雨どいの詰まりで悩んでいる人必見!キレイに掃除する方法とは

雨どいは建物の中に雨水が流れないようにする役割があるため、住宅になくてはならない設備のひとつです。しかし、雨どいにゴミなどが溜まっていると、詰まりが起きて本来の機能を果たさなくなってしまいます。 そこで今回は、雨どいで詰まりが起こる主な原因や掃除方法、掃除の際の注意点について紹介します。


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雨どいが詰まる原因とは

雨どいが詰まる原因としては、自然要因、人的要因、動物要因の3つがあります。それぞれについて詳しく解説します。

砂や落ち葉などが自然に溜まる

自然要因は、砂や落ち葉、泥などがあります。それらが風で運ばれて、雨どいに入り込むことで自然に溜まります。1回に飛んでくる量は微々たるものでも、それが長年放置されることで蓄積され、大きな異物となって詰まりが起こりやすくなるのです。

砂も落ち葉も非常に軽いので、雨どいに落ちても音で気づくこともなく、建物の下からも見えにくいため、知らないうちに溜まっていきます。特に、近くに大きな木があるような家だと、すぐ落ち葉が溜まることもあります。

ボールなど異物が入っている

人的要因としては、野球ボールやバドミントンの羽根、ビニール袋など異物が雨どいに入り、そのまま放置されているパターンがあります。

住宅の近くに公園など、子どもの遊び場がある場合は、そうした要因が発生する確率も高くなるでしょう。

鳥が巣を作っている

動物要因としては、巣の落下を防ぐために、鳥が雨どいに巣を作っているなどが考えられます。

巣の中に卵やひながいれば、鳥獣保護管理法により巣を取り除くことはできないため、個人で駆除をせず業者に相談しましょう。

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雨どいを掃除しないといけないのはどうして?

雨どいは雨水を流すための設備なので、特に掃除が必要ないように思われるでしょう。

しかし、雨どいを掃除せずに放置していると、以下のようなトラブルを招きます。

雨漏りや外壁の傷みの原因になるから

雨どいが詰まって雨水があふれると、外壁から水が染み込み、外壁の傷みや雨漏りを引き起こすおそれがあります。長年そのように雨水にさらされた外壁の腐食が進むと、家の強度が下がってしまうのです。

そこに地震や台風などが来てしまったら、衝撃に耐えられなくなることも考えられます。そうした最悪の事態を防ぐためにも、雨どいの掃除が必要です。

周りが水浸しになり近所への迷惑になるから

雨水が雨どいを伝って地面へうまく排水されないと、水があふれて周囲が水浸しになってしまいます。家が密集している地域の場合、隣人の家の庭などに水たまりを作ってしまう可能性もあります。

それだけでなく、騒音なども発生して近所に迷惑がかかるでしょう。

特に雨が多い季節だとすぐにあふれてしまうおそれがあるので、注意してください。

シロアリの被害を招きかねないから

家の基礎の内側に雨水が流入することで、基礎内の高湿化が進みます。基礎が湿った状態が長く続くと、シロアリの被害が起こりやすいので注意が必要です。

シロアリは、知らない間に建物の内側に入り込んで、どんどんと被害を拡大していきます。そのため、基礎の内側に水分を持ち込まないように、雨どいをキレイにしておいて、適切に雨水が排出できるようにしておきましょう。

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雨どいをキレイに掃除する方法!

雨どいの掃除の必要性を述べてきましたが、雨どいはどのように掃除をすれば良いのでしょうか。

ここでは、雨どいを掃除する方法を解説します。

準備するもの

・トングまたはスコップ
雨どいに溜まった大きなゴミや土を拾ったりかき出したりするのに必要となります。トングは長めのもののほうが遠くまで取りやすいのでおすすめです。

・脚立
雨どいは高いところにあるので、脚立が必要となります。なるべくしっかりしたものを選びましょう。

・パイプクリーナー
トングでは届かない奥の方にある汚れを取るためには、パイプクリーナーを使います。パイプクリーナーがあることで、効率的に掃除ができるのでおすすめです。

・ホース
掃除したあとに雨どいの中を流してキレイにしたり、実際に雨水が適切に排出されるかを確認したりするために使われます。

・ごみ袋
除去したごみを入れる袋を用意しましょう。溜まっている量に応じて、大きめのものを用意すると安心です。

掃除する方法

雨どいの掃除の手順は、以下のとおりです。

1.軒どいとは、雨どいの中でも屋根と平行になっている部分のことを指します。そこに落ち葉や土、砂などのごみが溜まるので、トングやスコップでごみを取り除きましょう。

2.ホースで竪どいに水を流す
竪どいは、地面に向かって伸びている部分のことです。ここに水を流し、詰まりを起こすごみが詰まっていないかを確認します。水が流れにくい場合はごみが詰まっている証拠です。詰まっていたら竪どいの掃除もしなければなりません。

3.パイプクリーナーで詰まりを取る
竪どいの中で水が流れにくい部分がある場合は、パイプクリーナーを上から入れてごみを完全に取り除きましょう。合間に水を流しながら行うと、スムーズに進みます。

4.水を流して、流れるかどうか確認する
最後に、軒どいと竪どいの結合部分である集水器から水を流し、水がきちんと流れれば掃除は完了です。

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雨どいの詰まりを解消するときのポイント

雨どいの詰まりを解消するときは、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか。
ここでは、雨どいの掃除をするときに知っておきたいポイントを紹介します。

危険な高所作業であるため注意する

雨どいの掃除は高所作業です。高い所で慣れない作業をするときは、落下しないように十分注意しましょう。

脚立やはしごからの転落事故は大けがをするリスクがあるため、しっかりと集中して取り組むことが大切です。脚立やはしごも、頑丈なものを用意しましょう。

詰まり予防には便利グッズを活用する

雨どいで詰まりが起きないように、便利グッズを使うのもひとつの方法です。なかでも落ち葉よけネットは、雨どいに通しておくだけで落ち葉などが入り込むのを防げます。

また、落ち葉よけネットであれば、細かいゴミも侵入しにくく、詰まりをしっかり防ぐことができます。周りに大きな木がある、風が吹くと落ち葉が吹き溜まりに溜まるという家は、あらかじめ雨どいに設置しましょう。

無理せずに業者に依頼する

高所で作業をする自信がない、雨どいを掃除する時間がないという人は、無理をせずプロに依頼するのが最もおすすめです。

雨どいの詰まりでお困りの方は、ぜひおうちの御用聞き家工房へご相談ください。

家工房では、おうちに関するさまざまなトラブルに対応しています。地域密着型で、どんな些細なことでも相談を受け付けているので安心です。電話一本で最短即日に伺うことができるため、トラブルの解消も素早く対応できます。

おうちに関するどんな些細なトラブルや悩みごとでも相談に乗ることができるので、ぜひ一度おうちの御用聞き家工房にご相談ください。

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まとめ

雨どいに大きなごみなどが溜まってくると、詰まりが起きてしまい、雨水の排水がうまく機能しなくなるおそれがあります。特に、台風のあとや落ち葉の季節などは詰まりが発生しやすいため、雨どいが詰まっていないか気を付けて見ておきましょう。

雨どいの掃除は自宅にある道具で対処できます。しかし、高い場所での作業となり、転倒のリスクがあることから、できるだけ業者へ依頼することをおすすめします。

おうちの御用聞き家工房であれば、雨どいの掃除も対応可能です。地域密着型で、電話一本で最短当日にお伺いすることができるため、「すぐにでも対応してほしい」という方はぜひご相談ください。