庭の手入れは大変?やることと負担を減らす方法について解説

キレイに整った庭は美しく気持ちの良いものですが、どんどん生えてくる雑草や成長しすぎた庭木の手入れに困っている方も多いのではないでしょうか。業者に依頼したいと考えても、初めてのときはどこに頼んだら良いか、どれくらい費用がかかるのか分からないかもしれません。そこで今回は庭の手入れを依頼できる業者の種類や費用相場についてご紹介します。


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庭の手入れを依頼できる4業者


庭の手入れは、いろいろな種類の業者が請け負ってくれます。代表的な業者は次の4種類です。

1.造園業者

造園業者は庭に関するプロです。草むしりや芝刈り、落ち葉掃除、庭木の剪定などを高い専門性で行います。庭木の移植など本格的な作業も可能です。

庭全体の相談に乗ってくれるので、庭造りの全体設計も頼めます。庭の雰囲気を変えたいという人にとっても向いているでしょう。

2.シルバー人材センター

シルバー人材センターは経験や知識を生かして臨時的・短期的な業務をしてくれる地域の高齢者を取りまとめる団体です。地域によって依頼できる作業は異なりますが、一般的に庭木の剪定や消毒、草むしりなどを頼めます。

シルバー人材センターは、ほかの業者と比べて格安で依頼できるのがメリットです。ただし、プロではないので派遣される人によって仕上がりの品質にばらつきが出る可能性は心に留めておきましょう。

3.ハウスクリーニング業者

家のあらゆる掃除に関するプロがハウスクリーニング業者です。家の中だけでなく、庭の手入れを扱っている業者もあります。

ハウスクリーニング業者の庭手入れは草むしりなどの掃除が主なサービス内容です。ただし、大手企業などでは造園業者のように本格的な作業をしてくれる場合もあるので、問い合わせてみましょう。

4.おうちのトラブル専門業者

個人宅のさまざまなトラブルを解決するサービスを提供している会社にも庭の手入れを依頼することが可能です。

おうちのトラブル専門業者は庭以外でも家の片づけや雪かきなどあらゆることをお願いできるので、まとめて依頼したいことがあるときに特に役立ちます。複数の作業を同時に頼むと割安になることもあるので事前に相談してみましょう。

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庭の手入れを業者に依頼するメリット

ここでは庭の手入れを業者に依頼するメリットを紹介します。

自分の負担が減る

庭の手入れには草むしりや落ち葉拾い、庭木の剪定が必要です。しかし、前かがみの姿勢での作業が長く続いたりするため足腰に負担がかかります。特に妊娠中の方やご高齢の方にはつらい作業です。

さらに、庭木の剪定は高い場所での作業になるため危険をともないます。脚立やはしごから転倒・転落して怪我をする事故の報告も少なくありません。

厚生労働省によると「梯子の使用が転落・墜落事故の原因で最も多い」と報告されています。

参照:「はしごや脚立からの墜落・転落災害をなくしましょう!」(東京労働局)

また、高いところにある枝を切る際には、常に上を向いた状態での作業となるため専用のはさみを使っても首に負担がかかります。夏場には熱中症になる危険性もあるため、体調管理に十分気を付ける必要があります。

これらの肉体的な負担は、業者に依頼することで解決できます。高所での作業も専門の業者に依頼すれば安心して任せられます。

仕上がりが美しくなる

素人が庭の手入れをする場合、どうしても妥協してしまう箇所や手が届かない箇所が発生します。時間をかけて手入れしたのに、仕上がりがイメージしたものと異なることも少なくありません。

また、草むしりをした後、しばらく平らにして乾燥させて捨てやすくしたり、ゴミ袋に入れて重たい袋を運んだりと片づけるだけでも一苦労です。

業者に依頼すれば、プロの技術によって細かいところまで美しく仕上げてもらうことができます。さらに、ゴミを処分してくれる業者がほとんどなので、後片付けを行う必要もありません。

道具を揃える必要がない

自分で庭の手入れをする場合、必要な道具を揃える必要があります。

例えば、熊手やほうき、ちりとり、除草剤、剪定ばさみ、脚立などが挙げられます。場合によっては草刈り機や電動の枝切ノコギリなど、十分な保管場所を用意しなければならないケースもあります。

道具の数が多くなったり、大型の電動工具を保管するために大きな倉庫を購入したり、定期的にメンテナンスを行ったりする必要も出てきます。

しかし、庭の手入れを業者に依頼すると道具の保管場所の問題に困ることはありません。

業者に依頼することで専門的な道具や技術でキレイな庭に仕上げてもらえるだけでなく、道具の保管場所の問題も解決できます。

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料金体系は日当制と単価制の2種類

利用料金の考え方は作業時間を基にする日当制と作業内容で決まる単価制の2種類があります。それぞれどのような特徴があるのか見ていきましょう。

日当制(時給制)

作業時間に応じて料金を支払う場合、1日当たりの金額で計算する日当制と、1時間あたりで計算する時給制に分けられます。

日当制の場合、作業員1人1日当たり15,000〜30,000円程度が相場です。時給制の場合は、1人当たりの作業費が1時間で2,000〜6,000円程度を目安に考えておくと良いでしょう。

時間制ではなく30分、10分など短い時間単位で料金設定している企業も存在します。依頼時間が余らないため、1時間当たりよりお得に依頼できます。

ただし、これらの金額はあくまで作業費(人件費)です。1人当たりの出張費が数千円かかる業者や、ゴミ処理費、車両費、資材費などが別途かかる業者も多いため、トータルでどれくらいかかるかを契約前に確認することが重要です。

また、地域によって相場は異なります。都道府県の最低賃金からもわかるように、地方は安く都会は高い傾向にあります。

単価制

単価制は一定範囲の草むしりや庭木の剪定など、かかる時間に関係なく作業を完了することで費用が発生します。作業内容によって料金は異なります。

相場はあくまで目安です。庭の状態によっても料金は変わるため、実際の金額は見積もりをしてもらって確認しましょう。また、単価制の場合も出張費や車両費、ゴミ回収費などが別にかかる場合があります。

草むしり

除草は手作業か草刈り機を使用するかによって金額が異なります。手作業の場合、1㎡当たり1,000〜2,000円がひとつの目安です。機械を使う場合は、手作業よりも安くなる傾向です。

ただし、業者が決めた広さより狭い範囲の草むしりの場合、面積当たりの費用より高額な最低料金を決めている業者もあります。ちょっとした面積の草むしりだからといって、1,000円だけで済まない場合もあるので注意しましょう。

庭木の剪定

庭木の剪定は単価制であれば1本ごとに価格が決まることが一般的でしょう。樹木の高さによって値段は異なり、高くなればなるほど高額になる傾向です。数千円で済む場合もあれば、1本につき数万円かかることもあります。

木の太さや使用する重機の種類、業者の価格設定により単価は変わりますので、見積もりをしてもらい、正確な料金を出してもらいましょう。

生垣の剪定(幅1mあたり)

生垣の剪定は、多くの場合、樹木1本当たりではなく剪定をする面積当たりの費用です。生垣の高さによっても、単価は異なります。

また、1本ずつの庭木剪定と同じように、木の太さや状態、使用重機、業者によって費用は変動します。

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日当や単価以外にかかる費用

業者に庭の手入れを依頼すると、人件費である作業費以外にもさまざまな費用がかかります。代表的なゴミの処分費と車両費について見ていきましょう。

ただし、業者によってはゴミ処分費や車両費が日当や単価に含まれている場合もあります。一見、作業費が高くても、全体としては割安となる場合もあるので、見積もり時に確認しましょう。

ゴミの処分費

草むしりや庭木の剪定を依頼すると、捨てなければならない草や枝が出てきます。また、庭の整備をしてもらったなら石や土などを処分する必要があるかもしれません。

作業後に出たゴミを業者に処分してもらう場合は、別途ゴミの処分費用がかかる場合があります。ゴミの処分費は近隣のゴミ処理場のゴミ持ち込み料金によって大きく変わります。

45Lのゴミ袋ひとつ当たり約500円、軽トラック1台分で約5,000〜15,000円など、業者によってゴミの処分費は決まっているので、依頼する場合は事前に目安を聞いておきましょう。

少量で長さや太さ等の条件を満たせば、ゴミの処分費は支払わずに自分で家庭ゴミとして出すことも可能です。家庭ゴミに出せるかどうかの条件は自治体によって異なります。

車両費

車両費は作業員が乗ってくる車のガソリン代やクレーン車やユンボのような重機にかかる費用です。遠方の業者に頼んだ場合は高速料金がかかることもあります。

車両費は3,000〜10,000円程度が相場ですが、重機を使用する場合、費用はさらに高額になるでしょう。

また作業員が乗ってきた車をコインパーキングに停める場合は、駐車料金の負担をする場合もあります。

庭の手入れの業者を選ぶ際のポイント

庭の手入れは1回やって終わりではなく定期的なメンテナンスが必要になります。長い付き合いが可能な信頼できる業者を選ぶことが大切です。

地域密着であるかどうか

近隣にある地域密着型の業者であれば、ちょっとしたことでもフットワークが軽く対応してもらえます。地域の環境もよく把握しているので、その点を踏まえて相談に乗ってくれるでしょう。

同じ地域で長く営業を続けている業者は経験が豊富です。安心して庭の手入れを任せられるでしょう。

見積もりは細かく記載されているか

正式に依頼をする前に見積もりを取りましょう。見積もりは、合計額だけでなく詳細も記載されていることが大切です。

「○○一式」などと大雑把に記載されている場合は、無駄な費用が発生している可能性もあります。不明点があれば担当者にきちんと聞いて、納得のいく答えかどうかを確認しましょう。

庭木1本の剪定でも引き受けてくれるか

小さなことでも対応してくれる業者は信頼できます。長年、庭の手入れを任せていくことを考えると、庭木1本の剪定だけをお願いしたいことも出てくるでしょう。金額の大小にかかわらず、気持ち良く対応してくれる業者に依頼することをおすすめします。

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庭の手入れなら「おうちの御用聞き家工房」がおすすめ!

庭の手入れを依頼する業者を探しているなら、「おうちの御用聞き家工房」をご検討ください。家に関するトラブルであれば、どんな小さなことでも相談を受けつけています。

「トラブルなのか分からないけど、とりあえず見てほしい」というご依頼でもOKです。気になることがあればお気軽にご電話ください。最短即日でお伺いできる場合もあります。

まとめ

庭の手入れをしてくれる業者は造園業者やおうちトラブル専門業者などさまざまです。各業者の特徴を踏まえて、依頼したい内容や予算に応じて決めましょう。

費用の決め方は日当制と作業内容ごとの単価制の2種類に大別されます。正式に依頼する前に、詳しい見積もりを出してもらうようにしましょう。