「暖房が効かない!」8つの原因と効き目をあげる方法を紹介!

エアコンをつけているのに、なかなか部屋が暖かくならず、「暖房の効きが悪い…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。暖房が効かないと室内が暖まらず、温度や風量を上げることで電気代がかさむ可能性があります。 そのため、暖房の効きが悪いと感じたら、早めに対処することが重要です。今回は暖房が効かない原因と対処法を紹介します。加えて、暖房の効き目をあげる方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。


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エアコンの暖房が効かない8つの原因

暖房の効き目が悪い原因は、以下の8つが考えられます。この項目ではそれぞれを簡単に説明していきます。

1. エアコンの運転モードを間違っている
2. 風向きが上向きになっている
3. 霜取り運転をしている
4. フィルターが汚れている
5. 室外機の置き場所に問題がある
6. 室内に冷気が入り込んでいる
7. エアコンが部屋の広さに適していない
8. エアコンが壊れている

メンテナンスで解決することもあるため、まずは暖房が効かない原因を確認することから始めましょう。

1.エアコンの運転モードを間違っている

エアコンの設定を確認してみましょう。運転モードが冷房、ドライ、送風になっていないかをチェックします。

暖房に設定していても、設定温度が低すぎる、風量が『微風』や『弱風』になっている、リモコンの電池切れでボタンを押せていないことも考えられます。

2.風向が上向きになっている

暖房の風向きが上向きだと室内が暖まらないことがあります暖かい空気は天井に、冷たい空気は床に溜まるためです。暖められた空気が部屋全体に行き渡るように、暖房の風向きを調整してみてください。

3.霜取り運転をしている

急に温風が出なくなった場合は、エアコンが霜取り運転をしている可能性があります。

霜取り運転とは、エアコンの室外機についた霜を溶かして暖房能力の低下を防ぐための機能です。霜取り運転が始まると、15分ほど暖房が止まります。

室温と外気温の差が大きくなると霜取り運転が作動しやすいので、暖房の設定温度を低めにするなどして対処しましょう。

4.フィルターが汚れている

エアコンのフィルターにホコリなどの汚れがあると、空気を取り込みにくくなります。そのため、風量や暖房効率が落ちて、暖房の効きが悪くなります。エアコンの室内機のフィルターは詰まりやすいので、定期的に掃除しましょう。

また、落ち葉や虫の死骸、泥などがエアコンの室外機の吹き出し口やファンを詰まらせて、暖房の効きが悪くなることもあります。室外機本体や、室外機の周辺もキレイにしておきましょう。

5.室外機の置き場所に問題がある

室外機のファンや吹き出し口の付近に置物があると、エアコンの効率が悪くなり、暖房の効きが悪くなることがあります。鉢植えなどが室外機の吹き出し口を塞いで、空気の吸い込みが悪くなっていないかを確認してみましょう。

6.室内に冷気が入り込んでいる

壁や窓の隙間風から冷気が入り込んでいないかチェックしましょう。確認後は隙間テープを貼ったり、厚手のカーテンや断熱シートを利用したりと冷気を防ぎます。

日中はカーテンを開けて日光を取り込むことで部屋が暖まります。カーテンは日中閉めずに適度に開けましょう。

7.エアコンが部屋の広さに適していない

部屋の広さに合わないエアコンを設置していると、パワー不足で部屋を適温にするのに時間がかかるうえに、常に負荷がかかるので寿命が短くなります。

電気の消費量も増えるため、部屋の広さとエアコンの対応畳数が合っていない場合は、買い替えも検討してみましょう。

8.エアコンが壊れている

タイマーランプが点滅していないか確認しましょう。点滅はエアコンが故障しているサインかもしれません。

エアコンによってサインが異なるので、取扱説明書の内容に沿ってチェックしましょう。エアコンが故障している場合は、メーカーや近所の修理店などに相談してください。

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エアコンの暖房が効かないときの対処法

この項目では、エアコンのフィルターに汚れがある場合や室外機の置き場所が悪いときの対処法について紹介していきます。

エアコンのフィルターを掃除する

エアコンのフィルターは、1人でも簡単に掃除できます。フィルターをキレイにしておくと暖房効率が上がり、エアコンのトラブル防止や電気代の節約につながるので、1~2週間に1回を目安に掃除しましょう。フィルター掃除の手順は、以下のとおりです。

1. 掃除機、ブラシ(歯ブラシでも可)、ふきんを用意する
2. エアコンの室内機のカバーを開けて、フィルターの表面や周囲のホコリを掃除機で吸い取る
3. フィルターを外し、裏側にも掃除機をかける
4. 洗面所やお風呂などにフィルターを持っていき、シャワーで水をかける
5. ブラシを使ってフィルターの汚れをやさしくこすり落とす
6. ふきんで水気をふき取る
7. 12~24時間程度かけてしっかり乾燥させる
8. 室内機にフィルターを戻し、カバーを閉める

フィルター掃除のついでに熱交換器のホコリを取り、吹き出し口やフロントパネルを拭き掃除しておくと、カビやニオイを防ぎやすくなります。また、室内機のフィルターを掃除するタイミングで、室外機も掃除するのがおすすめです。

1. 室外機の吹き出し口やフィンに詰まった汚れをブラシで掻き出し、掃除機で吸い取る
2. 本体表面についた汚れやホコリを落とし、ふきんで拭く
3. 室外機周辺のゴミや汚れを箒などで掃いて掃除する

室外機は雨や雪に濡れることが想定されているため、掃除の際に水をかけても問題ありません。ただし、下から大量に水をかけるなどすると、故障する恐れがあるので注意しましょう。

室外機の置き場所を見直す

先述したとおり、室外機の置き場所として適切なのは、周囲に何もないことです。吹き出し口が塞がると暖房効率が下がるので、植木鉢などを置いている場合はすべて片付けてください。

霜取り運転が頻繁に起こる場合は、室外機を高い位置に設置したり、屋根型のカバーをつけて室外機に雪が当たらないようにしたりすると解消できることがあります。

業者に相談する

ここまでエアコンのフィルターや室外機の清掃方法について紹介してきましたが、高所での作業も多いので、自分で対応するのが難しい人もいるでしょう。

また、室内機、室外機ともに、内部を素人が触ると故障する恐れがあるため、徹底的にキレイにしたい場合は業者に依頼するのが賢明です。

どの業者に頼むか迷ったときには、ぜひおうちの御用聞き家工房にご相談ください。ハウスクリーニングのプロが対応するので、スピーディーにエアコンのトラブルを解決できます。

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暖房の効き目をあげるためにできること

エアコンのフィルターを掃除し、室外機を適切な場所に置いても、住宅の作りなどによっては暖房が効きにくいことがあります。もっと暖房を効かせたいと思ったら、ここで紹介する方法を試してみてください。

冷気の侵入を防ぐ

冷気は窓から侵入することが多いため、夜は厚手のカーテンをしっかり閉めて冷気を遮断しましょう。

隙間風を感じる場合は、隙間テープで隙間を塞いでください。予算に余裕がある場合は、内窓をつけるなどの断熱リフォームを行うのがおすすめです。

室内の湿度をあげる

湿度が上がると体感温度も上昇します。とくに乾燥しやすい冬の時期は、加湿器やエアコンの加湿機能を使って、湿度40~60%を保つと部屋が暖かく感じるでしょう。肌や髪、喉などの乾燥防止にも役立ちます。

室内の空気を循環させる

暖房で暖められた空気は、どうしても部屋の上のほうに溜まってしまいますサーキュレーターや扇風機などで空気を循環させ、室温を均一にすると、より暖かさを感じられるでしょう。

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まとめ

暖房が効かない原因は、エアコンの故障とは限りません。何が原因を探り、それに応じた対処を行ってください。原因がわからない、わかったものの自分では対処しきれないといった場合は、ハウス業者に相談しましょう。