玄関の外階段のリフォーム費用相場と節約するポイント

経年劣化による玄関の老朽化や、高齢などによるバリアフリーの必要性など、玄関の外階段をリフォームしたいと考えている人もいるのではないでしょうか。 家を建てた当初とは年齢も環境も変わってしまうため、より快適に暮らすためにリフォームが必要になることもあります。 今回は玄関の外階段のリフォームについて、その費用相場やリフォームのポイントなどを紹介します。


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玄関外階段のリフォームのメリット

玄関外の階段には手すりをつけると安全性が増します。

現在、高さが1m以上ある階段をつけるときには、必ず手すりを設置しなければならないという決まりがあります。そのため、新築のおうちで玄関に外階段があるところは基本的に手すりがついているのですが、法律が改正された平成12年以前に建てられた家には手すりがついていないところも多いです。

特に雨の日は階段が滑りやすくなるため、手すりがあると安心して階段を使うことができるでしょう。また、家を建てたときは若くて必要性を感じなかったとしても、時が経って高齢になると、昇降の補助になるので手すりがあったほうが安心です。

そして、手すりの有無に限らず、外階段が経年劣化によって塗装がはがれたり、サビによって壊れやすくなったりしている可能性もあります。外階段ごと取り替えるとなると、やはりそれなりに費用もかかるため、早い段階からリフォームをしておくことをおすすめします。

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玄関の外階段リフォーム!費用相場

家を建てて数十年経過していると、玄関の外階段の経年劣化が気になり、リフォームを検討する人もいるでしょう。外階段のリフォームにはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。ここでは、その費用相場について紹介します。

自宅の外階段をリフォームする

玄関の外階段をリフォームするには、手すりの設置や塗装、タイルの貼り替え、防水加工、架け替え、スロープの設置などさまざまな工程や種類があります。それぞれについて相場を見てみましょう。

手すりの設置

階段に手すりを設置する場合は、1.2mほどで約10~13万円が相場です。手すりの設置には基礎工事も必要になります。費用は手すりの長さや材質によっても大きく異なるので注意が必要です。

塗装

時が経つと、最初はピカピカでキレイだった塗装も、はがれたりサビたりしてしまいます。塗装は、階段の段数や塗料の品質によって異なりますが、1段1㎡あたりの10~15段前後で約9万円が相場です。また、塗装に加えてサビ落としも必要になる場合は、その分の金額がプラスされます。

タイル貼り替え

階段のタイルは、物を落として割れてしまったり、経年劣化で接着剤がはがれてしまったりと、見た目が変わってしまいます。貼り替えは、階段のタイル材の費用に工事費用を合わせて1㎡あたり約1万円、3㎡で約9万円が相場です。

防水加工

常に雨風にさらされる外階段には防水加工が必須です。水に強い素材でも、防水加工をすることでより長持ちするようになります。

費用は防水の効果によって大きく異なり、費用相場は約20~50万円と価格帯が広いです。

架け替え

階段自体のデザインや形状を一新したいという場合は、階段を架け替える作業が必要です。その場合、補強や溶接工事、部材代などを含めて約17~20万円が相場となります。

スロープの設置

バリアフリーを考慮して、階段からスロープにしたいという人もいるのではないでしょうか。階段をスロープにする場合は、3~5mで約6~15万円が相場です。さらに、階段の撤去費用が約2~3万円かかることを頭に入れておきましょう。

新しい階段を増設するなら「100~250万円」

二世帯住宅などでは、玄関ドアを2階に設置するケースも多いです。外階段を新設するリフォームの費用相場は、玄関を増設する工事費とあわせれば100~250万円ほどかかります。

階段の基礎工事の費用は、一般的に平米単価の約3~5万円です。階段自体の費用は階段の素材や長さによって費用が異なります。

玄関に合わせて階段をオリジナルで作るパターンと、既存の階段を設置するパターンがあり、玄関に合わせて作ると比較的高額になる傾向があります。

ただ、階段の素材を変えることで、玄関へのアプローチ部分の印象も大きく変えることができるため、リフォームで印象を変えたい場合にはオリジナルで作るのも良いでしょう。

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外階段のリフォームを節約するポイント

外階段のリフォーム費用を節約するにはどうすれば良いのでしょうか。ここでは、費用を節約するためのポイントを解説します。

高齢者住宅改修費用助成制度の活用

同居の家族に高齢者がいる場合は、介護保険によるリフォーム費用の助成制度である「高齢者住宅改修費用助成制度」を活用できる可能性があります。

これは、65歳以上で要介護・要支援の認定を受けている高齢者の住まいで、手すりの設置などのリフォームをした場合、費用の9割(上限20万円)までが助成されるというものです。手すりの設置以外にも、スロープの設置でも助成が出ます。

リフォームする前に自治体などに確認を取り、使えそうであれば申請しておくと良いでしょう。

相見積りで選ぶ

リフォームにかかる費用や工事方法は、物件や業者によって大きく異なるため、複数社に見積り依頼して比較検討するのがおすすめです。

一社だけで見積りを取るのではなく、必ず複数社の見積りを取って比較検討し、より自分たちが求めるリフォームに近い業者を選びましょう。

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玄関外階段のリフォーム時の注意点

玄関外階段のリフォームを成功させるには、確認を怠ってはいけない点がいくつかあります。ここでは、その注意点について紹介します。

実績があるか

業者選びはリフォームが成功するか否かを左右するほど大切です。外構やエクステリアが得意な業者かどうかについても確認が必要です。

また、多くのリフォーム工事の実績があるか、理想とするイメージに近いリフォームの実績があるかを確認し、最適な業者を選びましょう。

おうちの御用聞き家工房」なら、玄関の外階段の小規模~大規模までのご相談と見積りを無料で承ります。最短即日で訪問し、どんな些細な悩みでも経験豊富なスタッフが解決のためにサポートいたします。

玄関の外階段のリフォームを考えている方は、ぜひ一度「おうちの御用聞き家工房」までご相談ください。

移動が必要なものはないか

リフォームの前にいくつか確認しておくべきことがあります。

まず、希望の位置に希望のかたちで物を設置できるかどうかを見積りのときに確認しておきましょう。外構のデザインによっては、門扉やインターホン、ポストなどを移動させないといけない場合もあります。

そうなると、付け替え工事が必要となり、その分も費用として負担となってしまうのです。付け替えるだけで良ければまだしも、追加の工事が必要になる場合は、本来の外階段の工事よりも大幅に費用がかかってくるおそれもあります。

現在設置されているものはなるべくそのまま移動させずに使えるように、相談や見積りの段階で業者に確認をしておきましょう。

工事期間はどれくらいかかるか

工事を始める前に、工事期間の確認とその間の対策も考えておくことが大切です。玄関が使えなくなるのか、出入りはできるのか、どのような順路で家まで入るのかをきちんと確認しておきましょう。

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まとめ

今回は、玄関の外階段のリフォームについて紹介しました。外階段は、手すりをつけたり、タイルを貼り替えたりとさまざまなリフォームの要素があります。経年劣化してしまったものは、安全のためにもなるべく新しいものに変えるのがおすすめです。

おうちの御用聞き家工房」なら、玄関をはじめおうちに関することなら些細なお悩みでもご相談いただけます。経験豊富なスタッフがそろっているため、最短即日にお伺いし、お客様の希望を聞きながら最善策の提案が可能です。ぜひ一度ご相談ください。