【9割が知らない】庭木のお手入れについて

樹木や草花のある庭は開放的な雰囲気で生活を彩り、自然の景色に癒されます。その一方で、面倒な庭木の手入れに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 今回は庭木の手入れの必要性や剪定の正しいタイミング、家庭での対処法について解説いたします。


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そもそも庭木のお手入れは必要なの?

庭木は放っておくと樹形が変わってしまいます。これを防ぐために必要なのが不要な枝葉を切り落とす「剪定」と呼ばれるお手入れです。

剪定は庭を美しく整えるだけでなく、庭木を守るためにも必要不可欠です。まずは庭木のお手入れをする必要性について解説します。

庭木の機能を保つため

庭木は家の美観を保つ以外にも、建物を風から守り生活空間の目隠しをする役割を担っています。木は生きているため、剪定せずに放置すると枝葉が大きく育ち、その役割を果たせなくなってしまいます。

たとえば、強い風に吹かれると大きく育った枝が折れて、建物やまわりに被害を与えるかもしれません。また、枝葉が密集すると見通しが悪くなり、見た目に圧迫感を与えます。庭木の機能を維持するためにも、剪定は大切なのです。

害虫予防をするため

剪定には、木に住み着く害虫を予防する目的もあります。枝葉が密集して日の光や風が入りにくくなると害虫が繁殖し、庭木が病気になったり虫に食われて枯れてしまったりしてしまいます。

特にシロアリには注意が必要です。庭木が侵食されると倒壊のおそれがあり、家に侵入すると建物の耐久性や耐震性に害を及ぼします。安全な生活を守るためにも、毎年のお手入れを欠かさないようにしましょう。

庭木の健康を保つため

剪定は庭木の健康を保つためにも重要です。

剪定で樹木の不要な枝葉を取り除くことで、栄養が十分に行きわたり、生育が良くなります。枝同士の間隔が広がって太陽の光や風も入りやすくなり、光合成が効率よく進みます。

また、花を咲かせる樹木であれば新しい枝が伸びて細胞のはたらきが活性化するため、より美しい花が咲くといわれています。

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庭木のお手入れ時期はいつ?

剪定は必要な作業ですが、過剰なお手入れは庭木を弱らせる可能性があります。庭木を美しく保ち健康を維持するためにも、適切なタイミングでの剪定を心がけましょう。

お手入れは年2回行う

庭木の剪定は、夏と冬の年2回行うのが理想です。庭木は春から夏に向けて成長し、秋口には栄養をため込み冬に休眠する一定のサイクルを繰り返しています。成長のサイクルにあわせて庭木をお手入れしましょう。

【夏季】

夏の剪定は庭木の枝葉が伸びてくる4~6月に行います。風通しや日当たりをよくするのが夏の剪定の目的なので、極端に切り込んで樹形を変えるのではなく、込み合う枝葉を取り除く程度に、軽めのお手入れを心がけてください。

日光がまんべんなく当たるようにすると、庭木の成長を促進するほか、枝葉に強い風が当たらなくなるので台風対策にも有効です。

ただし、気温が30℃を超えるような真夏の剪定は避けることをおすすめします。庭木は春先から栄養を使って成長をはじめ、夏にピークを迎えます。真夏は栄養を使い果たした状態なので、この時期に剪定するとダメージが大きく庭木を弱らせてしまいます。本格的な暑さが到来するまでに剪定を済ませましょう。

【冬季】

冬の剪定は、10~2月が適期です。庭木の樹形を整えるのが冬の剪定目的であり、庭木は秋口にたっぷりと栄養を蓄えて休眠期に入るため、大胆に切り戻しても大きなダメージを受けません。

大きな枝を切り樹形を小さく整えると、来春にのびのびと成長でき見栄えが良くなります。冬は夏の剪定よりもしっかり切り戻してお手入れしましょう。

種類によって適切な時期は異なる

適切なお手入れのタイミングは、庭木の種類によっても異なります。大きく常緑針葉樹・常緑広葉樹・落葉広葉樹にわけて、それぞれにベストな時期で剪定しましょう。

【常緑針葉樹】

スギ、マツ、マキといった常緑針葉樹の剪定は、新芽が育つ3~4月に行うのが基本です。春先にしっかり剪定をして、枝葉を見栄えよく成長させましょう。樹形をキレイに整えたい場合は、9~10月に軽めの剪定をするのもおすすめです。

【常緑広葉樹】

キンモクセイ、サザンカ、ツバキなどの常緑広葉樹は、暖かい季節に余計な枝葉を取り除くのが基本です。新芽がでる3月下旬~4月下旬までか、新葉が安定する5月下旬~6月に剪定しましょう。

比較的寒さに弱い樹木なので、11月以降、翌春の2月までの剪定はダメージを与えるため避けてください。樹形を整えたい場合は8~10月に軽めの剪定をしてもOKです。夏に剪定すると成長をおさえられるので、庭木をあまり大きく育てたくないときにも有効です。

【落葉広葉樹】

アオハダ、アオダモ、ハナミズキをはじめとする落葉広葉樹は葉がすべて落ち、枝だけの状態になったころが剪定の適期です。庭木が休眠している12~2月にかけて基本の剪定を行ってください。

活動が活発な時期に枝葉を切ると樹液が流れ出てしまうため、4~5月、7~8月の剪定はNGです。樹形を整えるだけの軽剪定は3~6月、9~10月の間に済ませましょう。

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庭木のお手入れをする方法

庭木のお手入れは、自分でするか業者に依頼するかのどちらかです。それぞれのメリットとデメリットを比較してみていきましょう。

庭木の剪定は毎年の作業なので、自分にとって負担が少ない方法を選ぶ必要があります。

自分でやる場合

庭木のお手入れは、知識と道具があればご家庭でも対処できます。労力はかかるものの、自分でやれば道具以外の費用がかかりません。費用を節約したいご家庭にもおすすめです。

自分で庭木のお手入れをする場合は、剪定バサミ、のこぎり、革製の手袋などの道具を揃えましょう。道具は繰り返し使えるため、一度そろえてしまえば大きな費用がかかりません。

ただし、切り落とした枝葉をまとめるひもやゴミ袋は定期的に購入が必要です。処分費用も考慮しておくことをおすすめします。

次に、庭木の剪定する時期を確認して作業を行います。庭木の種類はご家庭によってさまざまなので、それぞれに適したタイミングで枝葉を切ってください。

庭木の剪定は不要な枝葉を取り除き、樹形を整えるのが目的です。込み合って日差しや風通しを妨げるようなもの、樹形を乱す不要な「忌み枝」のみを取り除く見極めが求められます。

業者に依頼する場合

業者へ依頼すると、庭木の手入れの負担が軽くなります。剪定に関する知識や技術があるので、失敗する心配がなく仕上がりも期待できます。

複数の樹木を育てている場合も、種類に応じて適切に選定してくれるので、安心して任せられるでしょう。自分での剪定が難しいと感じる方や、日々のお手入れを面倒に感じる方におすすめです。

料金体系は庭木1本あたりで決まっている単価制もあれば、職人の人数や作業時間によって決定する日当制もあり、業者によってさまざまです。そのほか、切り落とした枝葉のゴミ処理費用、出張費、作業車の駐車場代などがかかるケースもあります。事前に見積もりを取って、納得の上で作業を依頼しましょう。

おうちの御用聞き家工房」でも、庭木の剪定に対応しています。地元に密着した企業なので、最短即日でお伺いいたします。現場を確認して見積もりを提示してからの作業となるので、安心してお任せください。

庭木の剪定にあわせて、草むしりや電球の取り換えといったハウスメンテナンスもまるごとご依頼いただけます。家のメンテナンスでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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まとめ

庭木の剪定は快適な住空間を守るために欠かせません。季節や庭木の種類にあわせて適切なタイミングでお手入れしましょう。こまめにお手入れすれば、庭木の植え替えの手間や無駄な出費を減らせます。

ご家庭での剪定が難しい場合は、ハウスメンテナンスのプロに依頼するのも選択肢のひとつです。負担を減らして庭木をキレイに整えましょう。