吹き抜け窓やシーリングファンの掃除に役立つアイテム
吹き抜け窓は手が届かないほど高い位置にあることが多く、シーリングファンや照明もあるため掃除は大変です。まずは吹き抜け部分の掃除に必要なアイテムから見ていきましょう。
モップやはたき
吹き抜け部分にはホコリがたまるため、モップやはたきが必要です。高い位置にある窓やシーリングファンまで届く、柄の長いものを用意しましょう。
伸縮式の柄を使ったものなら収納の邪魔にならず、吹き抜け以外の場所でも使えます。また、柄が長いモップやはたきは扱いにくいため、できるだけ軽量な商品を選んでください。
窓ふき・フローリングワイパー
ガラスの汚れを取る窓拭きと、最後に床を掃除するためのフローリングワイパーも必要です。
窓拭きは、柄の部分が伸縮するものを選びましょう。高い場所にある吹き抜け窓も、しっかりキレイにできます。ゴム製のスクイージーがついている、水切りに特化したワイパーも市販されています。
スクイージー(水切りワイパー)
スクイージーとは、手に持って使う、車のワイパーのような掃除道具です。ゴムなどのブレードがついていて、窓ガラスに付着した水をキレイに取り除くのに役立ちます。また、外側の窓ガラスを掃除するのに欠かせません。水で擦り洗いをした後に使うと、水の跡が残らず、キレイに仕上がります。
窓ガラス内側に使えば雑巾を拭いた跡が残りにくくなるので、柄の長いものや伸縮式を選びましょう。
脚立
吹き抜け窓は高い所にあるため、脚立が必要です。さまざまな商品のなかから、窓や天井の高さにあうものを選んでください。
家の天井にもホコリがつくので、高い場所まで手が届くと、掃除に重宝します。転倒のリスクを避けるためにも、安定して上に乗れるもの、開き止め金具でしっかり足の部分をロックできるか確認しましょう。
その他あると便利なもの
そのほか、一般的な掃除の必需品もあると、吹き抜け窓の掃除がしやすくなります。
・マスク
・ごみ袋
・新聞紙
・掃除機
マスクはホコリを除去する際に、吸い込み防止に使います。シーリングファンや照明部分にはホコリがたまるため、マスクをつけてから掃除をはじめてください。
新聞紙は養生のほか、濡らして窓拭きにも使えます。掃除前に床前面に新聞紙を敷いておけば、たまったホコリごと丸めてごみ袋に入れられるため、手間がかかりません。
掃除機は、窓やシーリングファンをキレイにしたあとの床掃除に使います。ハンディタイプなら、窓の桟やサッシにたまった汚れを取りのぞくときにも役立つでしょう。
吹き抜け窓やシーリングファンの掃除方法
それでは、吹き抜け窓やシーリングファンの掃除方法を紹介していきます。
吹き抜け部分も定期的な掃除が必要ですが、手入れが難しい場所なのでそれほど神経質に考える必要はありません。本格的な掃除は汚れが気になってからでもOKですが、週1回を目安にホコリやカビ、蜘蛛の巣などを除去してお手入れすると、キレイな状態が長持ちします。
事前準備
吹き抜けの掃除をはじめる前に、しっかりとした下準備が必要です。
天井や照明、シーリングファンなどの高い部分からホコリが舞い散るため、動かせる家具や家電はなるべく直下を避けて、移動させましょう。大型で動かせない家具には、新聞紙やビニールシート、ごみ袋をかぶせておくと汚れが防げます。
ホコリを取る
まわりの養生が済んだら、天井や壁、窓枠、シーリングファン、照明にたまったホコリを落としていきます。
キッチンと接していなければ、吹き抜け部分にはほとんど油汚れはないでしょう。ホコリを取り除くだけでも、十分キレイになります。目立つ汚れが気になる場合は、雑巾などで拭き取りましょう。
窓を拭く
次に、ガラス窓を窓拭き用ワイパーなどで拭き掃除します。
このとき、窓ガラスの外側から掃除をはじめることが大切です。外側がキレイになると内側のガラス面の汚れが見えやすくなるため、しっかりキレイにできるでしょう。
窓外側の汚れは土や砂、ホコリなので、水拭きでも十分です。ホースなどで水をかけてから、スクイージーで水切りして、拭き跡を残さずに仕上げてください。
吹き抜け窓は高い所にあり、内側の汚れの大部分はホコリです。結露によるカビができることもあるので、窓内側の頑固な汚れはワイパーのスポンジ部分に希釈した洗剤を含ませて、拭き掃除をしましょう。
床の掃除
最後に、床に落ちてきたホコリや汚れを掃除機などで吸い、床用ワイパーで拭き掃除をすれば完了です。床に敷いていた新聞紙はたまったホコリが舞い散らないように静かに折りたたみ、ごみ袋に入れて処分しましょう。
掃除後にホコリが落ち着いたら、移動させておいた家具や家電をもとに戻してください。
吹き抜け掃除のポイントや注意点
最後に、吹き抜け部分をキレイに掃除するコツを解説します。
吹き抜けには手が届かない場所が多く、掃除が面倒ではあるものの、少し工夫をすれば手間が減らせます。日常のお手入れに、ぜひ取り入れてみてください。
こまめに掃除する
吹き抜けのように面倒な部分は、定期的に掃除をするのがポイントです。ホコリに気がついたらすぐに取り除くなど、こまめに掃除しましょう。
空気を攪拌(かくはん)するシーリングファンは、ホコリがたまると部屋中にばらまいてしまうリスクがあります。最低でも1年に1回は掃除しましょう。
汚れは軽いうちに落としてしまうことで、掃除の負担が減らせます。吹き抜け近くに柄の長いモップやはたきを用意しておき、デイリーな掃除のついでに軽くホコリを落とすと、あとのメンテナンスが楽になります。
定期的に換気する
定期的に換気をすることも、吹き抜け部分の掃除の手間を減らすために有効です。
吹き抜け部分は窓が多く、外気との温度差が大きいため、湿気がたまりやすい傾向があります。そのため窓に結露ができやすく、蓄積したホコリと水分をエサにカビが繁殖するため、注意しましょう。
カビは汚れの原因になるだけでなく、家族の健康にも害を与えます。毎日定期的に換気をして、湿気やカビを防ぎましょう。
吹き抜け窓がはめ殺しで換気が難しい場合は、サーキュレーターを天井に向けて風を送り、空気を循環させてください。
専門の業者への依頼もあり
吹き抜け部分の掃除は無理をせず、ハウスクリーニングのプロにお任せするのも選択肢のひとつです。家の掃除に慣れているプロであれば、手が届きにくい部分までしっかりキレイにできるでしょう。
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まとめ
吹き抜け窓は高い場所にあるため、掃除がおろそかになりがちです。ですが、必要な道具とやり方が分かれば、意外と簡単に汚れが落とせます。こまめな掃除を心がけましょう。
高所での作業が負担になる場合は無理をせず、ハウスメンテナンスのプロも上手に活用してください。