家具移動を依頼できる業者
家具移動を依頼できる業者には、主に引っ越し業者、便利屋、家具販売店の3つがあります。ここでは、それぞれの特徴について解説します。
引っ越し業者
引っ越し業者は、大型・重量家具の搬出入に慣れており、保護材を使用して床や壁への傷を防ぎながら、運搬経路に合わせた対応をしてもらえます。
また、補償制度が充実している業者が多く、万が一の破損時にも安心できる点が特徴です。
ただし、引っ越し業者は繁忙期には日程調整が難しくなる場合があるため、早めに相談しておくと安心です。
便利屋
便利屋は、小規模な移動や急な依頼に対応しやすく、家具の組み立てや配置換えなど幅広い作業を比較的安価に引き受けてくれます。
料金は時間制で作業員1人ごとに発生するため、複数の家具をまとめて移動したい場合に効率良く活用できます。
家具販売店
家具販売店は、購入した商品の構造を熟知しているため傷をつけにくく、家具1点から依頼できるサービスを提供している店舗もあります。
一方で、他店で購入した家具や別住所への移動、電化製品・楽器などはサービス対象外となる場合があるため、依頼前の確認が必要です。
【業者別】家具移動にかかる費用相場
家具移動にかかる費用は、依頼する業者によって相場が異なります。ここでは、引っ越し業者、便利屋、家具販売店それぞれの費用相場を解説します。
引っ越し業者の場合
主要な引っ越し業者3社の料金表を紹介します。
| 引っ越し業者 | 料金表 |
| アートセッティングデリバリー | 1点の移動:6,600円
2点目以降:3,300円 |
| アート引越センター | 家具2点までの移動:9,800円
追加1点あたり:3,300円 |
| サカイ引越センター | 料金非公開(見積もりが必要) |
※2026年9月時点の情報です。
引っ越し業者は3~4月の繁忙期に料金が高くなりやすいため、依頼する時期の選び方も費用を左右する重要なポイントです。
出典:
アートセッティングデリバリー「家具・家電移動サービス」
アート引越センター「家電・家具移動サービス!ラクラク模様替え「ラクモ」」
サカイ引越センター「引越し作業」
便利屋の場合
便利屋は作業員ごとに費用が発生するのが特徴で、1人あたり出張費2,200円~、作業時間1時間あたり3,300円が目安です。
見積り時には移動する家具の大きさや重さ、移動場所などを確認した上で、作業人数と料金が確定するのが一般的です。
また、床や壁を保護するための養生や深夜対応では別途料金が発生することがあるため、事前の確認をおすすめします。
家具販売店の場合
家具販売店の料金例2社の料金表を紹介します。
| 家具販売店 | 料金表 |
| ニトリ | ※ニトリ配送にて家具のお届け
配送あり:1点8,800円、2点目以降+8,800円 配送なし:1点1万1,000円、2点目以降+8,800円 出張費:平日6,600円、土日祝7,700円 |
| 大塚家具 | 1点770円~(家具による)
出張費:平日4,400円、土日祝6,600円 |
※2026年9月時点の情報です。
家具販売店は1点あたりの料金が家具の種類・サイズに応じて設定されているため、業者ごとの相場を確認した上で依頼先を選ぶと良いでしょう。動かしたい家具が1点だけ決まっている場合に向いています。
出典:
ニトリ「家具移動サービスの料金」
大塚家具「IDCサポートメニュー料金表」
家具移動の費用を抑えるためのポイント
家具移動にかかる費用は、依頼の仕方を工夫することで抑えられる場合があります。ここでは、費用を抑えるための4つのポイントを解説します。
複数の業者に見積りを取る
複数の業者から見積りを取り、料金やサービス内容を比較検討することで、費用を抑えやすくなります。
見積り結果をもとに交渉できる場合もあるため、金額だけでなく口コミや補償内容もあわせて確認すると、信頼できる業者を選びやすくなります。
閑散期・平日に依頼する
引っ越しのオフシーズンである夏場や平日などの閑散期を選ぶことで費用を抑えられる可能性が高まります。
また、早朝や深夜の作業は割高になるケースがあるため、スケジュールに余裕がある場合は基本料金で対応してもらえる時間帯に調整すると良いでしょう。
事前に家具の中身を出してから依頼する
タンスや食器棚の中身をあらかじめ出しておくと家具が軽くなり、作業時間の短縮につながるため、便利屋など時間制の業者では費用削減に直結します。
また、移動する家具の搬出経路を事前に確保しておくことで当日の作業がスムーズになり、余分な作業時間や追加料金を防ぎやすくなります。
不要な家具を処分してから依頼する
不要な家具を処分してから依頼すれば作業対象が減り、移動にかかる作業時間が短縮されて料金が下がることがあります。大型家具だけを業者に任せ、小さな物は自分で運ぶという方法も、費用を抑える上で有効です。
家具移動の業者の選び方
家具移動を依頼する業者は、選び方によって費用や仕上がりに大きな差が生じます。ここでは、業者選びで気を付けたい4つのポイントを解説します。
見積りの明確さを確認する
信頼できる業者は、基本料金・作業費・追加費用をわかりやすく提示し、最終的な金額が把握できる書面の見積りを提出してくれます。
見積り時に搬入経路の難易度や階段の有無など作業条件を具体的に伝えることで、当日の追加請求やトラブルを防ぐことができます。
対応可能な家具かを確認する
業者によって対応できる家具の種類や重量には規定があり、クレーンが必要な大型家具やピアノなどは対象外となる場合があります。
特定の地域や家具の種類によって追加費用を請求されることもあるため、依頼したい家具が対応範囲内かどうかを事前に問い合わせておきましょう。
損害賠償保険への加入を確認する
運搬中に家具や壁を傷つけてしまった場合に備え、損害賠償保険に加入している業者を選ぶことで、費用リスクを回避できます。
個人経営の便利屋には無許可・保険未加入のケースもあるため、契約前に補償の範囲と金額を必ず確認しておくことが重要です。
口コミ・評判を参考にする
口コミや評価を参考に料金と品質のバランスを見極めることで、コストパフォーマンスの高い業者を選びやすくなります。
信頼できる業者は床や壁を守る養生を行い、作業時間の遵守や事前説明など基本的な対応がしっかりしている点も、評判を確認する際の目安になります。
まとめ
家具移動を依頼できる業者には引っ越し業者、便利屋、家具販売店があり、それぞれ費用相場や特徴が異なります。複数の業者から見積りを取ったり、閑散期や平日を選んだりするなど、依頼の仕方を工夫することで費用を抑えることも可能です。見積りの明確さや対応可能な家具の範囲、損害賠償保険の有無、口コミなどを確認しながら、信頼できる業者を選びましょう。
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