竹の伐採・処理は依頼するのがおすすめ!その理由を解説

竹林は風情があり美しいものですが、それは手間ひまかけてお手入れしているからこその景色です。 竹は非常に繁殖力が強く、地下で根を広げて広範囲に広がっていきます。放置すると自宅の庭や床下、畑にまで侵入してきますし、庭木や農作物などを枯らすこともあるのです。 さらに成長スピードも驚異的で、1日で1メートル以上伸びることもあるので、早めに対応しないとあっという間に土地が荒れてしまいます。 もし床下で竹が成長してしまったら床を突き破る恐れもあるので、早めに処分しましょう。今回は竹の伐採、処分方法を紹介しますので、竹が伸びて困っている人は、ぜひ参考にしてみてください。


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「伸びすぎ!」竹を駆除する方法

冒頭でお伝えしたとおり、自宅周辺や管理している土地で竹が伸びてきたときは、早めに対処しないと庭木を枯らしたり、家屋の床を突き破ったりして大変なことになる可能性があります。

しかし、繫殖力が強く成長スピードも速い丈夫な竹を、どうやって駆除したら良いのかと悩む人も多いでしょう。そこで、まずは竹を駆除する方法から解説していきます。

除草剤で根を弱らせる

「竹が伸びてきたのなら、伐採すれば良いのでは?」と思うかもしれません。しかし、竹は生命力が強いため、伐採しても地下に根が残っていた場合、再び生えてきてしまいます。

所有地の竹を駆除したい場合は根からの再生を防ぐために、除草剤で根を弱らせるのがおすすめです。

竹を確実に弱らせるためには、雑草を枯らすように地面に撒くのではなく、竹に穴を開けて内部に除草剤を流し込む必要があります。竹の幹は堅く、手作業で穴を開けるのは大変なので、ドリルを用意すると良いでしょう。

除草剤の効果が出るまでの期間は周囲が暖かいほど早く、夏なら2~5ヶ月程度、春か秋なら8~11ヶ月程度です。

冬は除草剤の効果が下がるので避けましょう。雨が入ると除草剤の効果が落ちるので、除草剤を流し込んだ穴はガムテープなどで塞いでください。

竹は地下で複雑に根を張り巡らせているので、徹底的に駆除するには、竹を駆除したいエリアのすべての竹に除草剤を流し込む必要があります。なお、除草剤を使って竹を駆除した場合は、竹の子が生えてきても食べられなくなる点に注意が必要です。

業者に伐採を依頼する

竹を駆除するのではなく、竹林として整備したい場合は、除草剤は使わずに伐採するのがおすすめです。とはいえ、堅い竹を何本も自力で伐採するのはかなりの労力と時間を必要とします。

斧やチェーンソー、倒れてきた竹などでケガをする危険もあるので、業者に依頼したほうが良いでしょう。業者はこうした作業に慣れているので事故が起こるリスクも低いですし、効率良く作業を進めるので短時間で伐採が完了します。

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「処理するには?」伐採した竹の処分方法

竹の伐採が終わると、次に「伐採した竹をどうやって処分すれば良いのか」という悩みが出てくるでしょう。

少量であればそのまま放置して土に還しても良いのですが、切り倒した竹がたくさん転がっていると邪魔ですし、つまずいてケガをするかもしれません。ここでは竹を処分する方法をいくつか紹介しますので、利用しやすい方法を探してみてください。

1.ゴミ処理場で引き取ってもらう

自治体によっては、伐採した竹をゴミ処理場で引き取ってもらえる可能性があります。事前に伐採した竹の処分が可能かを確認した上で、車でゴミ処理場まで運びましょう。

竹の長さや太さ、乾燥具合などの条件が設定されているケースがあるので、引き取り条件についてもしっかり確認してください。

2.少量に分けてゴミに出す

伐採した竹を燃えるゴミで廃棄できる自治体もあります。自分の居住地の自治体ではどのような決まりになっているのか確認してみましょう。

燃えるゴミで廃棄する場合、粗大ゴミにならない程度まで竹をカットする必要があります。かなり手間と時間がかかるので、大量に廃棄するのは難しいでしょう。

3.火元に注意して竹炭にする

処分した竹を空き地で燃やして処分する人もいますが、野焼きは法的に禁止されており、火災の危険もあるので決して推奨できません。

「野焼き」は地面に直接竹を置いて燃やすことをイメージする人もいるかもしれませんが、ドラム缶やブロックで囲った自前の焼却炉で燃やす行為なども含まれます。

「ちょっとくらい良いだろう」と考える人もいるようですが、勝手に野焼きを行った場合の罰則は重く、5年以下の懲役か1,000万円以下の罰金のいずれか罰則、または懲役と罰金の両方の罰則が科せられます。

竹を焼却処分するのであれば、居住する自治体の決まりにしたがってゴミ処理場で引き取ってもらったり、燃えるゴミや粗大ごみとして廃棄したりするようにしましょう。

例外として竹炭作りのために竹を燃やすことは許可されていますが、近所迷惑になったり、竹炭作りを騙った野焼きとみなされ処分の対象になったりすることもあるので、やはりおすすめできません。

どうしてもという場合は、前もって役所や消防署などに確認するようにしましょう。

4.竹は売れるので買取に出す

伐採した竹はただ邪魔なだけと思われがちですが、実は近年放置竹林問題を解決するために、竹の買取サービスを実施している企業が登場しています。

全国どこからでも買い取ってくれるわけではなく、「企業の所在地周辺のみ」、「自分で搬入すること」などの条件があることが多いですが、所有地近辺に竹の買取サービスを行っている企業がないかを調べてみましょう。

5.業者の引き取りサービスを利用する

竹の伐採を業者に依頼した場合、業者が伐採した竹を引き取ってくれることがあります。いちばん手間や労力がかからずに済む方法なので、引き取りサービスがあるなら利用すると良いでしょう。

別途引き取り費用が発生することがあるので、心配な場合は前もって見積もりを出してもらってください。

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「どうしよう…」竹の駆除にお困りなら…

竹が伸びているのはわかっていても、駆除にかかる労力を考えると面倒になって手つかずという人もいるでしょう。そんなときは、やはり業者に相談するのがおすすめです。

費用は状態によって異なるため、まずは業者に現場を見てもらい、見積もりを出してもらうと良いでしょう。

竹の駆除や処分をどの業者に依頼すれば良いのかわからないときには、ぜひおうちの御用聞き家工房にご連絡ください。

おうちの御用聞き家工房は、日常で起こる困りごとを解決している地域密着型の業者です。

竹の駆除だけでなく、草むしりや庭木の剪定などの簡単な作業から、リフォームなどの大掛かりな作業まで幅広く行っており、実績も豊富です。公式サイトに多数の施工事例を掲載していますので、ぜひご確認ください。

「ちょっとこれ見てもらえる?」と、電話1本で最短即日対応可能です。見積もりだけでも構いませんので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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まとめ

竹は非常に繁殖力が強く、成長も早い植物です。「伸びてきたな…」と思いつつ放置していると、あっという間に大きくなって所有地を荒らすばかりか、庭木や農作物を枯らしたり床を突き破ってしまったりする恐れもあります。

そのため、できるだけ早いうちに駆除することが重要です。自分で除草剤を使って根から枯らしたり伐採したりすることもできますが、手間も時間もかかりますし、ケガをする危険もあるので業者に依頼したほうが良いでしょう。

また、伐採した竹の処分方法はいろいろありますが、自分で搬入したり、細かく切る必要があったりと、やはり手間がかかるので、可能であれば伐採を行った業者に引き取ってもらうのがおすすめです。

竹の処分でお困りの際はおうちの御用聞き家工房までご相談ください。