで対応したかなどの料金まで記載されていると、参考にしやすく安心して依頼できるでしょう。
「おうちの御用聞き家工房」では、過去の対応実績を対応料金とともに一覧で提示しています。どの程度の料金でどのようなクリーニングを行うのか、ひと目で理解していただけます。
おうちの御用聞き家工房の施工実績はこちら
また事例にない個所の掃除はもちろん、家のトラブル全般の相談にも柔軟に対応しています。お電話一本で最短即日にお伺いいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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電話対応の良さ
自社サイトに実績を提示している会社の中から依頼先を選ぶなら、電話対応の質で判断すると良いでしょう。
業者側からすれば、ハウスクリーニング業者を探している方からの問い合わせは、あと一歩で契約までこぎ着ける大きなチャンスです。電話対応の善し悪しで、会社の業績が決まるといっても過言ではありません。
最初に応対する電話担当の質は、その会社の質が最初に現れる場所です。電話対応の質が悪い業者は、スタッフに対して十分な教育が施されていないことが考えられます。実際のクリーニング業務も、想像していたものと異なってしまうかもしれません。
ハウスクリーニング業者に電話をする際は、どれだけ社員教育に力をいれているのかを測るバロメーターとして、対応の質をチェックしてみましょう。
アルバイト・パートを使っていない
実際に清掃をするスタッフが全員正社員であるかどうかも、ハウスクリーニング業者の質を見極める重要なポイントです。
ハウスクリーニングは資格や免許がなくても開業できるため、業者によって技術力にばらつきが生じることがあります。しかし、業者がどの程度の技術をもっており、どれほど質が高い清掃を行ってくれるのか、ひと目で判断するのは困難です。
ハウスクリーニングを専門に行うには、家庭で行われる掃除とはひと目で違いがわかるような、高度な清掃技術が求められます。この技術をスタッフに身につけさせる教育は、時間と手間、そして費用がかかるため、多くの企業では正社員にのみ十分な教育を施します。
小規模な業者では、高い技術を身につけた社員を多く雇用するのは難しいでしょう。そのため、現場スタッフには経験が浅く十分な教育を受けていないアルバイトやパートを採用していることも考えられます。
現場スタッフの大半がアルバイトやパート、はたまたアルバイトしか現場に来ないような会社は、スタッフ教育に力を入れていない会社である可能性が高いでしょう。
プロの仕事として十分な質の清掃を期待するなら、清掃を担当するスタッフが正社員である業者を選ぶのが安全です。
ハウスクリーニング業者を選ぶときのポイント
ハウスクリーニング業者を探していると複数の業者が候補に挙がることもあるでしょう。この場合、どのような基準で優良業者を見極めると良いのでしょうか。ここでは業者を選ぶときの3つのポイントを紹介します。
基本料金に含まれる作業内容を確認する
ハウスクリーニングの基本料金に含まれている作業内容を業者のホームページなどで必ず確認しておきましょう。
希望する作業内容が基本料金に含まれていない場合、オプション作業として扱われるため追加料金がかかります。一戸建てはマンションよりもクリーニングの範囲が広く費用が割増になるケースが多いほか、出張費・駐車代・室内の養生にかかる費用なども基本料金には含まれないことがほとんどです。
料金の見積もりを出してもらう
ハウスクリーニングを依頼する前には、必ず見積もりを出してもらいましょう。見積もりがなく、作業内容や料金がはっきりしない状態で依頼してしまうと、作業後に提示された請求額が想定外だった、ということが起こりうるためです。
可能な限り同じ条件で複数の業者に見積もりを出してもらうと、依頼する際に比較できます。その中から希望する作業内容と予算に合った業者を選びましょう。
お子さんやペットがいる場合は「エコ洗剤」を依頼できそうか確認する
ハウスクリーニングの業者の中には、頑固な汚れを落とすために刺激が強い洗剤を使用するところがあります。お子さんやペットがいるご家庭では、使用する洗剤が気になる人もいるでしょう。
このようなご家庭には、エコ洗剤を使っている業者がおすすめです。エコ洗剤は植物由来の成分で作られた肌に優しい洗剤です。通常の洗剤同様、洗浄力も十分あるので業者に確認してみましょう。
まとめ
ハウスクリーニングは業者の数が多く、技術力の高い業者もいれば経験の浅い業者もいます。安易に選んでしまうと、「お金だけ取られて自分で掃除した方がキレイだった」なんてことにもなりかねません。
ハウスクリーニングは特殊な知識と深い経験が必要な、立派な技術職のひとつです。良い業者を選ぶには、優良業者として評価されるポイントを押さえている業者を選ぶ必要があります。優れた業者の特徴を見逃さず、信頼できる業者を選びましょう。